いや、なんてことないんスよ…
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 5 オオサカはネタもコッテコテやでぇ

で、何を宣ったかというと

「トロッコ列車乗りたい」

何という無謀。何という傲慢。それでいてノープランというところがイトウ君がイトウ君たる所以満載です。ふざけんな。


まぁこの程度の我が儘も実は想定の範囲内。とりあえず地下鉄乗って向かってみましょう。しかし最終列車までは跡30分ちょい。果たして間に合うんでしょうか。


おや、イトウ君何か見つけたようです。


頑なに「俺がオリジナル」と言い張るミッフィー好きですが、ミッフィーの50周年記念展やってるようです。実は2週間前にボクは神戸で行っちゃったので逝く気は基本的にナシです。好きにしてくれ。


それにしても ジョージ相変わらず条件反射で爆睡。流石に呆れる。


そして途中二条駅でJR嵯峨野線に乗り換えまして一路嵐山方面へ向かいます。途中大文字焼きの残骸(?)も見つけました。


でもイトウ君は外を見る余裕もなくトロッコ列車の事務所に乗れるかどうか確認の電話を入れています。手配遅すぎだって。


「ムキーッ」どう足掻いてもちゃんとしたルートじゃ間に合わないと分かって悔しがるイトウ君。自業自得。


しかしココでめげないのがイトウクオリティ。奇策に出ました。


超途中の保津峡の駅で降りて、トロッコの保津峡で乗り換えるといいます。ここからトロッコの駅までは約1.5km、時間は後20分ほどあります。果たして間に合うのか…

続きは次週!

 

というわけにはいきませんね。結論から言うと間に合いました。途中後500mほどのところでトロッコ列車が駅に着いてしまい流石に断念かと思いましたら、ここで皆さん列車から降りて吊り橋を散策したりしてます。まるで銀河鉄道999が停車しているかの如くのゆっくりさです。


なので他の客に紛れるようにして我々も一路トロッコへ。



あ〜あ、乗れちゃったよ。イトウ君勝ち誇ったような笑顔がステキです(棒読み)。


無断乗車ですからなるだけお客さんの少ない後部座席にコソコソ乗りました。車掌に見つかりませんように…


ここでもイトウ君鉄分多めな行動を取ります。ボックスシートなんだから3人で座ればいいものを、一人でボックスシートを占拠します。ジョージ、超苦笑。


さぁ、出発進行!


列車の中はこんな感じです。オンシーズンは紅葉の時期なので、夏真っ盛りの今頃は結構空いています。


渓谷も渡ります。


もうかぶりつきかと。ここまで熱心な彼はあまり見たことありません。


「世界の車窓から」風を狙ってみましたが、あえなく中途半端。


そして駅員との交渉の末、事前予約制にも関わらず降りた後に運賃を払うというルール違反な乗り方をしました。


トロッコを引っ張る機関車はこんな感じ。
で、今回ので大体分かったんですが、駅に着くと電車が来たり、ギリギリのタイミングで事が上手くいく「イトウマジック」というのは本当は単なる準備不足によって無駄にリスクが高まってるだけの話だということです。
今回の件にしたって朝にでも、いや南禅寺でメシ喰う前にでも言えば全然余裕で間に合ったにも関わらず、ギリギリまで引っ張るもんだから、駅で走ったり、山道を走ったりする羽目になるわけで、「事前に決められた旅は好きじゃない」と彼は言いますが、そんな我が儘で走らされる同行者は溜まったもんじゃありません。まだ我々はいいとして同行者が女の子の場合どうすんの?

まぁそんなこと行っても馬耳東風です。まだ時間あるのでどうしようかと考えましたところ今度は

「ミッフィー見たい」

流石です。
ということでもう宛もない一行ですから、まぁいいかと一路四条烏丸の大丸まで向かいました。



ここでも我々のことは一瞥もせず黙々と中に向かいます。


で、彼一人チケット買って中に入ります。ジョージは興味なし、ボクはもう一度見ているので見る気ナシです。


旅の締めくくりがこんなんでいいんかね?


外に出るとすっかり夜です。でも新幹線の時間まではまだ中途半端に1時間強あります。メシを喰うには時間が足りないし、さてどうしようかと適当に鴨川まで歩いてきました。床がでてますね。いつかはあそこで遊んでやる。
で、ここでもイトウクオリティ爆発です。

「清水寺の夜景見たい」

一体1時間でどうやって行って、見て、帰ってくるのかと。もうアホかと。行けたとしても5分と見てられんのに何が楽しいのかと。流石に呆れます。流石に却下。とっとと京都駅行きましょう。


いいカメラで撮る写真はイイですなぁ。


京都タワーも巨大なエリンギに見えてきます。


やっぱ京都駅好きだわ。
さあてそろそろ駅弁でも買って新幹線乗りましょうかね。


と、ようやく新幹線に乗って帰京です。今回はホントネタが多い上に最後は振り回されてヘトヘトになりました。次回からはもう少し余裕を持ったプランニングというか自由度高めで行きましょう。

ではでは。

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頁02 幻想的な舞洲清掃工場〜鶴橋

頁03 小ネタ満載から太陽の塔(o{ o)

頁04 京都−琵琶湖疎水と湯豆腐

頁05 かなり無理したトロッコ列車

 

 

 

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