いや、なんてことないんスよ…
home blog * * *

 3 ダムにまみれて

我々が天神でのんきにお茶なんぞしている頃、イトウ君からTEL。

「次の船の時間まであと45分なんだけど、今1時間かけて島の裏側まで来た所にいるんだよね。」

 バカじゃねぇの? それじゃ間に合わないじゃん!!! 呆れつつもイトウ君が帰ってくるのを待ちます、てゆうか、それしかできないです。で、這々の体で帰還したイトウ君、完全に熱射病です。何の防護策も採らずに島へ行ったのが愚かといえば愚かなのですが、そんなことも云ってられません。まずは躰を冷やしましょう。 写真なんか撮ってる場合じゃないッス。

 そして、マクドナルドでイトウ君の治療もかねつつ今夜の晩ごはんをどうするかの会議が始まりましたが、一向に決まる気配はありゃあしません。僕の知り合いから聞いた絶品のタイ料理屋があるはずという情報にも関わらず我々の土地勘の無さから店は見つけられず、イトウ君の体調不良と相まって結局うどんになりました。やっぱり東京と違ってつゆは薄目です。うどんはこうでなくちゃね。

 で、この後何するわけでもなく、今度は僕の宿探しです。博多駅の近くのしがないビジネスホテルになりました。そして、旅の楽しみといえばホテルでのビデオ鑑賞。でもあまりにつまんなくて途中で爆睡、金が勿体なかった。

さて明日はジョージ君も合流します。ようやくちゃんとした旅になりそうです。

 

!!!  other page

頁01 準備不足は否めない

頁02 虚偽報告とラーメンと船

頁03 またもイトウ死亡

頁04 曲淵ダム

頁05 放尿そして北山ダム

頁06 次どこ逝こう

頁07 過ぎたるは尚及ばざるが如し

頁08 629の謎

頁09 失われた夜

頁10 かつての炭坑節が聞こえる

 

 

 

そして旅はようやく佳境へ→

©2004 E.S.K. Corporation contactPrivacyPolicy homebacknextpage top