いや、なんてことないんスよ…
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 2 ダムにまみれて

完全な二日酔いのまま内田邸を後にした両名は朦朧とする意識の中で、イトウ君のお父上宅へと向かった。途中、会社へ体調が悪いので休むとの電話を入れ(ウソはついてない)、各機器の充電及び自分自身への充電もかねて一休みとなった。

 ここで江口からTEL。昨日拉致られたにもかかわらず懲りないヤツだ。よほど我々の虜になってるらしい。では、そんな江口くんにとっておきの店を紹介しよう。

僕のアルカディア「名島亭」。この前の月刊食堂にもとんこつラーメンの代表として出ていた。マジで好き。胸がぎゅんとなる(言い過ぎ)。

 大学生の頃、高校時代の強敵(とも)が近くに住んでいて、そいつにつれてきてもらったのが馴れ初め。そして事ある度に足繁く通いました。就職活動で博多に行きたいがために何となく受けたはずなのに最終面接まで残ったテレビ西日本の時も来ました。その時は役員一同とBSとケーブルの将来性について延々1時間以上半分喧嘩のようなやりとりで見事不合格です。あのとき博多で勤めることになってたらどうなってたでしょうね。人生何事もタイミングです。

 で、今日の目的は済んでしまった一行、さてどうしましょ。ワンパターンにもイトウ君、島に行きたいと申しております。しかも、去年とは違う島、玄海島へ。駄々こね始めましたんで取り敢えずは船着き場まで行ってみることにしましょう。

で、これがその船「ニューげんかい」。新しい限界ってことですかね。何事にもチャレンジするイトウ君にふさわしい船名ですね。

我々の制止も聞かず、切符を買うイトウ君。決意が背中からあふれ出ています。

一人颯爽と船に乗り込むイトウ君。我々はハラハラし通しです。でも、僕らはメンドクサイんでイトウ君とは別行動にしました。

 

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頁01 準備不足は否めない

頁02 虚偽報告とラーメンと船

頁03 またもイトウ死亡

頁04 曲淵ダム

頁05 放尿そして北山ダム

頁06 次どこ逝こう

頁07 過ぎたるは尚及ばざるが如し

頁08 629の謎

頁09 失われた夜

頁10 かつての炭坑節が聞こえる

 

 

さて、この先の顛末は?→

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