ハトムギとは
ハトムギは東南アジア原産で、イネ科、キビ亜科、ジュズタマ属の一年草。
実は大粒で固い殻に被われています。
漢方や民間療法では古くから薬用として用いられてきました。
![]() 生育中のハトムギ |
![]() 収穫したハトムギ |
ハトムギの栄養価・効能
殻を取り除いた精白粒の炭水化物は他の雑穀とほぼ同じで白米より少なく、ミネラル、ビタミン、食物繊維は白米とほぼ同等、タンパク質は高タンパクで消化吸収率が高い。
利尿、滋養強壮作用があるとされ、イボ取り、鎮痛・消炎、健胃・整腸、美肌効果などがあると言われています。
また、ハトムギに含まれるコイクセラノイドという脂肪酸の一種に腫瘍抑制作用があるとされています。
ハトムギの食べ方・飲み方
●雑穀ご飯
お米に殻を取り除いた〈ひき割りハトムギ〉をお好みの量を混ぜて普通に炊けます。モチッとした食感が楽しめます。
ひき割りハトムギ
●ハトムギ茶
精白粒では失われてしまう、殻や薄皮の栄養分も摂ることが出来ます。
ハトムギ茶の入れ方
- 〈そのままハトムギ〉は収穫してそのままの状態ですので、まず軽く水洗いをします。
- 殻のままフライパンなどで深めに炒ります。焦がさないように気をつけて下さい。
- 冷めたらミルやミキサーなどで砕きます。
- 適量をお茶パックなどに入れて急須でそのまま入れるか、煮出してお飲みいただけます。
1.深めに炒ります。 |
2.砕きます。 |
3.煎じます。 |
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