《やってみよう》

◎大豆を使って◎

◎アマランサスってなに?◎

◎ハトムギを食べる。飲む◎

◎雑穀を食べよう◎

 雑穀って何?
 米、小麦以外の穀物。ヒエ、キビ、アワ、ソバなど。
 日本は米が主食というイメージが強いですが、庶民の間では数十年前まで大麦やヒエ、キビなど雑穀を炊き込んだり、ダイコン、イモなどを炊き込んだご飯が主流でした。
 白米が庶民の間で十分に食べられるようになったのは昭和の初期、そして戦後の米増産体制がとられてからです。それまでは雑穀も主食の一部でした。
キビの穂
キビの穂
アワの穂
アワの穂

タカキビの穂
 雑穀の栄養価
 穀物は植物の卵。植物の生長に必要な栄養がぎっしり詰まっています。
 お米や小麦の場合は精白段階で大部分がヌカとして失われてしまいますが、雑穀にはそのまま残っています。
 雑穀には食物繊維が豊富で、コレステロールを下げたり、糖の吸収を阻止したりします。他にもビタミン、ミネラル、タンパク質なども豊富に含まれています。
 
 モチキビ・モチアワ・タカキビ・ヒエの食べ方
脱穀、精白時にでた殻やゴミが残っていますので、よく水洗いしてから調理して下さい。
 タカキビは一晩程度水に浸けてください。
モチアワ= 粒が小さい。クセが少なく、炊くととろみが出る。
モチキビ モチアワより粒が大きめ。昔のトウモロコシのような風味。
タカキビ 大粒で弾力があって食べごたえがある。ごはんと一緒に炊くと赤飯のような色になり、栗ごはんのようなちょっと渋めの味になります。
ヒエ= うるち種。やや小粒。淡泊でクセがない。
●ご飯と炊く
 白米と混ぜて炊くと精米時に失われる栄養分が補完できます。また粘りのあるモチ種ですので、玄米や麦飯、古米などに混ぜて炊いても美味しくいただけます。
 炊き方はお米にお好みの量の雑穀を混ぜて炊くだけです。初めは少ない量で試してみて下さい。

モチアワ。よく洗ってから調理してね。

雑穀ご飯。栄養豊富で色もきれい。

タカキビごはんは赤く色付く
●雑穀だけで炊く
 雑穀というと「貧しい食事」といったイメージがありますが、とんでもない!!料理の仕方によっては意外にパンや洋食にも合うのです。
 モチ種の雑穀はご飯に炊き込む以外にも餅や団子にしたり、柔らかく炊きあげて和え物やドレッシグ代わりにと、いろいろな使い方ができます。
1

水加減は雑穀の1.5〜3倍ほど、料理によって加減を。
2

底が焦げ付かないようにしゃもじでかき回しながら、ぐつぐつと強火で煮ます。
3

水分が飛び、粘りがでて鍋の底が見えるくらいまで。
4

次にフタをして、とろ火で15分。さらに火を止めて10分蒸らします。
5

3倍の水で炊いたもの。
この粘り!いろいろな料理に使えますよ。
6

ピザトースト風、これいけます。朝食がパンでも栄養バッチリ。

参考にした出版物
   雑穀つぶつぶクッキング   大谷ゆみこ 著   創森社
   健康食雑穀             農文協 編   農文協

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