2月17日 東京→京都→大阪 京都の味を堪能
2月18日 大阪→有馬→元町→大阪 有馬温泉を散歩
2月19日 大阪→加茂→奈良→伏見→大阪 伏見の酒を堪能
2月20日 大阪→京都→東京 京都の老舗巡り

今日は温泉の西の横綱 有馬温泉へ行くことに決めました。できれば神戸へも行きたいと思いました。
関西方面へ来るたびに有馬へ行きたいと所望していましたが、ようやく願いが叶いました。

ホテルを出て、まずは朝食を食べることころを探します。大阪人も朝食は喫茶店で食べる習慣があるとのか思っていましたが勘違いでした。
地下には喫茶店が多くあるようですが、地上は少ないようです。ラーメン「金龍」が開店していたので目は食べたいのですが朝からはちと重い。

自家焙煎の言葉に誘われ「なかおか珈琲で」食べることにしました。
ゆで卵・レーズントースト・アロエヨーグルト・珈琲おかわり自由で600円。朝食にしては決して安くありません。おかわりできなかったのが残念。
なかおか珈琲
有馬温泉へはルートがいくつかありますが、これでも乗り換えが少なそうなものを選択。商業都市や住宅地から比較的近い立地というに気付きました。

9時39分JR難波駅発 関西本線 → 9時41分今宮駅着
9時56分今宮駅発 関西本線 → 10時06分JR大阪駅着
10時26分大阪駅発 福地山線 → 10時49分宝塚駅着
11時10分宝塚駅発 阪急バス → 11時50分宝塚着

バスに乗ると橋を渡り、山道に入っていきます。座った側が景色の悪い方向で、少し損した気分。
福知山線丹波路快速 宝塚駅 阪急バス
福知山線丹波路快速 宝塚駅    阪急バス
まずは観光協会へ行って地図をもらいます。坂を登っていくと「金の湯」に到着します。2002年に改築したらしく現代風でイメージと違います。
すぐそばには足湯があり、浸かりながらおにぎりを食べていたり会話をしている方がいます。玄関を開けたら混んでいたので後で入浴することにしました。

看板下にある「太閤の飲泉場」の湯を飲んだら冷たいので拍子抜け。
銀線から引いているからのようです。味は硫黄を思い出す強い味。思わず「ふが〜」となってしまいました。喉を潤したところ(?)で温泉街を散歩します。
金の湯太閤の飲泉場
金の湯」を右側に行きねがい坂を上り、「銀の湯」横に入り大きい井戸のような「極楽泉源」を見学。途中で80歳くらいのおばあさんが地図を見ている私に声をかけてきました。迷っているのかと思い声をかけたそうです。気軽に声をかけられる姿勢とその好意が嬉しくなりました。

次は「炭酸泉源」へ向かいます。泉源の上には立派な屋根があり、臼のような井戸から緩やかに湧いてます。ぱっと見は炭酸ぽくは感じませんでした。右側には小さな公園があり、観光客がくつろいでいます。

歩いていて「妬泉源」をみつけました。住宅街の中にあり、住人はもしかして自宅のお風呂に温泉を引いているのかなぁなどと考えてしまいました。有馬筆に興味があったのですが、お休みで残念。

なぜか足が「天神泉源」へ向かいます。神社の鳥居をくぐって目に入ってきたものを見て驚きました。
こういったタイプの泉源は初めてです。釜の円形に沿っていくつも蓋がついていて、それが水切りの中に麺を入れたままゆでる釜を想像しました。

どの泉源も個性があり、楽しめます。全部見たかと思ったらまだまだ有馬の泉源はあるようです。
銀の湯極楽泉源 炭酸泉源 炭酸泉源
銀の湯/極楽泉源   炭酸泉源 炭酸泉源
妬泉源 天神社 天神泉源
妬泉源 天神社 天神泉源
泉源を巡ることによりいつの間にか主要部分は回ってしまったようです。
昔ながらの景観を残しているところもあり風情があります。ですが、この細い道に車が通るのはいただけません。

名物の「炭酸せんべい」の店がたくさんあったのに、食べ損なってしまいました。

昼食は途中でみつけた店で食べようと思いましたが、まだお腹が空きません。「銀の湯」に入ってから行くことにしました。

銀の湯」は2001年に改築したのでまだ新しく、中は混んでいました。
かけ流しには見えなかったのですが、循環かな?日帰り温泉では浸かるだけで鄙びたムードを好むタイプなので、近代化が進んで至れり尽くせりの施設は便利ですが情緒に欠けます。かえって昔からの風呂の主がいて、よそ者を見てマナー違反すると叱るような所が好きです。
街並み
温泉情緒に浸る間もなく早々に入浴を切り上げ、お昼を食べに先程の店へ向かいます。離れたところから鰻を焼いている香りがして食欲をそそります。こちらは「ホテル 花小宿」に併設する「旬重」という店です。

汗が吹き出てくるので頭の中は「風呂上りのビールと鰻」で一杯です。
ところが、先程まで出ていたメニューが中に入ってます。さすがに焦り、店に入って行って「一人ですがなんとかお願いします」と泣きつきます。
一人ならOKということで通されました。

献立は牛・鶏・魚・鰻の4種。「献上鰻蒲焼膳」3500円とビールを注文。宮内庁御用達の鰻ですよ〜♪。ここで想像するのは立派な鰻が乗った鰻重又は鰻定食。ここではうれしい程見事に期待が外れるのです。

全てに手抜きが無い8種くらいのった前菜の盛り合わせ、牛のたたき、カニしんじょう、カブのカニあんかけ、味噌汁、鰻、若鰊焼、お新香三種。
順に出てくるのでこんなに種類があるとは思わない上、全てが美味しく、器も楽しめ完璧。一人で楽しむのは申し訳ないくらいでした。

御飯はカマド炊きでしっかりしてます。鰻は炭火焼でカリッとした歯ごたえを残しながらもタレの薄衣をまとっている感じで絶妙。東京の鰻店と比較するとこれで3500円は絶対お得です。

お腹も喜び「金の湯」へ向かいます。後で知ったのですが「金の湯」と
銀の湯」2館共通券を買うと別々より350円もお得です。こちらの湯は赤いのですが、他の赤い湯と比較すると赤い粒が大きい。湯はかけ流しで気持ちが良いです。「金の湯」の方が混んでいるのがうなずけました。
ホテル花小宿
ホテル花小宿
料膳旬重
料膳旬重
料膳旬重看板
看板
まだ時間があるので、元町の中華街へ向かうことにしました。

15時40分有馬温泉発 阪急バス → 16時19分JR芦屋駅着
16時35分芦屋駅発 東海道本線 → 16時49分元町駅着

気付いたら17時近くでのんびりしていられません。多少気分が焦りながらも手持ちの地図を見ながら中華街へ向かうことにしました。

細い路地を抜け中華街の入り口に到着。1本の道路をメインにこじんまりと中華街があります。思ったより道路幅が狭く店頭で自慢の品を並べて売っている店が多く、横浜の雰囲気とは異なります。
中華街入り口
お茶の専門店に興味があったので探します。みつけるや店内に入りますが1種で金額の幅が10くらいあってよくわかりません。店員に「手摘みで手揉みのものはありますか」と聞いたら怪訝な顔されたので強制脱出。

メインストリート中ほどに人が並んでいる店があります。ガイドブックにも載っていて母も知っていた「老祥記」です。これは並ぶしかありません。
1個80円を5個買い、他のお客の真似をして南京町広場で食べます。
皮に汁がしみ込んでややもっちりしています。具は醤油味がしっかりしていて飽きそうもありません。

店の前では「昔から店を知っている人」が「ここの味は昔はよかったけど代が変わったら味が落ちた。美味しい店があるから紹介する。」という人がいました。さすが商売人の街。
老祥記
豚まん
そろそろ駅へ戻ろうと今度は違う道「元町商店街」を歩きます。そこであの「にしむら珈琲」をみつけてしまいました。クッシィが神戸へ行くとお土産に豆を買ってきてもらうのですが、いつか行きたいと思っていました。
帰路を急ぎながらもこれは入るしかありません。

お約束のブレンド珈琲450円を注文。椅子がゆったりしていてくつろげます。携帯電話をしに途中で離席したお客を見るや店員がすかさず珈琲が冷めないよう蓋をしたのには驚きました。

ケーキを食べたいのですが豚まんをたべたばかりです。心を鬼にして我慢します。電車の確認をします。
にしむら珈琲
にしむら珈琲」の撮影をし駅へ向かいます。と、途中でガイドブックに掲載されていたチーズケーキの店「観音屋」を発見してしまいます。
もしかして持ち帰りできるかもと淡い期待を持って店内に入ります。

地下へ行く階段を下りていくと正面に冷蔵庫があります。気分はお腹一杯なので恥ずかしながらも1個だけ注文して帰ります。丸いスポンジの上にシート状になったチーズがのった今までにないタイプです。ホテルで食べようと思ったら温めてチーズを溶かして食べるそうで家に帰ってからのお楽しみになりました。

18時08分元町駅発 東海道本線 → 18時38分大阪駅着
18時50分大阪駅発 関西本線 → 19時06分今宮駅着
19時12分今宮駅発 関西本線 → 19時14分JR難波駅着
観音屋
ホテルへ戻り荷物を置き、きのう目をつけておいた店へ向かいます。その前にデパートの食品街に寄って明日の朝食用におにぎりを買います。

ここで見つけたのが明宝村のトマトケチャップ。大改装前の当ホームページに産地直送品として載せていたのですが、改装後は画像が無いので削除してしまいました。これが復活できると思って即買い。取り寄せしか考えられなったので、まさかこんな所で出会うとは思いませんでした。

今夜の食事は昨日みつけた「くわ焼 たこ坊」ですがみつかりません。同じようなところを回りようやくみつけます。サラリーマンがちょっと飲んで帰るような雰囲気でカウンターを囲みいい感じです。素朴な疑問でくわ焼って何?と思いましたが入ったらわかりました。

串に刺した具を鉄板で焼き、上からバレンのようなもので押しています。まずはビールと牡蠣を注文し、周りがみんな頼んでいる穴子などを多々注文し一人2700円くらい。昨日の店は高かったのでもっと探せばよかったと思いました。こちらは安心して行ける店です。

今日は食べ過ぎた〜
くわ焼 たこ坊
2月17日 東京→京都→大阪 京都の味を堪能
2月18日 大阪→有馬→元町→大阪 有馬温泉を散歩
2月19日 大阪→加茂→奈良→伏見→大阪 伏見の酒を堪能
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