TOPページ < 水槽撮影のあれこれ >  

 
はじめに
デジタルカメラを選ぶ
撮影前の環境準備
撮影前のカメラ設定
 
撮影機材の紹介
撮 っ て み よ う !
 水槽の前でカメラの設定を実際に確認
 

水槽の前に陣取ったら、大体この辺で撮るだろう…という位置にある石かなにかに軽くピントを合わせてシャッターを半押ししてシャッタースピード絞り値を確認します(ピント合わせはマニュアルモード)。撮影モードは絞り優先モードがよいです。

シャッタースピードが 1/100以下だったら ⇒ ISO感度を上げる
絞り値がレンズで決まる最低値だったら ⇒ ISO感度を上げる
という対応になります。

只、ISO感度を上げ過ぎるとザラザラとした画像になってしまいますので、自分のカメラでの許容値を確認しておく必要があります。

後は絞り値をシャッタースピードが遅くならないように被写体毎に調節するわけですが、これは実際に撮る位置や魚の反射具合などで変わってくるので一定ではありません。

因みに私の現状では、ISO感度は 200/400/800/1600、絞りは f3.2~f6.3、シャッタースピードは 1/125~1/1000という状況です。


 ピントを合わせは置きピンで
 

ピント合わせは、大体この辺で撮るだろうと予測した場所にピントを予め合わせておく「置きピン」といわれる方法です。

「置きピン」はレンズと被写体の距離を固定した状態です。なのでピント合わせは身体上部を前後に動かすことによって行います。手前に来たら下がる、奥に行ったら前に出る、ということになります。

動きの鈍い魚に対してはフォーカスリングを回してピントを合わせることも可能ですが、種類は少ないでしょう。

どのくらいの大きさ(=距離)で撮影するか?は魚の大きさで変わるでしょうが、目、口、ヒレ、鱗などの形状がファインダーで見たときにしっかり確認できれば大丈夫でしょう。大きさは下画像を参考。フレームにピッタリの構図で撮れることは先ず無いと考えて下さい。

(1) (2) (3)

(1) このページの上部に使っている画像の元画像です。ファインダーで見たときの大きさです。意外と小さいです。(元画像のサイズは 6016×4000)
(2) 見栄え良く切り出して 800×600にリサイズしたもの。普段はこの画像でホームページに載せています。
(3) 等倍(100%)から 800×600で切り出したもの。元画像を見ると小さく感じますが、等倍表示だとモニターからはみ出してしまう大きさです。同定などで魚の細部を確認するときに使います。

近づけばもっと大きく撮ることもできるのですが、大きく撮ろうとすればするほどファインダーから外れる状態が頻繁になり、魚の動きに追従することが困難になりますし、ピント合わせも厳しくなります。適度な距離をとって下さい。

上の画像はセパレーターを用いて撮影。マクロレンズ100mmを使用。絞り:f5.0、シャッタースピード:1/320、ISO感度:800。魚の大きさ:全長4.0cm。

別のショットを3枚。

(4) (5) (6)

(4)と(5)は使えますが(6)は一見ピントが合っているように見えるのですが、目にピントが合っていないのでボツです。

 魚をとらえるタイミング
 

魚の種類によって動きは色々ですが、ちょっと動きが一瞬止まるタイミングを見つけることです。

石の陰から出てきて止まる、石の右側に来たら止まる、上に泳いだ後に止まる、方向を変える時に止まる、あの石をよくつつく… 等々、観察していると何となく分かってきます。

そのちょっと動きが止まる一瞬のタイミングの場を狙ってカメラを構えて待ちます。


 シャッターを切るタイミング
 

基本的には「目がきれいに見えた瞬間に」シャッターを切る。

目がきれいに見えるのはファインダーの中心部分とは限りません。細長い魚なんて目のある位置は左側か右側になりますからね、全体を収めつつ「目がきれいに見えた瞬間に」シャッターを切ることです。

基本的には「目」ですが、魚の形状も様々です。ピントの合わせにくい魚もいます。目、顔、鱗、ヒレ、等々の部分でピントの合わせ易い場所を探すこともあります。

そうはいってもピントを合わせるのは容易ではありません。上の画像の魚(セダカスズメダイ:全長4cm)を撮影した時は、1時間で300枚ほど撮ってもピントが合って使える画像は13枚しかありませんでしたから… 、まぁ100枚撮って、使えるのは1~2枚という心構えでよいでしょう。