磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 ハ行 ヒメテングハギ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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ヒメテングハギ 〔 ヒメテングハギ 〕ニザダイ科
 見られた時期:8月~10月

当磯で見かけるのは稀。タイドプールでニセカンランハギと一緒に岩の切れ目に逃げ込んだところを「追い出しき」で追い出して採集。逃げ足は速い。

テングハギ属の中で天狗のように角がでるタイプで、成長を楽しみにしていましたが白点病で失命、残念です。

人工餌にも慣れるのが早く、とても活発!

本や資料等による日本近海での分布
相模湾以南
撮影個体:3.5cm(成魚:60cm)
 学名:Naso annulatus ⦿ 写真クリックで大きい画像
ヒメテングハギ 左の個体は、水深が 30cm 程度のタイドプールでの採集。その場所では保護色に近い感じがあり、ちょっと目を離せば「ありぇれ・・・どこ?」という具合になってしまいます。

テングハギ属の小さい個体は各魚種の写真も少なく、また特徴が出ていないため判別が難しいです。飼育期間を延長して経過を観察する方法が確実。

やや臆病な面があり、岩陰にサッと隠れてしまう期間も少しあるが、食欲は旺盛であり人工餌に慣れるのは早い。
撮影個体:4.5cm(成魚:60cm)
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ヒメテングハギ 上の個体から1ヵ月後の画像。

薄白と薄茶のまだら模様は緊張している時に出てくる。

撮影個体:6.5cm(成魚:60cm)
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2枚目と3枚目の画像は「テングハギ」として掲載していましたが、魚類写真資料データベースにて「ヒメテングハギ」に分類されていたのを確認しました。(2020年10月)