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デジタルカメラのノイズ測定・その四


「デジタルカメラのノイズ測定」では、 1フレームで減算したため精度にやや問題がある。 目安としてはこれでも良いのだが、高感度側で誤差が大きくなっているので、もう少し精度を上げたい。 また固定パターンノイズも測りたかったので、改めて測定してみることにした。

【方法】

ISO100〜6400までの間、1EV毎にダークフレームを101ショット撮影する。 そのうち100フレームをスタックしてダーク減算を行う。 スタックした画像のσを測定することにより、演算誤差1/10以下の精度で固定パターンノイズを把握することができる。 更にその画像を使って減算することで、より正確な読み出し回路ノイズがわかる。

【結果】

[表1]
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[表2]
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【まとめ】

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初出:2019-07-24
(C) YamD