釜石鉱山
青森から更に南下して、岩手県釜石へ。
釜石といえば、最近来たばっかりなんだけどね…。
この間裕里と来たときには知らなかった事があってね、もう一度来たかったんだ。
釜石といえば、鉄鋼の町。平成5年と、つい最近までとても良質な鉄鉱石が取れた。
近年、鉄鉱石の採掘中に見つかったあるものを売り出し、隠れたヒット商品となっている。その名も『仙人秘水』。…つまり、水ですな。
鉄鉱石を採掘していた際に湧き出た水で、始めはそこで働いていた人たちが飲んでいて「二日酔いが早く治る」だとか「飲んだら身体の調子がいい」とか言い始めたことから、製品化されるに至ったというめずらしい水。
釜石鉱山の釜石側入口(入口がいくつかある)から約3kmほどのところが水源。…水源の深さは、なんと地底600mになる。
大峰山直下の北上古生層から湧き出た水を岩盤の裂け目から直接採水し、その場でボトリング。
…加熱殺菌処理していない、いわゆる生水を売っているのが特徴。生水なのに、結構日持ちするのが不思議なんだよね。
釜石鉱山(株)の事務所を拝見させてもらった(無料)。そこには鉱山の歴史を展示しており、帰りには記念品までくれた。記念品は、鉄鉱石(掘り出したままで精製していないのに磁石がくっつく)と仙人秘水を1000ml!
そして、釜石の観光協会で予約すれば、坑道内や水源を見学させてくれるらしいって事を知った。8月中は毎週日曜日、それ以外の7〜9月は第4日曜日に見学会をしているそうな。冬季はお休み。
うぉぉぉ〜っ!行きたいぃぃ!
坑道内は結構広くて、音が反響するのを利用してコンサートが行われたり、ギャラリーが開催されたりもするらしい。そういうときは色とりどりのライトを使って目にも楽しく彩られるそうだ。
…ちなみに、感動してもらってきた仙人秘水だが、賞味期限が切れていた。ま、もちろん飲んだけどね。