狐の嫁入り
…古い?言わない?「狐の嫁入り」って。
おばあちゃんからよく聞いたんだ。晴れているのに、雨が降っている時のことをそう言うんだって。
童話にもあるんだよ。
お腹いっぱいになって、宇都宮を後にする。
東北道に乗ったときから、雲行きは怪しさを帯び始め、1時間も走った頃だろうか。とうとう猛烈な勢いで雪が降り始めた。
ここは猛烈に吹雪いているというのに、目指す東京方面の空はうすピンクに染まっているのが見える。
なんか、不思議な気分。
フロントガラスを猛烈な勢いで叩く雪が、向こうからの柔らかな日差しを受けて、時折舞い散る花びらのように見える。
春ももうすぐなんかねぇ…?
これからが本格的な旅行シーズンの到来(3月になったら、渓流釣りが解禁になる。そうすると、ノブと旅行に出る機会は自然と多くなるのさっ)。
早くも次の旅行に思いを馳せつつ、巨大な声で移動カラオケボックスと化した車を東京へ走らせるかづよであった。
毎度、ご愛読感謝!感激!雨あられ!
ではでは、またね!