今日の出費:1997.12/17
(1ウォン=約1/8円で計算)
地下鉄 550 方位磁石 10000
昼食:水餃子+牛煮込スープ 11000
湖厳アートセンター入場料 3000
のど薬 3000 空港使用料 9000
ミネラルウォーター 700
合計 36700 円換算 4590円

 
1997.12/17(水)くもり
*ソウル〜
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 朝10時起床。しばらく部屋でダラダラしてから、ホテル近くのソウル市立美術館に出掛ける。現代美術の公募展と思われるものの展示をやっていたが、展覧会場が豪華な割に、作品は貧弱。欧米の影響云々を問うレベルではなかった。その後、観光情報センターに行き、豊富なパンフレットや情報誌の類に目を通す。湖厳アートセンターでコンテンポラリーアート展をやっている由、昼食後に行ってみることにする。

 昼食は明洞の明家で、牛煮込みスープ(ご飯入り)と水餃子を注文。2品は欲張り過ぎだったようでちょっと残してしまったが、お店の人が片言の日本語でサービスだからと言って、センソウゼリーのゼリー抜きみたいなジュースを出してくれたのが嬉しかった。昨日、街をうろついたのが夜だったせいか、昼間の繁華街にはさほどの卑猥な雰囲気も感じられず、同じ風景を少し物足りなく思う。湖厳アートセンターへ行く道すがら、のど薬や方位磁石を買う。ソウルなのに、思わず観光気分で方位磁石を値切ってしまった。

 湖厳アートセンターは、建物がふつうのオフィスみたいなところで、客はほとんど見あたらず、ゆったりと観賞することができた。作品はゴーキー、デ・クーニングから始まり、ミニマルを経て、ポルケ、リヒター、そしてジェニー・ホルツァーから宮島達男までとオーソドックスな現代美術の紹介に徹していた。カール・アンドレの「Steel-Magnesium Plain」に初めてお目にかかれたのは幸運だった。トータルでは、リヒターとポルケの作品が、サイズのせいもあってか、目を惹いたように思う。

 いったんチェックアウトをしにホテルに戻ってから、重たい荷物を背負って、再度、街へ。小一時間ばかり画廊回りをした後、さきほど混雑していて触ることのできなかった観光情報センターのインターネット・サービスを利用する。自分のページを開いてみると、案の定、文字化けしていた。それとTABLEのWIDTHが反応していない。自分のリンク・ページを辿って、H氏のページに行き、彼のページのFORMで彼にメールを送る。
 その後は、地下鉄で空港へ向かい、なんだかんだとやっているうちに搭乗時間を迎え、機上の人となっていた。隣の席がたまたま日本人の自由旅行者(A氏)だったので、デリーの空港に着いてからのトラブルなどについていろいろ話し、市内まで行動を共にしようということになった。

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