今日の出費:1997.12/26
(1ルピー=約3.6円で計算)
朝食:焼ソバ+バーガー+チャイ 40
力車×2 20 バナナ+蜜柑 20
コーヒー 3 チャイ 2
夕食:エッグ・カレー(車内食) 20
合計 105 円換算 380円


 
1997.12/26(金)曇り
*ジャンスィ〜ナンプール付近(車中)

 朝9:00起床。丸2日かけて一気に南下する列車移動を控えているため、ぬるま湯で頭と顔だけは洗ってからホテルを出る。2kmくらいならと思って駅まで歩いたのだが、リュックの重さは背中に相当堪えたようで、駅到着後、食事のために逆戻りする形で力車に連れて行かれたレストランで、鞄の紐を解こうと力を入れたときに、背中に陣痛が走り、以後その痛みが現在まで続いている。ちなみにそのレストランは、昨夜最初に連れて行かれて満室だったホテルのレストランで、食事はとても美味しく、宿代は半分もしなかった。駅に戻る前に、力車に果物売場に連れていってもらい、バナナとみかんをたらふく買い込んでから、12:40発エルナクラム・ジャンクション行きの長距離列車に発車ギリギリで飛び乗る(またしてもホームで彷徨った)。サトナ行寝台車の乗り心地の悪さのこともあるので、最初A/C車両に切符を交換してもらおうかとも思ったのだが、視野の明るい昼に乗り込んだせいか、それほど居心地も悪く感じないので、そのまま2等寝台で済ませることにした。これまでほとんど持てなかった読書の時間にようやく恵まれ、谷崎の「猫と庄造と二人の女」を一気に読破。続いて蓮實重彦の「反=日本語論」をしばらく読みつつ、辞書替わりに持ってきた英会話ブックで、会話の練習をする。昼食はバナナで済まし、夕食は僕の下のベッドで寝るインド人中年男性と同じエッグ・カレーを注文。いわゆる車内食ってやつを食べた。列車は9時に消灯らしい。あと10分ほどたつと寝るしかなくなるのだろう。徐々に南に近づき、だんだん暖かくなってきた。背中の痛みを和らげてくれるとよいのだが‥‥。