今日の出費:1997.12/21
(1ルピー=約3.6円で計算)
オート力車 10 洗濯代 4
朝・昼食:カレー+チャイ 43
ファテープル・スィークリー 5
オート力車 15 関所 1
夕食:チャーハン+チャイ 43
Taj Mahal 40 チップ 110
合計 303 円換算 1090円



 
1997.12/21(日)快晴のち曇り
*ジャイプル〜アーグラー
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 ツアー最終日。最悪の目覚めのまま、ジャイプル市内の風の宮殿を見て、車はアーグラーへと向かう。途中、ヒンドゥーとイスラームの文化的融合をめざして作られたというファテーブル・スィークリーという城跡に寄るが、融合というよりは単に中途半端でしかないように見えた。

 夕方3:50頃、アーグラー市内到着。タージ・マハルの入場料が4時過ぎるとRs15からRs125に跳ね上がってしまうということで、Jasvantも大慌て。ところが、とある店の前で突如車を止めたかと思うと、Neerajという青年が爽やかな笑顔を振りまきながら、車に乗り込んできた。「こんにちは。アーグラーへようこそ!」とハッキリとした日本語で彼は話し出す。Jasvantの友人で、タージ・マハルの日本語ガイドをしてくれるとのこと。アーグラー大学で日本語と日本文化を学んでいるというだけあって、Neerajの日本語はたいへん分かりやすい。ただ、わかりやすく、妙に丁寧であるだけに、ときおり混ざるへんに乱暴な言葉がおかしくてしょうがなかった。例えば、マジメな顔して「この大理石の部分には金を貼って、そのあとダイアモンドで攻め込みます!」と言い出したり‥‥。それ以外でも、ともかく彼の非常にマジメな性格というか、本当に本当のことしか言わない好青年振り(僕らを連れていった土産物屋からはマージンをもらってるのか?と訊ねると、素直に明るく「ハイッ!」と答える)が、僕ら(特に僕とK氏)にはメチャクチャ受けた。また彼らが連れていってくれた土産物屋の売り手もなかなかのキャラ揃いで、普段なら面白くもない土産物屋巡りも大いに楽しむことができた。

 タージ・マハルはとにかく観光客だらけ。僕以外の2人は敷地内でなんと立小便を!それが祟ったのか、アーグラー城は韓国の要人が来ているために入場することができず。
 バナーラス行きの列車が来るまでの時間を、楽士実演のちょっとリッチなレストランで、相席したイギリス人老夫婦とともに過ごす。夜10時過ぎ、アーグラー駅前でJasvantと別れの挨拶。


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