今日の出費:1997.12/20
(1ルピー=約3.6円で計算)
象タクシー 75 アンベール城 4
昼食:チャーハン+ペプシ 43
絵はがき 20 CITY PALACE 70
夕食:パン+スナック菓子類 43
電話 40 賭ポーカー 100
合計 382 円換算 1375円

 
1997.12/20(土)快晴
*ジャイプル
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 ムスリムの抗争は夜間だけの話らしい。まるで何事もなかったかのように観光は朝の10時からスタートした。

 最初に行った山城アンベール城では、駐車場から城門までの道を象の背にゆられて登る。話に聞いていたほど高くて怖いという感じでもなく、ゆったりとした揺れが心地よかった。ただし、象の周囲を土産物売りがうるさく付きまとい、それが非常に目障り。城中では、豆屋の爺さんにピーナツやるから写真を撮って送ってくれと言われ、応ずる。

 昼食後、マハーラージャが今も暮らす宮殿、シティパレスへ行く。そこで知り合ったインド人の若者たち(そのうちの一人は、宮殿の住人だった)にツアーで観光地と土産物屋に連れ回されるよりも、インド人のリアル・ライフを見るべきだと言われ、彼らのうちの一人の家を訪問することになる。ただし、そのためにドライバーのJasvant始めツーリスト・オフィスの人たちには迷惑をかけてしまった。(特にJasvantは最初、反対したけど、途中から僕らの希望を叶えるべく努力してくれた)。
 ところが、いざ彼らの家を訪ねてみると、彼らが学生ということもあってか、単に厚手の敷布が敷いてあるだけの簡素な部屋に通されるのみで、食事もスナック菓子とパンを取り分ける程度。食事の後は、ただひたすらインド版賭ポーカーをするばかりで、これでは日本で貧乏学生のアパートを訪ねたのと何も変わりはしない。何がインド人のリアル・ライフだ! ましてや、ポーカーがつまらないので別の部屋で早々に寝始めた僕が朝方目覚めると、背後に人の気配を感じ、何かと思って振り返ると、「Play Sex?」と彼らの一人に超マジな顔して聞かれる始末。僕はただ「No」とのみ繰り返し、他の2人の日本人が寝ている部屋へ行って、そろそろホテルに戻ろうと彼らを起こしてまわった。


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