今日の出費:1998.1/8
(1ルピー=約3.6円で計算)
ホテル:Vasant Continental 0 ($200)
ホテル:THE SURYA 0 ($240)
合計 0 円換算 0円


 
1998.1/8(水)曇り(霧空)
*デリー
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 濃霧のために飛行機の着陸が遅れ、結果、19時間遅れの20:30発のフライトということになる。帰りの韓国が、完全に丸一日分が潰れてしまった。至極、残念。
 とにもかくにも無駄に疲れる一日だった。常時、アナウンスを気にしていなければならないので、読書もロクに身に入らない。加えてアシアナ航空のハプニング時の応対があまりに杜撰。ちゃんとした説明はしてくれないし、無意味に乗客をあちこち引っ張り回すしで、他の乗客も最初は怒っていたが、疲労がピークに達するとみんな捕虜にでもなったかのように押し黙っていた。

 アシアナ航空の体たらくぶりは以下の通りだ。まずは空港でロクな説明もなしに3時間ばかり乗客を放ったらかしにする(1時〜4時)。ようやくスチュワーデスがお迎えにきた(飛行機会社の中で一番遅かった)と思ったら、乗客に無意味に空港内をほっ付き回させる(4時〜5時)。やっと睡眠をとるためにホテルへ連れていってもらえたかと思ったら、2時間後にはチェックアウトといわれ、ロクタマ眠れやしない(5時〜7時)。ホテル内でビュッフェの朝食(7時〜8時)。その後、バスに乗らされ、市内観光(これにはインド人乗客が怒り狂っていた,8時〜15時)。誰もが空腹を通り越した頃にようやくホテルで昼食(またしても、ビュッフェ,3時〜)。そしてそのホテルで出発までの時間を潰す。と、以上乗客のことなどまるで考えてないのでは?というスケジュールで、僕らは振り回されたのであった。

 そんな中、僕は辛うじてその苦境から逃れるために、目敏く乗客の中から皮コートをうまく着こなす美貌のインド人女性を見つけ出し、然り気ない尾行と観察を続ける。そして会話を交わすチャンスにまで恵まれたのだが、如何んせん、彼女にはダディが付いていたので、事務的な会話に終わった。もっとも僕の場合、英語だとそもそも紋切り型に留まるか、いきなりアイ・ラービューに飛躍するしかないわけだけど(笑)
 それと、ホテルの食事で、本来なら昨夜Gupta家の食卓で出るはずのバターマサラが食べられたことがせめてもの救いだった。これでインドもホントのサヨナラ! 明朝6:30ソウル着予定。


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