August 13, 2004

コーヒーやけど訴訟

米マクドナルド コーヒーやけど訴訟の真相(くまぶろぐ様)

自分の専攻とは違うものの勉強になった。
ディスカバリで落しどころが見つからないとこういうことになりますよ、ということであろうか。
(ディスカバリとは、公判(裁判)前における開示手続き。米国ではあまりに訴訟が多すぎ裁判所がパンクしそうになっていた時期があった。そこでなるべく裁判になる以前に和解になりやすいようし、和解の数を相対的に増やす必要があった。そのための制度として、相手方の訴訟内容に関する資料を裁判所を通じ請求できるシステムになった。・・・ただし、裁判で負けたサイドはディスカバリが原因で訴訟に関する費用が増えたり(米国は敗訴者負担)、裁判所がかなり広範に請求を認めるため機密(社外秘)情報なども知ることが可能となってしまったり・・・、など弊害が生じている。)
(上記内容は一度書き直しました)

日本も陪審制もとい裁判員制度を始めるが、裁判官を拘束とまでではないし(裁判員が優位というわけではない)、重大な刑事事件だけであるので話は違うけど。

この事案は、伝聞だと和解して大分落ち着いた値段になったらしいけど、Lexis(米国の法令・判例データベース)でもそこまででませんからな。
明確にされるとややこしいのは世の常か。

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