昨夜の気温は零下15度まで冷え込んだそうです。テントの中は銀マットが敷いてありました。キャンプですから寝袋に寝ました。日本酒を飲んですっかり記憶が飛んでいて、いつ寝たのかわかりません。が、夜中に小さいテントで寝ていたところを大きなテントに移動したのと、寒さで夜中に車に非難したのを覚えてます。
きょうも風もなくていい天気です。
テントの脇には綺麗な流氷の景色が広がっていました。雪は六角形の綺麗な結晶のまま積もってます。
流氷の姿は次々と変わっていきます。キュ〜キュ〜とイルカの鳴声みたいに流氷は鳴いていました。
きょうは楽しみにしていた「流氷ウオーク」が午前中にあります。
普通の服の上にドライスーツを着ているから、モコモコしてます。このドライスーツというやつ、着るのが大変でした。背中の横開きチャックを開けて、ズボンをはく様に脚から入れます。靴も一体化しています。腕は手首までスーツがあり、手袋はあとからします。頭もスッポリ通すと首までスーツに隠れます。首がきつくて苦しかったり、手袋が濡れていて、最初はちょっと気持ち悪かったけど、すぐに慣れました。
しれとこ自然村の金内氏のガイドで流氷の上を最初は恐々歩いて行きました。それじゃあ、そろそろ流氷に浸かってみましょうか。流氷を割って流氷に浸かっちゃいました。足はつかない深さでも、ドライスーツの浮力でプカプカ浮いてます。直立するのは難しく、ラッコのように仰向けに浮かぶ、これが意外と気持ちいいんです♪
ここは見た感じシャーベット状ですが、このあとポッカリ開いた海面にも浸かってみました。
流氷は、遥かかなたアムール川の氷が流れてくるということですが、海水も寒さで塩分と水分が分離して
重たい塩分は沈み軽い水分は水面で凍って流氷の一部になるそうです。試しに流氷をかじってみたら、しょっぱくありませんでした。
流氷の海に浮いてる写真は、こぐちょさんのカメラで撮ってもらいました。ありがとうございました。いつボットンと海に落ちるかわからないから、防水でないカメラは置いていきました。
流氷ウオークを楽しんだあとは、しれとこ自然村で流氷を眺めのながらの温泉です。
温泉の湯が流れ出るところは、温泉成分が析出しています。
しれとこ自然村のキャンプサイト。
2003年のお盆に来たときは、テントだらけで歩くのがやっとなほどの大混雑でした。静かに降り積もった雪がきれいです。