Gustavのメモ(暫定)のスクラップブック |
うちのパソコン環境は、自作のPentium4マシンにDebian
GNU Linux 3.0を入れてこれをファイルサーバーとかネットワークプリンターサーバーとかにして24時間稼働し、普段使いのパソコンは僕と奥さんそれぞれがノートパソコン。ネットワークは、ブロードバンドルーターをHUBにしてサーバーは有線、ノートは無線LANで繋いでいます。
この自作のPentium4マシンは5年ほど前、Pentium4が出たばっかりのころに組み立てたものですが、先日ハードウエアがらみのエラーが出て、ハードディスクが書き込み不能に... syslogを見ると、夜中に走るPostgreSQLのメンテナンスプロセス実施中にハードディスクがDMAタイムアウトを出して、それを検出したカーネルがドライブをリードオンリーでmountし直したために書き込み不能となったようですが、試しにいったんumountしてmountし直したら復旧。ところが、同じ症状が次の日の夜中にも起こったので、サーバーに使う新しいマシンを物色することにしました。 色々考えた末、GatewayのGT5022Jを導入。2.8GHzのPentiumDに1GBのメモリー、250GBのハードディスク、っていう代物です。本当はその1ランク下のマシンにする予定だったんですが、在庫がないってことで... 1ランク下のマシンはGT5020Jっていうものですが、こちらには3.0GHz Pentium4 630っていうCPUが使われています。動作周波数はこちらの方が若干高いので、普通のソフトを普通に走らせたら実はこっちの方が速いんです。PentiumDはDual Coreなので、SMP対応のOSを使い、マルチスレッド対応として書かれたソフトを走らせないとDual Coreの意味が全くないんです。まぁ、でも商品が入ってくるのを待ってるのがイヤなのと、いくらなんでもDual CoreだからHyper Threadingよりは意味があるだろう、ってことで2万円の値差には目をつぶって5022Jに決定(笑) しかし最近のパソコンは、いままで僕が「なんでこうならないの?」と思っていたことを実現してくれています。それは何かというと、USBやIEEE1394のソケットの位置。過去のパソコンって、USBやIEEE1394のソケットは大抵本体裏側についていて、せっかく活線挿抜を売り物にしているのに使いにくくて仕方がなかったと思います。 USBとかIEEE1394は配線の長さに関して結構うるさい規格なので、ボードを作る側の都合からすると本体裏側に付くような設計にしたほうが組み立てられた後の配線の長さの管理がしやすい、っていうことだったんでしょうけどね。 でも、今回のマシンはUSBのソケット3つとIEEE1394のソケットが2つ本体の全面に出ています。これは大いなる進歩だと思います。 あと、MMC、SD、CF、MS、SMのカードスロットが本体全面に付いていて、今世の中に出ているフラッシュメモリーカードが全部読めるってのもうれしいですね。 マシン購入の後、サーバーとしてのセットアップをするのにまた一悶着あったんですが、それはまた別の機会にということで。 今回は字ばっかりでごめんなさい。 |
何のこと?っていうようなタイトルですが、「子育てや仕事に追われ、いつのまにか三十路、四十路の皆さん。青春をかけた人、お遊びでかじった人、まだ未経験の人etc...。機会があればもう一度バンドをやりたいという人、一緒に楽しんでみませんか?」っていうのがコンセプトのライブイベント。今年が2回目なんだそうですが、ネット仲間がこのイベントに絡んでいて、ヘルプを頼まれたので出てみることにしました。 ネット上で曲を決めて、練習したい人たちは練習して、当日に臨むっていうスタイルですが、私の演奏曲は全15曲中7曲。もうすこし遠慮すればよかったかなぁ。でも、曲を決める掲示板の進行を見ていると、遠慮したところで演奏曲がなかなかきまらなそうな状況だったので、これはこれでよかったのかな。 |
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なにやらベタなタイトルですが、去る2月6日(日曜日)に青森市のぱるるホールでこういうイベントがありました。去年の夏に復活させたEVEでこのイベントに出てみました。
なんか、昔のステージとちがって機材が少なくてステージの上がスカスカ。ステージのレイアウトって、なかなか難しいですね。
オーディションで選ばれたとかいうアマチュアバンド全13バンドが出たイベントですが、うちのバンドは最後から2番目。演目は「閉ざされた町」、「崩壊の前日」、「私は風」の3曲。閉ざされた町はEVEとしては25年ぶりの新レパートリーでした。私としては、以前やってた「untitled」っていうバンドでよくやっていた曲なんですけど、他のメンバーは初めて。OZの曲は他のパートとの連携が結構大変なので、どうなることやら...という感じで臨んだライブでした。しかも、練習は本番1ヶ月前と前日の2回だけだし。ライブをなめてるわけじゃなくて、私が東京在住だから練習時間が取れないんです。 会場のホールは、800人ほどのキャパのあるちゃんとしたホール。考えてみたら、ちゃんとしたホールで演奏するのは、高校時代の青森市民会館大ホール、もしくは大学生のころの岩手教育会館ホール以来です。ステージが狭いライブハウスと違って、ホールの演奏はいいですね。 |
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先日、コーヒーメーカーの漏電が原因で家のブレーカーが断続的に落ちて、その拍子にオーディオアンプ(AU-α907KX)が壊れました。電源を入れてもスピーカー保護回路が切れず、電源スイッチのLEDが点滅しっぱなし。もう10年も使っているアンプなんで、壊れてもおかしくない時期ではあるんですが、でも実際壊れるとやっぱりショック。
このアンプは、5年ほど前に一度、やっぱり電源スイッチのLEDが点滅しっぱなしになったことがあって、その時はしばらく待っていたらそのうち煙が出てきて、片側chのパワートランジスタが焼損、修理に出したことがあるので、壊れるのは2回目。ホームページの過去の記事を見ると、1998年12月下旬に修理に出して、戻ってきたのが1999年1月下旬だったようです。
このアンプは1992年に発売、その後継機種が1994年に出ているので、すでに製造中止から10年。法律で決まっている保守部品の保有年限はとっくに切れているので、多分修理は無理。ということで、買い換えることにしたのでした。
最近はいわゆる「ピュア・オーディオ」っていう分野の製品を出しているメーカーがそれほど多くはなくて、ネット等で色々と下調べをした結果、昔からの定番メーカーであるマランツのPM-11S1、ラックスマンのL-507f、アキュフェーズのE-308を候補にしてお店で聞き比べることに。
オーディオ雑誌の記事とか個人のホームページのインプレッション記事は参考にはするけど、当たり前ながら最後は自分の耳で決めます。八王子のムラウチ本店は、大型店にしては珍しく高級オーディオの試聴室があるので、こういう聞き比べが気軽にできて便利。2年前にCDプレーヤーが壊れたときも、家でよく聞くソースをムラウチに持ち込んで、1時間以上あれこれと聞き比べをしてこいつに決めたのでした。
この2年間、ほとんどバンド活動らしいことはできていなくて、ネットの仲間とのセッションにも顔が出せていません。が、しかし、全く何もしていなかった訳でもなくて、2年間で2回ほど人前で演奏する機会があったので、ちょっと報告します。
なにやら変な名前ですが、郷里に住んでいる高校時代から仲良しのドラマーの弟さんが2002年に結婚されて、その結婚式の二次会を郷里のライブハウスを借り切って盛大にやったのですが、仲良しのドラマーもその弟さんも私も同じ高校の同窓生ということで、高校時代のバンド仲間が20年ぶりに集まってライブをやりました。 演目は高校生、大学生のころにさんざん演奏した曲ばかり17曲、他のパートの人は二人とか三人とか人数がそれなりにいるので、交代交代で演奏したんですけど、ベースは私独り。ずーっと出ずっぱりで最後には何を弾いているんだかわからなくなっちまう始末でした。 パラシュートなんて学生時代以来の演奏だったけど、いくら歌謡曲フュージョンでもやっぱり難しいですね。雰囲気が出ないんだもん。それにみんな酔っぱらってるし。 |
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仲良しドラマーの弟さんの年代は今年から厄年が始まるらしくて、厄よけライブなるものを企画。そのライブに2級上の私たちにも出て欲しい、ってことで出たライブです。 素晴らしいボーカリストと出会ったので、高校卒業以来歌えるボーカルがいなくて封印してきたカルメンマキ&OZの曲での出演でしたが、このメンツでのマキOZは25年ぶり。にもかかわらず高校生の頃より出来がいい気がしました。ちなみにeveはそのころ名乗っていたバンド名。 このライブだけで終わらせず、ずーっとやっていこう、っていうことになってますけど、私独り東京在住なので、年に数回しか活動できないのが残念です。 |
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ちなみに、カルメンマキ&OZの曲をやっていたころ、私がどういう姿形だったかというと...
タイトル変更
考えてみたら、バンドがなくなって、さらに最近音楽から遠ざかっていて、Webに「音楽日記」なんてものを出しておくのも気が引けるのです。もともと更新頻度が年々少なくなっていたのに加えて、定期的に演奏することも最近はないわけですから...
というわけで、「音楽日記」なんてタイトルやめることにしました。タイトルは暫定的に「Gustavのメモ」。今までは一応話題を音楽に限って書いてしましたが、これからは何でもありのページにしたいと思っています。
バンド
5月にバンドがなくなって、もう4ヶ月。相変わらず楽器に触る気にならない日々が続いているんですが、今考えてみるとあのバンドはなんかメンバー間のコミュニケーションが足りなかったような気がしてならないんです。
メンバー全員が社会人で働いている業種も時間帯も全く違って、それぞれ違った生活を持った人たちの集まりだから、あんまり立ち入った話はしちゃいけない、そしてバンドそのものに対してどこかに一線を引かなければ、自分の生活が崩壊してしまう(これは音楽にのめり込みすぎて、過去に色々とあった自分自身への戒め)、という意識があって、他のメンバーから見ると私は煮え切らない存在に見えたかもしれない、と思い始めています。
だけど、今から思えばドラムが交代した後ぐらいから、自分も含めてメンバー全員からあのバンドに対してどこか他人事という雰囲気が色々な場面で感じられたような気がするんですよね。
多分、あのバンドの存在が、人前で演奏するということに関する単なる手段になってしまっていたのでしょう。
今あのバンドに関して一番残念に思っているのは、連絡用のメーリングリストで私とドラマーがメールで議論していたときに、誰からも何の反応も無かったこと。
パソコン通信の電子会議室じゃないんだし、自分のバンドのことなんだから、面倒なことに首を突っ込みたくないなんて思わないで欲しかった。(そんなこと思っていないのかもしれないけど、誰も何も反応してくれないんじゃ、そうも思いたくなっちゃいます)
その頃はなんか私一人だけ悪者になっているような気になって、しばらくバンドなんかやりたくない、と思ったものでした。
今週末にまたNifty Serveのセッションオフがある。今度のオフのタイトルは【懐古70 in 沼津】。ネタは、1965年から1975年までにリリースされたロックの曲で、ビートルズなどの有名どころ、及びそこから派生するアーティストは含まない、というもの。
1965年というと私がまだ幼稚園のころ。ビートルズが来日する前の年で、HELP!がリリースされた年。1975年といえば中学生で比較的洋楽を聴いていた時期だけど、中学時代はポール・マッカートニー&ウイングスをきっかけとしてかなりビートルズに偏った趣味で音楽を聴いていたから、演奏曲のネタがなくて困った。結局演奏する曲は、
実はこのオフ、もともと「三島でうなぎを食おう!」というキャッチフレーズで企画されたものなんだけど、人が集まりすぎたので会場を沼津に移したのだそうだ。でもうなぎは食べられるらしいので、実は演奏よりそっちの方が楽しみだという話もある(笑)
しかし、幹事さんは以前ビートルズセッションでお会いしたベース弾きの方で、渋い感じの方なんだけど、幹事がベース弾きというのでちょっとプレッシャーを感じていたりする。僕も口だけは達者ベーシストだからなぁ...
このときの模様は、この部屋でまたご紹介することにします。
なお、前回の音楽日記で予告したTOTOセッションの報告は、ただいま鋭意執筆中ですもう少しお待ちを。
2000年11月13日(月曜日)
前回もお知らせしたとおり、11月11日に横浜アリーナ・サウンドホールでNifty Serve FROCKSの有志によるTOTO関係のセッションオフがあった。Niftyのセッションオフとしては8月の【帝都2000】以来3ヶ月ぶり。
予定通り自分のベースアンプを持ち込み、1日中電源が入りっぱなし状態だったのと、いろいろな人に使ってもらえたことで、スピーカーのエージングにはちょうどよかったかも。なんたって去年の年末に買って以来、まともな音量でならしたのは4月のライブだけだったので、ほとんど未使用と言っていいぐらい。アンプの類は使い方が激しすぎるとスピーカーの振動板が早くへたってしまうけど、オーディオスピーカーと同様にある程度使ってエージングしてあげないと本来の音で鳴ってくれないのではないかと思っているので、良い機会だったと思う。
会場には他に会場備え付けのトレース・エリオットがあって、「All Us Boys」で使ってみたけど、中音域はなかなか抜ける音がしていたものの高域が全然出てくれなくてちょっと閉口。やっぱり持っていって良かった。うちのアンプは小さいとは言っても一人で車に乗せて運ぶのはちょっと難しくて、アンプを持ち出すにはみちこの協力が欠かせない。今回もみちこにヘルプを頼んだんだけど、いつもありがたいと思っているのであります。
ベースそのものはいろいろと迷った末にStingrayを持っていったんだけど、宴会の時にいい音だったとほめてくれた人がいた。結構癖のある音だから、演奏する曲にマッチするかどうか心配だったけど、そんなに変な音にはなっていなかったような気がする。
セッションは朝10:00集合、機材搬入開始から撤収完了の21:00まで11時間、演奏自体は12:30から約8時間の長丁場で、前日、前々日と睡眠時間3時間だったので自分の出番以外は眠くて眠くて...途中中華料理のお弁当(もちろんお弁当代は参加料金に含まれる)が出たんだけど、そのお弁当とビール(みちこは運転手だったので缶茶)を食した後は眠気がピークに...
細かい報告は次回に回すということで、まずは幹事さんおよび参加者のみなさん、お疲れさまでした。終わった後の宴会でのビールのうまかったこと!
次回は続編として、演奏曲に関するうんちくと、セッションオフの様子が分かる写真を載せる予定です。
8月の更新以来、久々の更新。バンドの練習がずーっとなくて、ネタがないのと本業がバタバタしてそれどころじゃなかったというのが言い訳なんだけど、みなさん見捨てないでね(笑)
先週の日曜日、久しぶりにバンドの練習があったのだ。4月にライブをやって以来だから、実に半年ぶり。バンドのメンバーにいろいろとプライベートな事件があったりしてずーっと集まることができなかったんだけど、僕個人としてはこのままバンドがなくなってしまうことも覚悟していたから、また集まることができて本当によかった。
今回はスティングレーとマルチエフェクタを持参、弦は2日前に張り替えたんだけど、ここしばらく使っているアニーボールのハイブリット・スリンキーは1日〜2日使うと死にかけたような音になってしまうので、スタジオに入って30分ぐらい弾いたら、ほぼ死んだ状態になってしまった。ちなみに弦は8月に楽天市場のオンラインショッピングでMusicland Keyから半ダースまとめて買ったんだけど、オンラインでベースの弦を買うことができるなんて、いい世の中になったもんだ。値段的にはこの辺の楽器屋で買うのとあまり変わらなかった。でも、買いに行く必要がないというのは便利だよね。
練習メニューとしては、今までやった曲のおさらいを一通りやってから、今回の新しいお題であるクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」に挑戦。これはドラムの西氏が長年夢見てきた「クイーンを深く掘り下げてみたい」という希望への第一歩。そしてなぜかジミ・ヘンドリックスの「紫の煙」とクリームの「サンシャイン・ラブ」を即興で演奏。紫の煙とサンシャイン・ラブは特に事前練習なんてしていないんだけど、僕らの世代のミュージシャンだったらそらで演奏できるんだろうね。
さすがに半年もブランクがあると、せっかく固まりかけていたバンドの音がまた1から詰め直しかな、と思いながらスタジオに出かけたんだけど、音を出してみるとそんなにひどいことにはなっていなかったな。次のライブをいつやるかは決めてないけど、うちのバンドはライブのスケジュールを決めて、それに向けて練習していくようにし向けないと、なかなか練習が進まないところがあるので、早いところライブのスケジュールを決めなきゃ。
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11月11日に、横浜アリーナのサウンドホールというところで、Nifty Serve FROCKSのセッションオフ【TOTO+】というセッションが開催される。
【TOTO+】ってのは、TOTOが今までリリースしたアルバム、およびTOTOのメンバーが参加している曲を集めてのセッションなんだけど、TOTOのメンバーってのは全員が売れっ子のスタジオミュージシャンだったりするわけで、参加している曲もかなりの数になる。今のところ演奏することが決まっているのは全部で44曲、演奏時間は約8時間。朝10時に機材搬入を開始して、全ての演奏が終わって機材撤収完了が21時頃の予定。途中でケータリングサービスが入ったりするらしい。(全ての演奏曲はこちら)
今のところ僕が演奏するのはその中で
TOTOの曲は4枚目のアルバムまでならコピー済みで、あとは弾きこなせるかどうかという問題だけなんだけど、今回はそのほかに前回の【帝都2000】で演奏したBOMP MEと、やはりGreg Mathieson Projectの曲であるFIRST TIME AROUNDをやることになっていて、この2曲が超難物。この曲のオリジナル版を演奏しているベーシストはロバート・"Pop"・ポップウェルっていう人なんだけど、プレシジョン・ベースを使ったポップなスラップベースは僕が超苦手とするスタイル。困ったな...(笑)
僕は普段あまり使う機会がないベースアンプを持ち込む予定なんだけど、あのベースアンプを一人で車に積み込んだりおろしたりするのは無理なので、みちこに手伝ってもらう予定。いつもながら申し訳ないと思うのであります。4月のライブの時にも本番と前日の練習でいわゆるボーヤをやってもらったし...
次の日は日曜日だし、どうせオフの後は宴会になるから、新横浜近辺にお泊まりの予定。
昨日は、Nifty Serve ロックライン・セッションフォーラム(以下FROCKS)主催のセッションオフ【帝都2000】というイベントが所沢航空公園の野外ステージあった。「帝都」なのになんで「所沢」なの?なんていう質問はしないようにね。
このイベント、前回は音楽業界の人たちもよく使うという、東京湾沿いの倉庫街の中にあるリハーサル用の広いスタジオ、前々回はやはり東京都内、神田にあるライブハウス「Club Goodman」と、通常FROCKSのこの手のイベントが普通の練習用貸しスタジオで行われることからすると、FROCKSのイベントとしては非常に大がかりなもの。
私は3曲、前回の音楽日記にも書いたように BOMP ME/Greg Mathieson Project 、 BLACK DOG/Led Zeppelin 、 GO YOUR OWN WAY/Fleetwood Mac というような、非常に懐かしい曲を演奏させてもらった。
オフの告知があったのが3月、そのころはうちのバンド「untitled」もライブを控えていて、ライブに向けての練習でそれなりに体ができあがっていた状態だったので、そのままの状態をキープしつつセッションに臨めばかなりコンディションの良い状態で弾けたんだろうけど、なかなかそうも行かないところが社会人ミュージシャンの辛いところ。最近仕事が忙しくなってきたこともあって、練習がちゃんとできたのは直前の1週間ぐらい。しかも一日おきぐらいで30分ずつぐらいかな。
FROCKSの電子会議室にはいずれ感想をアップするとは思うけど、いちおうここは「日記」と銘打っているので演奏曲ごとの感想をば...
まだだいぶ先の話だが、8月5日にNifty Serveのロックライン・セッションフォーラムというフォーラム(特定の話題に関して会話をしたりするパソコン通信上の集いのようなもの)が主催するセッション・オフ(オフとは、オフラインミーティングの略で、通常パソコン通信上で会話をしている人たちが実際に集まって、宴会とか勉強会なんかをすること)が所沢航空公園の中にある野外ステージで開催される。
セッションオフというのは、ネットの電子会議室上であらかじめ演奏したい曲を提示(専門用語で「表明」という)してメンバーを募り、メンバーが集まって(専門用語で「便乗」という)編成が成立したら演奏ができるというシステムで、曲の選び方によって全然メンバーが集まらなかったり、あっという間に編成が成立してしまったりして、曲を表明するのにも色々とこつがあったりする。
今はまだ本番の3ヶ月以上前なので、編成が成立して演奏されることが確定している曲は数曲しかないのだが、黄金週間あけから結構活発な動きになりそうな雰囲気。
それで私も実は参加することにしたのだが、現時点で参加が決まっている(つまり演奏できる)曲が2曲、比較的早い展開だ。1曲は20年ほど前に世界的な大ヒットを記録したフリートウッド・マックのアルバム「噂」の中から最初にシングルカットされた「Go Your Own Way」、もう1曲は私が学生の頃にギターフリークの間でちょっと話題になったグレック・マティソン・プロジェクトの「The Baked Potato Super Live」の1曲目の「Bomp Me」という曲。
このグレッグ・マティソン・プロジェクトというのは、LAのキーボード奏者であるグレッグ・マティソンを中心に、ジェフ・ポーカロ、スティーブ・ルカサー、ロバート・ポップウェルという4人が集まったプロジェクトで、1981年頃に多分日本のレコード会社(当時のCBSソニー)が企画したであろうアルバムが1枚だけ出ている。
ちなみにグレッグ・マティソンといえば、ラリー・カールトンの最大のヒットではないかと思われるアルバム「Room 335」(古い話で恐縮だが)でキーボードを弾いていた人で、ハモンドオルガンとムーグのシンセサイザーが得意な人だったりする。
んで、このグレッグ・マティソン・プロジェクトの「Bomp Me」は僕が言い出しっぺで演奏が決まったのだけれど、この曲を表明したのには訳があって、それはこの8月5日という日にちに深く関係があるのだ。
この8月5日という日、TOTOのドラマーでリーダ的存在、そしてこのグレッグ・マティソン・プロジェクトにも参加している故ジェフ・ポーカロの命日なのである。
この曲を演奏して、いくらかでもジェフ・ポーカロの供養になれば、と思う次第。今でも一番好きなドラマーだもん。
2000年4月10日(月曜日)/4月23日改訂
昨日、久しぶりにライブをやった。前回は一昨年の夏だったから、1年半ぶりということになる。untitledは最初のライブが相模原にある小ホール、2回目が横浜のプールサイドと、メンバーが東京都に住んでいる割にはいままで都内でのライブをやったことがなくて、今回初めての都内でのライブ、しかも初めてのライブハウスでのライブということになる。
実は今まで、3回のライブ以外に僕の結婚お祝いパーティでの演奏や、ギターの江崎氏の友人送別パーティでの演奏というイベントもあったので、人前で演奏するのは5回目ということになるだろうか。
結婚お祝いパーティは、Nifty Serveの青森フォーラムの友人たちが企画してくれたパーティで、そのときに青森フォーラムの友人とバンドのメンバーの双方にわがままを言って演奏させてもらったというもので、untitledとして初めての人前での演奏。
江崎氏の友人送別パーティというのは、今年の3月中旬に東京大崎ゲートシティホールで行われたイベントで、江崎氏と彼の昔からの友人であるキーボード奏者の厚見玲衣氏が企画したパーティで、有名なプロミュージシャンや音楽関係者た多数来ていたというもの。パーティ前日のリハーサルのときに、厚見玲衣氏から「ベースの方うまいですね」とほめてもらって、生きててよかったと思ったっけ(笑)
それで今回のライブは、まとまったライブとしては3回目だけれど、untitledは実は去年の年末にドラマーが変わって、今のメンバーになってから初めてということでもある。実は今回のライブの場所は、その新ドラマー氏が探してきてくれた場所で、彼にはいくら感謝してもしきれないぐらいなのであります。
演奏の出来としては、個人的には反省事項がたくさんあったものの、バンド全体の音としてはドラマーが変わる前から比べてもかなりまとまってきたような気がする。以前はライブの直前に2〜3回練習するだけで、あとはほとんど活動休止状態だったのに、今回のライブに関しては去年の年末からコンスタントに月1回、3月、4月は2回ずつと、今までに比べれば結構な練習量を重ねてきた。
やっぱりバンドのまとまりは練習量に比例するという、ごくごく当たり前に改めて気が付いた今回のライブだった。
近々、ライブのレポートを作る予定なので、暇な人は見に来てください。音も出るようにするつもりで準備中です。
ライブのお知らせのページでご紹介しているとおり、4月9日にわが「untitled」が初台でライブをやることになった。
元々の発端は今年の年明けにとあるバンドとジョイントでやるはずだったライブなんだけど、これがそのジョイント相手のバンドとの連絡不徹底で流れて、それなら自分たちで場所を探そう!ということで実現したもの。
いままでうちのバンドは2回(僕の結婚式2次会を合わせると3回)ライブをやってきたんだけど、結婚式の2次会をのぞくといずれも場所は神奈川県で、友達に来てもらおうにも場所が遠くてなかなか誘いにくくて...今回やっと東京都内でのライブが実現することに鳴ったという次第。
結成以来ずーっとカルメンマキ&OZの曲をやってきたんだけど、去年ぐらいからオリジナル曲もいくらかレパートリーに入れはじめていて、いずれはオリジナル曲メインでライブをやりたい、と考えているんだけれど、今回のライブはその前段階としてカルメンマキ&OZの曲にとりあえず区切りをつけようという意味合いがあって、そういう意味では各メンバーとも結構気合いがはいっていたりする。
演奏時間も通常は各バンドセッティング込みで45分のところを1時間に伸ばしてもらったし...
今回のライブでは、オリジナルメンバーのドラマー富沢氏に替わって、新ドラマー西宏氏が叩いてくれることになっている。彼は、オリジナルメンバーのドラマー富沢氏が仕事が多忙で年明けのライブに参加できない、ということから去年の秋口にボーカルの竹之内氏が代役として探してきたドラマーで、他にレギュラーバンドがあるにも関わらず去年の秋以来ずーっとおつき合い頂いている。
新メンバーが加わってあまり日がたっていないので、音がまとまっているとはいえないようなコンディションだけれど、どうなることやら...
1999年12月11日(土曜日)
昨年末のStingRay購入に続いて、今年はついにベースアンプを買ってしまった。去年に引き続き、我が家の大蔵大臣には感謝感謝なのだ。
ブツは米国SWR社製のSuper REDHEADという一体型(いわゆるコンボタイプ)のもので、ベースアンプにしては図体が小さい代物だ。(でも普通の家の中に置くと、やっぱり大きいよ)
寸法は、幅:58.4cm、高さ:58.4cm、奥行き:43.2cm、重さ36.3kg、スピーカーはホーン・ツイーター+25cmコーンスピーカーが2個、出力は350Wということで、図体が小さい割にはちょっとしたスペースでのライブならPAを通さなくても十分音がとおるほどの出力がある。
プリアンプ部は管球式、パワーアンプ部がトランジスタアンプというハイブリッド構成で、ライン出力用にバランス出力のキャノンコネクタが付いている。バランス出力のグランドは通常はフレーム・グランドに接続されているのだが、フレーム・グランドから切り離すこともできるのだそうだ。
音は、非常にクリアでひずみ感の少ない、ヌケの良い音で、ホーン・ツイーターが付いているせいか遠鳴りするので、アンプのすぐそばで聞くよりも少し距離を置いた方がいい音がする。
これで定価32万円、使い物になるベースアンプとしてはさほど高価な値段ではないと思うけど、普通の感覚ではやっぱり高いかな。でも、アンペグの2段積みとかアコースティックの2段積みあたりは、1式60万円を超えるから、それに比べれば...
レンタルスタジオによく置いてあるトレース・エリオットだってそのぐらいの値段はするんじゃないのかな?
しかし、趣味の道具に関しては「『使い物になる』ものでなければイヤ、そうでなければ買わない。→高い→悩む→やっぱり欲しい→『使い物になる』ものでなければイヤ、そうでなければ買わない。→高い→悩む→やっぱり欲しい→『使い物になる』ものでなければ...」という葛藤がいつもあって、結局『使い物になる』ものを買ってしまう。大抵『使い物になる』ものって高いんだよね。しかも、僕の『使い物になる』という尺度は非常にレベルが高いところにあるとは奥さんのコメント。
たしかにプロユースにも耐えられるようなものばかりを欲しがる傾向はあるかもしれないなぁ。
まぁ、でもとりあえずこれで、いつ「ライブやるぞ!」ってなことになっても、機材の心配をする必要がないぞ。
ベースアンプと言えば、20年近く前、まだ高校生の頃「Fresher」なるブランドの安い(それでも4万2千円ぐらいはした)アンプを持っていたことがあった。これは値段の割にはしっかりとした作りで、5万円未満にしては図体も結構大きく、そこそこの音が出るという代物だったので、ベースアンプを持っているベーシストなんてそんなにいないと思うのに、そこそこ使っている人がいた。
しかしバンド演奏に使えるレベルまで音量を上げると音がひずむという、当時からクリーンな音が好みの僕にはちょっと耐え難い欠点があって、手に入れてからそれほどたたないうちに売り払ってしまったのだった。クリームとかやるんだったらいいけど...ってな感じ。
まぁ、一般的にいいベースアンプは大抵大きくて重いから置き場所に困る、ということもあって、はたまた金銭的な問題(笑)もあって、「Fresher」を売り払った後は、よほど音が良くて、かつ小型のアンプでもない限り、ずーっと自分のアンプを持つ気なんてなかったのだった。
ところが、その「よほど音が良くて、かつ小型のアンプ」が僕の前に現れてしまったわけだ。
普通ならここで、「技術の進歩は恐ろしい」ということになるのだけれど、パンフレットとかデータシートを見た限りでは、このSWR社の製品に技術的な新しさはほとんどない。ミュージシャンの立場に立って、オーディオ特性的にまじめに作ってあるというだけらしい。
プリアンプが管球式であるという以外は、特に新しい技術をうたっているわけでもないし、某メーカーのようにDSPで信号処理をしているわけでもない。ただ、まじめに作ってあるということは、当然値段が高いということになるんだけれど...
キャビネットは板厚がかなり厚いし、既存の国産アンプにありがちな後面開放ではなくてバスレフタイプの構造になっているし、脱着可能なキャスターとフロントパネル全体を覆ってくれる木製のカバーが付いている。
フロントカバーは真横から見るとちょうど「へ」の字のような形状になっていて、これを台に使うことでアンプを少し後ろ側に傾けて、かつ床をスピーカーキャビネットの一部として利用する、という思想らしい。
確かに背の低いアンプだから、普通に床においたままだと音が足下を抜けていってしまう可能性があるので、これは便利かも。それに、床をスピーカーキャビネットの一部として利用するという思想は、Hi−Fiオーディオの世界では昔からある思想なのだ。
もしかすると、スピーカーの口径が25cmとベースアンプとしては小さめだから、より低域をのびのびと鳴らすためという配慮なのかも。
というわけで、今度ライブがあるときが楽しみなのであります。だけどいったいいつになるんだろう?
1999年11月30日(火曜日)
五反田ゆうぽーとで開催されたGodiego再結成コンサートに行って来た。Godiegoは解散してからすでに14年、オリジナルメンバーであるベーシストのスティーブ・フォックスが宣教師になるために脱退してからだとすでに19年たっているのだそうだ。
今回はミッキー吉野、タケカワユキヒデをはじめとして、ギターの浅野氏、トミー・スナイダー、そして僕が大好きなベーシストだったスティーブ・フォックスという、全盛期のメンバー全員集合状態だった。
演奏はといえば、僕がまだ高校生だった20年前に同じメンバーの全盛期の演奏を聴いているので、そのときと比べるとさすがにいろいろな意味で「おじさん」の演奏ではあったけれど、やっぱりある時期日本のロックシーンを背負っていたミュージシャンたちだけあって、かっこいい演奏だった。
再結成が恒久的なものなのか、一時的なものなのか、その辺の事情はよく知らないのだけれど、個人的にはずーっと継続して続けて欲しいバンドの一つだと思う。
ミッキー吉野は、昔に比べて少しスリムになった感じ。彼の演奏って、他の人にはない独特のセンスが感じられるんだけれど、今回もやはり「ミッキー吉野」という感じの演奏だった。あの独特のセンスの基盤は、いったいどこから来ているものなのだろうか?
タケカワユキヒデは、心身共に大変丸くなって...(ごめんなさい)タケカワ節を聞かせてくれた。「Monkey
Magic」での紙テープもしっかり見せてくれたし...
トミー・スナイダーは昔ドラムメーカーのTAMAのモニターをしていて、使っているドラムセットはいつもTAMAだったんだけれど、今回もTAMAのセットを使っていた。昔使っていたものなのか、新しいものなのかは不明。そういえば、彼は昔「Cana
Sonic」という、樹脂製なのに革のヘッドのタッチに近い、というヘッドを使っていたけど、今でも「Cana
Sonic」ってあるのかな?
スティーブ・フォックスは、見たことのない5弦のベースに、アンペグの2段積みを使っていた。コンサートの数日前にNHKに出演していたときは、StingRay-5を使っていたけれど、それとは違う楽器だったと思う。アンペグのアンプは久しぶりに見たけれど、やっぱりアンペグとアコースティックはベースアンプの代名詞って言う感じ。
浅野氏は、曲ごとにギターを変えての演奏だった。コンサート中の彼のMCによれば、曲ごとにギターを変えて演奏するのが彼の長年の夢だったのだとか。昔はいつも地味なギターだったけれど、今回は冴えたギターソロをたくさん聴かせてくれた。一番かっこよかったかも。
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ここ10年ぐらい、70年代後半から80年代にかけて活躍したロックバンドの再結成、活動再開が結構多くて、しかもそれなりの集客力を持つというのは、会場で結構若い人を見かけることを考えても、リアルタイム世代が懐かしさを感じてそのようなイベントに出かける、という理由だけではないような気がする。
90年代以降、音楽シーンがあまりにも産業化しすぎていて、内容的におもしろいものが少なくなってきたような気がするのは、単に自分が年を取ったからかな?と焦ってみたりした時期もあるのだけれど、まんざらそうでもないのかも...
今年の年末から来年の年始にかけて、ライブをやろうという話が持ち上がっている。友人のバンドが企画中のライブに一緒にでないか、というお誘いがあったのだが、出る方向で調整中。
ライブといえば機材をどうするか、という問題が付き物だけれど、ライブで使うぐらいのベースアンプは重くて大きいのが普通なので、だいたいはレンタル、というかPA屋さんからPAシステムと一緒に借りる場合が多い。
なにせ狭いスタジオや自室で練習する場合と違って、ライブ演奏の場合は演奏するスペースが広い場合が多いので、ある程度出力に余裕があるアンプでなければ、いくらボリュームをあげても自分の音が聞こえない、なんていう事態になってしまう。
普通はアンプの音をマイクで拾うか、DI(ベースの出力をインピーダンス変換してさらにバランス出力にし、ミキシング卓に直接入力するための道具)で拾うので、モニターがしっかりしていれば自分の音が聞こえない、なんていうことはないはずだけど、今までの経験から、モニターがちゃんと聞こえたなんてこと、あった試しがない。
と言うわけで最近ベースアンプが気になってしかたがないので、あちこち楽器屋を回ってカタログ収集をしていたりする。
一番気になっているのはSWRのSUPER REDHEADという1体型のアンプで、大きさは高さ、幅とも50cmちょっとぐらいだけど10インチのスピーカーが2発とツイーターの2WAYシステム、最大出力350Wという代物。
実は青森に住む友人がこのアンプを持っていて、一度ライブで使ったことがあるのだけれど、音が非常にクリアでとっても心地よい。出力も十分。値段が高いのが唯一の難点だろうか。
ほかにはRolandのDB-500っていうのも、カタログを見る限りではちょっと気になる。これはDSPを使って音の補正を行い、小型のアンプながら大型のアンプのような音圧感が出せる、という代物なんだそうだ。しかも、SWRのアンプを買うお金があれば、このアンプが2台買える。
昔は回路的に補正をかける、というのはなんか胡散臭いところがあって、実際評判倒れということも多かったが、最近のデジタル信号処理技術は侮れない。
お茶の水の黒沢楽器に実物があったので、今度音を聞きにいかなきゃ。
先週の週末、学生時代の音楽関係の友人、T氏と5年ぶりで再会した。5年前に会ったあとお互いに引っ越しがあったりして連絡先がわからなくなり、そのまま会えずにいたのだが、連絡先を聞こうと思って彼の実家に連絡をとったら、なんと岩手県の実家にもどっているとのことだった。
茨城県にある会社に就職し、しばらくはサラリーマン稼業をやっていたものの、茨城の水があわなかったのか、それとも会社勤めが性に合わなかったのか、退職して地元に戻り、バイト暮らしなのだそうだ。
確かに5年前に会ったとき、何か非常に疲れているような印象を受けたのだが、そのときにくらべると、表情が明るくなり、学生の頃の表情にもどったような気がする。ついでに横幅がかなり増えていた。
彼はギター弾きで、彼とは一応バンドを組んでいたのだが、練習するよりは僕の部屋に集まって音楽を聴き、それについてあれこれと議論することが多かった。このギター、ニュアンスの出し方がいいとか悪いとか、このベースはうまいけどなんかつまらないとか...
特に彼はアマチュアギタリストにしては珍しくリズムに関して深い興味と理解を持った人間で、リズムに関して議論をする事が多かった。ノリをコントロールする、なんてことを考えるようになったもの彼の影響だ。(できるかどうかは別としてね)
彼に聴いてもらうためにここ数年間のいろんな演奏をテープにダビングして彼に渡した。彼もここ最近の自分のバンドの演奏をダビングし、僕に送ってくれる準備をしているらしい。
昔の彼らしい鋭い感想が書かれた手紙と一緒に送られてくるのを待つことにしよう。
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そういえば、7ヶ月ぶりにバンドの練習があるらしい。あまり楽器にもさわっていないのでちょっと不安。どうなることやら...
最近練習がない。最後に練習したのはたしか1月だったので、すでに7ヶ月間練習がない。
うちのバンドはメンバーみんなが忙しいとか、新曲でも1回の練習でそこそこのレベルまでできてしまう、ということもあって、もともと練習が少ないのだが、それにしても練習量が少なすぎ。
ロックバンドって、セッションマンがスタジオで一糸乱れぬカラオケ演奏をするのと違って、そのバンドならではの八方破れ的スリリングな呼吸、いわゆる「バンドの音」ってのが命だと思うんだけど(そういうバンドは少ないですが...)、そういうものは練習でしか得られない。
僕はそのいわゆる「バンドの音」を目指して、「もう少し練習しないと...」と思っているんだけど、なかなかメンバー全員が集まることができないのが社会人バンドの悲しいところだよね。メンバーそれぞれ価値観が違って、さらにそれぞれの生活があるから、音楽を生活の中でどのぐらいの優先順位の場所に置くかはメンバーそれぞれ全然違う。
だから誰かが「もっと練習しようよぉ」と騒いでも空回りしてしまうことは目に見えているわけで...
でも、毎月は無理でも、2ヶ月に1回ぐらいの練習時間なら、どんなに忙しい人だってなんとかなると僕は思うんだけどな。
...というわけで、今日は愚痴でした。
先日(6月20日)、千葉市の千葉県文化会館まで出かけてきた。大学時代からつきあいのあるM氏からコンサートのチケットをもらったのだ。
内容は、千葉市管弦楽団創立25周年記念演奏会、演目はシューベルトの劇音楽ロザムンデ序曲、そしてマーラーの交響曲第3番ニ短調である。シューベルトのロザムンデについては詳しくないので置いておくとして、マーラーについては非常に思い入れがあるのでここに書くことにした。
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とにかく長い曲だ。マーラーの交響曲はいずれも60分を越えるものばかりだけれど、この曲はその中でも一番長い曲のはず。手元にあるクラウディオ・アバド/ウィーン・フィルのCDでは演奏時間が102分34秒となっている。
演奏時間が長いということは、演奏者にとっても体力的に辛いということになるわけで、特に金管楽器群に疲れが見られる演奏だった(笑)。一般的にアマチュアオーケストラの演奏では、弦楽器、木管楽器がそこそこ聴ける演奏であっても金管楽器が崩壊してしまうケースが多い。どうしてだろう?といつも考えるのだけれど...
金管楽器って、木管楽器と違って演奏者の唇そのもので音を出す楽器だから、演奏者の唇自身が音程を決めてしまうのだろうし、肺活量も木管楽器より必要なのだろう。だから疲労がたまってきて唇の細かなコントロールができなくなってきて音程が震えてしまう、音の強さの細かなコントロールができなくなっておおざっぱな演奏に聞こえてしまう、ということになるのかな?
しかも、演奏に対する耐久力を身につけるためには練習しかないのだけれど、金管楽器のような大きな音のする楽器はなかなか練習場所の確保が難しいだろうから、どうしても練習不足になりがち、というのがアマチュアオーケストラの一般的な傾向に対する僕の推測。
さて、演奏全体に関する感想だが、
クラシックの演奏会に行ったことのある方はご存じと思うが、指揮者が登場する前に、コンサートマスターの合図によってオーケストラ全体の音程合わせが始まる。オーボエの出すAの音に合わせて、各パートの人たちがチューニングをするのだけれど、音が合わないうちにチューニングが終わってしまった感じ。
弦楽器の音程が不安定なのがちょっと気になった。僕は普段フレットがついた弦楽器を弾いているので、決められた場所を押さえれば大筋で音が狂うことはないのだが(笑)、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスはそういうわけにはいかない。でも逆に、これらの楽器で正確なピッチをキープできる人、さらに微妙な音程のコントロールで演奏に表情を出せる人はすごいと思うのだ。
指揮者の指示の出し方が不明確なのかどうなのか、音を出し始めるタイミングが早すぎて周りと合わない、という場面が何度かあった。多分、緊張のあまりの勇み足なんだろうと思う。
タクトを振る人によって曲の印象って変わってくるものだけれど、マーラーの曲はその傾向がかなり強いと思う。力技でねじ伏せるような強引な演奏から、とっても自然に感じる(あくまでも「感じる」のであって、実際は力技なのかもしれないけど)演奏までさまざまある。
この日の指揮者の演奏は、どちらかというと後者で、あまりグリグリという印象は受けなかった。ちなみに僕の好みは後者。
という感じだが、これだけの大曲にチャレンジしたそのチャレンジ精神はなかなかのものと思う。次回の演奏会ではなにが聴けるのか楽しみ。
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マーラーの交響曲はここ10年来いろいろな場所で演奏されることが多いが、この曲は普段滅多に演奏されない曲だ。
理由はいろいろあるのだろうけれど、
というのが大きな理由だろうと僕は思っている。
一つ目の理由についてなぜベートーベンの第9交響曲を引き合いに出したかというと、演奏に独唱者と合唱団が必要であることが二つの曲の共通点だから。第9交響曲は独唱者4人と混声合唱団、マーラーの第3交響曲は独唱者1人と児童合唱団、女声合唱団が必要だ。そのような共通点を持った曲として比べると、ベートーベンの方が誰でも知っているから客を集めやすいのではないだろうか。
二つ目の理由については前にも述べたとおりで、普通サイズの交響曲2曲分のボリュームだ。となると、演奏会はこの曲1曲だけ、ということになってしまう可能性が高く、興業的には不利かもしれない。
三つ目の理由については、一つ目の理由のところで述べた声楽関係の他に4巻編成のオーケストラ、しかも数多くのパーカッションと2台のハープ、そして舞台裏のポスト・ホルンを必要とする曲なので、演奏会にかかる費用が膨大になる、ということなのではないだろうか。
もっとも、同じマーラーに「一千人の交響曲」という曲がある。あの曲はスコア通りに演奏しようとすると900人以上の演奏者が必要となる曲だそうで、ここまでくると話題性である程度の客を呼ぶことができるのだろうが...
今回のコンサートはアマチュアオーケストラの演奏会なので、上記に推測した理由の中で「興行的に見て」という意味合いの部分は当てはまらない。逆に興行的な面をあまり考えず、団員の情熱だけで突っ走っていけるというのが、アマチュアオーケストラのいいところなのかもしれない。
最近、アルプス交響曲、やはりマーラーの交響曲第2番「復活」など、大曲を取り上げるアマチュアオーケストラは結構多いんだけど、これは聴く方にとっては滅多に聴けない曲を安い金額で聴けること、演奏する側にとっては技術の向上につながること、という意味でとても好ましい状況だと僕は思っているのだ。
先日(6月9日)、南青山のMANDARAで「JAM FOR JOY」なるライブイベントがあった。ある友人が出演者の中に僕にゆかりの深い人間の名前を見つけて、そのイベントに誘ってくれたのだ。
平日の夜に仕事が終わってから南青山まで出かけていくのは結構つらいし、おまけに当日は午後6時頃新宿駅で起こった人身事故のために、僕の電車が高円寺の駅にさしかかった時点で止まってしまい、散々な目にあったのだが、それでも何とか開演前にたどり着くことはできた。
さて内容だけど、一言で言ってミュージシャンのカラオケ大会と言っていいようなもの。有名な曲をいろいろなミュージシャンから構成されるセッションバンドで演奏するというもので、当日1回のリハーサルだけで演奏してしまうらしい。なんかNifty Serveの某フォーラムでやっている「セッション・オフ」のような感じ。
「6月9日はロックの日」と銘打って、クイーンの曲を中心にしてロックのスタンダードナンバーと言えるような名曲の数々を演奏していた。当日の演目など詳細なデータが知りたい向きはこちらを参照していただきたい。
当日の出演者に関しては、情けないことに僕はほとんどなにも知らなくて、僕が名前だけでも知っていたのは寺田恵子とか、昔PSY・SをやってたChakaとか、是方博邦、SUPER JUNKY MONKEYのかわいしのぶぐらいのもの(Chakaは当日飛び入り)かな。
なので、他の人たちがどのようなキャリアの持ち主かはよく知らないのだけれど、ドラムもベースもうまい人がいないなぁ、というのが率直な感想。(当然、アマチュアと同じレベルで見て「うまい人がいないなぁ」という意味ではないよ。)
とは言うものの、懐かしい曲のオンパレードで、もう少し酔っぱらっていたら文句なく楽しめたと思うので、次回もぜひ行かなくちゃ。
興味がある人は、こちらに次回のスケジュールと場所が書いてあるのでどうぞ。
懐かしい曲といえば、5月にNifty Serveの友人につれていってもらった有楽町の「Kennedy House」なるライブハウスがおもしろかった。ここはモト冬樹の兄上が経営する「KENTOS」と同じような店で、ワイルドワンズの加瀬邦彦が経営する店だとか。
専属バンドが一晩4〜5回のライブ演奏をするのだけれど、レパートリーは'80ぐらいまでのロックのスタンダードナンバーで、リクエストにも応じてくれる。THE HOLLIESの「Stop In The Name Of Love」をリクエストしたら、ちゃんと演奏してくれた。
なんでも、月1回、加山雄三が出演して、「エレキサウjンド」を聞かせてくれるらしい(本当だよ)
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このイベントに出かけていった本当の理由は、青森県出身の3人組グループのギタリストN氏に会うためだったんだけど、何とかステージの合間とステージが終わったあとに話すことができた。彼と会うのは13年ぶりかな。
僕が大学生の頃、盛岡から彼のアパートに遊びに行ったことがあるんだけれど、遊びすぎ+彼の滞在期間延長依頼に同意したせいで、帰省費用がなくなってしまい、彼から電車賃約13000円を借金したことがあった。
当時の地方国立大学生にとって13000円は大金だったのでなかなか返せなくて、そのうち彼と会う機会もなくなってしまい、そのまま13年たっちゃった。
彼は覚えていなくて返済を辞退したけど、何とか無理矢理受け取ってもらって、とりあえず13年間胸に支えていたものをやっと吐き出すことができた、という感じ。
お互いの連絡先を教えあったので、そのうち飲みながらゆっくり話したいなぁ。
パシフィコ横浜国立大ホールでTOTOのコンサートがあった。今回またボーカルが変わり、オリジナルメンバーのボビー・キンボールが復帰した。ここ数年新しく出たCDにはとみに疎くなっているが、新譜が出たらしい。
メンバーは、デビッド・ペイチ(Key,Vo)、スティーブ・ルカサー(G,Vo)、ボビー・キンボール(Vo)、マイク・ポーカロ(B)、サイモン・フィリップス(Dr)のほかにサポートメンバーが3人。
前回の来日時にもNHKホールでのコンサートに出かけたが、今回はそのときのような女性コーラスはなかった。
コンサートの内容としては新旧とりまぜた曲構成で、スティーブ・ルカサー、デビッド・ペイチ、サイモン・フィリップスのソロをフィーチャーした部分があったり、スティーブ・ルカサーがアコースティック・ギターを持って、アンプラグド的なアレンジをした1枚目、2枚目のアルバムからの曲のメドレーがあったりと、バライティに富んだ内容となっていた。
特に、デビッド・ペイチのソロから「ハイドラ」のイントロの和音を思わせぶりにならしておいて、気が付いたら「ホワイト・シスター」が始まっていた、という「技」を聴かされて、私は口をぽかーんと開けたままその場に立ちつくしているしかなかった。
また、復帰したボビー・キンボールの存在はかなり大きいと感じた。4枚目のアルバムを出して彼が抜けたあと、TOTOのボーカルは3回ほど変わっているはずで、どのボーカリストもみんなうまいのだけれど、どのアルバムも何か一つ物足りない気がして...
とにかく、コンサートの間中口をあんぐり開けてうつろな目で見ていた、というほどインパクトの強いコンサートだった。
ここまで楽しめたのは、4年ぐらい前にあったジミー・ペイジ&ロバート・プラントのコンサート以来だったなぁ。
先日衛星放送を見ていたら、エリック・クラプトンがサンシャイン・ラブを歌っていた。珍しい...と思って画面をじーっと見たら、ベースはマーカス・ミラー、ドラマーの手の動き方がなんか見たことがある、と思ったらドラマーはスティーブ・ガッドだった。
エリック・クラプトンとかマーカス・ミラーなんかは結構テレビで見ることがあるけど、スティーブ・ガッドは随分久しぶりにみるなぁ...ひげを剃ったという話は聞いていたけど、トレードマークのひげがなかったので、最初誰かわからなかった。ドラムセットもヤマハじゃなくてパールだったし...
スティーブ・ガッドといえば、ある時期その手数の多さからアマチュア・ドラマーのアイドルだった時代がある。スティーブ・ガッドが参加するライブでは、彼のドラムソロが大きな呼び物の一つだったし。僕も今まで2回ほど彼のドラムソロは生で見たことがあるけど、やっぱりかっこいい。
でも、彼のドラムの真価は、あの重くてタイトなリズムと粒のそろった音、そして表現力にあると思う。あの重いリズムはちょっと聴いただけでスティーブ・ガッドとわかるほど。
最近あまり彼のドラムを聞かないのがちょっと寂しいなぁ
古いカセットテープを整理中。古いカセットテープとは言っても、昔の演奏を録音したライブテープなのだ。
カセットテープはかさばるし、それに古くなると音がどんどん悪くなっていくので、MDに全部ダビングしてテープは処分する予定。
一番古いものは1979年の夏に録音した高校の文化祭のもの。僕の母校では、文化祭の最終日に市内の市民会館大ホール(収容人員1500人)を借り切って、そこで発表会をやるのだけれど、そのときのもの。
ちなみに曲目は、
季節は流れて(オフコース)、オリジナル曲、17歳の詩(NSP)、海岸通(風)、ひとりきり(南こうせつ)、愛の唄(オフコース)、加速度(さだまさし)、眠れぬ夜(オフコース)、宿無し(ツイスト)、燃えろいい女(ツイスト)、幼い日に(南こうせつ)
当時の言葉で言うとニューミュージックしている、というわけだけど、あれから20年も経つんだなぁ。その割には、ベースの腕はそのころとあんまり変わっていないような気がするけど。(まぁ、途中10年間近いブランクがあったから...(^^;)
他にはバンドのコンテストに出たときの録音だとか、学生時代にやったパラシュートのコピーバンドのライブテープなんかがあるのだけど、リスナーモードで聴いてみると、どれもみんな演奏が若い。やっぱり演奏に年齢って出るんだな、と妙に感心してしまった。なんたって、一番新しいもので1984年の録音だから今から15年前、僕が22歳のころなんだもん。
しかしその頃って、手軽に高音質の録音ができるような便利のものはなくて、ステレオラジカセの内蔵マイクで録音すればいい方だったから、どのテープも音が悪い。今はポータブルMDレコーダなんかがあるので、手軽に高音質の録音ができるけど。
だから、手元にある今のバンドのライブやNifty Serveのセッションオフの録音は、MDかDVでデジタル録音しているから、どれもこれも音がものすごくいいんだよね。高校時代のバンド仲間に聞かせたら、音の良さにびっくりしてたもん。
今日、通勤電車の中で懐かしの「西遊記」を聴いた。
2年前にあったNifty Serveのセッションオフ【クラ和】の仕込み用に買ったCDなんだけど、これは20年前の発売当時に買ったLPレコードが実家に置いてある。
これは当時日本テレビ系列で放映されていた「西遊記」のためにゴダイゴが作ったレコードで、この中から「ガンダーラ」が大ヒットしたんだけれど、それがためにそれまで非常に玄人受けするバンドだったゴダイゴが、ちょっとミーハーっぽくなっちゃったような気もする。もちろん、バンドとしての実力は解散するまで日本のトップレベルだったと思うけど。
それで改めてゴダイゴのベーシストだったスティーブ・フォックス氏のベースプレイを聴いてみたんだけど、やっぱりすごいんだよね。非常に地味なベースラインなんだけど、あちこちに渋い仕掛けがしてあるし、地味に聞こえるのに技術的にものすごく難しいことをやっていたりするし...
そう言えば、あの「西遊記」では、日本のギターメーカーの「グレコ」が当時販売していたオリジナルデザインのベース「GOB」が使われていたはず。その当時同じ高校の友人H氏がそのGOBを持っていて、一度ライブで使わせてもらったことがある。そのGOBは非常に個性的な音で、非常に良い楽器だったんだけど、「西遊記」でのベースの音と同じ音がするんだよね。
実は今でも欲しいと思っているんだけど、彼はまだGOBを持っているんだろうか。
奥さんがインフルエンザにかかったらしく、高熱が出て起きあがれない。心配だから今日は一日付き添ってあげた。早く直ってくれればいいのだけれど...
そのついでに、使用楽器の紹介ページを更新してみた。
壊れて修理に出していたアンプが戻ってきた。修理代は見積もり通り4万3千円。明細を見ると、片チャンネルのトランジスタ等半導体部品を全とっかえ。部品代そのものは2万円ちょっとで、あとは人件費という具合だ。
これでやっとステレオでCDがかけられる。
Real Network社のReal Player G2 PlusとReal Producerを入手した。このホームページを作り始めた頃から、ホームページで音を出したいと思っていたのだが、やっと道具立てがそろった。
Real Network社のReal Audio技術はファイルをダウンロードしながら再生できるという代物で、最近出たばかりのReal Audio G2フォーマットは音質が格段に向上している。
さっそく使用楽器の紹介コーナーから音を出そうと思ってベースの音を録音してみたが、最近楽器にさわっていないのでなかなか納得できるようなものが録れない。困ったもんだ(^^;
スティングレイの弦を張り替えた。弦はここ3年ぐらいのお気に入りである、アニーボールの「ハイブリッド・スリンキー」。ニッケル巻きの弦だ。
アニーボールの弦にはギターと同じように「スーパー・スリンキー」とか「レギュラー・スリンキー」なんていうセットがあるのだけれど、ROTO SOUNDのSWING BASSなんかと比べるとスーパー・スリンキーは3、4弦が細目、レギュラー・スリンキーは1、2弦が太めになっていてちょっとつらい。
ハイブリッド・スリンキーは1、2弦をスーパー・スリンキーから、3、4弦をレギュラー・スリンキーから持ってきたような構成になっていて、僕にはちょうど良い。
とは言うものの、弦を張り替えて弾いてみたら妙に弦が硬いではないか。ということは、スティングレイを買ったときに張ってあった弦はどうやら細目のゲージだったらしい。
ちょっと指がつらいけど、かえって鳴りが良くなったから、よしとしよう。
今年初めてのバンド練習。今日のお題は江崎さんのオリジナル曲「Wake
up」、「White rain」、そして「Over the dark」の3曲。
Wake up
ハードなギターの音から始まる速いテンポのかっこいい曲。なにぶんにもテンポが速いので、8部音符を連続してピチカートではじき続けるのは結構大変。ちょうとスタジオ録音版の「Hightway Star」ぐらいのテンポかな。
曲の構成がものすごく凝っているのだけれど、これは江崎さんならではという感じかな。
White rain
ミディアム・テンポのじっくりと歌い上げる曲。江崎さんの曲はどの曲も構成が凝りまくりなのだけれど、この曲はその中でも一番。仕掛けがあちらこちらにちりばめられているので、覚えるのが大変だぞ。
こういうバラード朝の曲はベースラインを作るのが面倒なのだけれど、がんばりましょう。
Over the dark
江崎さんの曲の中では珍しく(笑)構成が普通だ。淡々としたリズムの上にギターとか歌が乗っかってくるようなイメージでやってみたけれど、まだちょっと納得がいかない感じ。
もうちょっと変化を付けないと曲が単調になっちゃうかも。
この日は前回と同様にスティングレイを持参。エフェクタバイパス状態でずーっと弾いていたのだけれど、中域がとってもヌケるな、なんて妙に関心。
練習後はRyokoさんと呑んで、午前1時すぎに帰宅。
年末休み2日目、当初の計画通り沖縄へと旅行へと出発。これだけならなんで「音楽日記」なの?っていうことになるけれど...
沖縄県那覇市いちばんの繁華街である国際通り、そのなかに沖縄県でしか売っていない「ブルーシールアイスクリーム」の直売店がある。去年やはり沖縄に行ったときに味をしめたのだけれど、甘みが抑えてあり、あっさりしていておいしいのだ。
そこで奥さんとアイスクリームを食べながら休んでいたら、なんか見たことのある顔の男が...なんと高校生時代にOZのコピーバンドを一緒にやっていたキーボード弾きではないか。
彼は青森県浪岡町の病院で医者をやっているのだけれど、バンド活動を再開しようと、ここ3年間構想を練っている最中なのだそうだ。
高校生の頃彼と僕がいたバンドでは、当時東北地方を対象に日本楽器が主催して行われていたバンドコンテスト「ROCK JAM」(関東地方はEast Westだったな)に「私は風」をひっさげて参加して、あれよあれよという間にグランプリ大会まで勝ち進んでしまったのだけれど、グランプリ大会があった仙台の風は冷たかったっけ。
同じ出場者のなかに、デビュー半年前のハウンド・ドッグがいたけれど、彼らはさすがにうまかったな。
そのキーボード弾きと一緒に演奏したのは、4年前に同じくOZバンドをやっていたドラマーの結婚式2次会でHighway Starをやったのが最後だったけれど、機会があったらまた遊ぼうね。
しかし、青森県出身の二人が沖縄県で再会するなんて、不思議だよね。
1998年12月26日(土曜日)
愛用のオーディオ・アンプ(サンスイAU-α907KX)が壊れた。電源投入時に「ガリッ」と音がした後煙が出てきたのだけれど、メーカーのサービスマンにきてもらった。
最初は電源回路の電解コンデンサがパンクしたか、整流回路のダイオードが壊れたのかな、と思ったが、見てもらったところ片チャンネルのパワートランジスタが全部いちゃっているのだそうだ。
脇で見ていたけど、エミッタとコレクタが完全にショート状態。それで過電流が流れて、電源のヒューズ(1.5A)が飛んでいた。
たしかあのアンプのパワートランジスタは、カタログによるとカスタムメイドのトランジスタのはずなので、部品代が高くつきそう。
修理代は4万5千円ぐらいになるらしい。
まあ、元値が27万円のアンプだし、買ったときに1時間ぐらいかけて音を聴いて選んだアンプだから、、修理して使う方がいいのかな。ただ、パワートランジスタを交換するので、左右の音に違いが出てくるのが心配。
*****
西荻窪UENで久しぶりのuntitled練習。メンバーと会うのは8月のライブ以来だから4ヶ月ぶり。
練習で演奏した曲は「空へ」、「閉ざされた町」、「私は風」、「崩壊の前日」と江崎氏のオリジナル曲。オリジナル曲は今回初めてやってみたけど、そこそこうまくいった。アレンジをもう少しつめて完成度をあげたいな。
今回の練習では先日ゲットしたばかりのStinGrayを初めて投入。ピックアップの角度が悪いのか、1弦の音量バランスが悪い。これは改善要。また、OZの歪み音を出すのには音が締まりすぎているので、ノーマルトーンで使いたい。
でも、エフェクタオフ状態でのノーマルトーンはさすがStinGrayという引き締まった存在感のある音。音のヌケもまずまず。もう少し弾き込んであげればもっとよくなりそうな気がする。
練習の後は西荻窪駅前の白木屋で忘年会。その後全員でカラオケに行き、異様に盛り上がる。
untitledのメンバーのみんな、今年一年お疲れさまでした。来年はもっと練習しようね。
1998年12月12日(土曜日)
かねてから欲しかったStingRayを購入。高校生の頃からあこがれていた楽器だったのだ。これでルイス・ジョンソンになれる(かもしれない)
今回は新宿イシバシ楽器と八王子の島村楽器に何度も足を運び、しつこいぐらい試奏を重ねて選んだ。この日も1時間ぐらいはアンプの前でウンウンうなっていたな。
海外のブランド物楽器を買うのは初めてなので、お店の人に「これください」と言うときにはそれなりに緊張したぞ。
購入許可を出してくれた我が家の大蔵大臣に感謝感謝大感謝なのである。
1998年11月21日(土曜日)
久々にNifty Serve FROCKSのセッションオフに参加した。ノン・ジャンルのセッションとしては久しぶりの開催。場所は品川の芝浦スタジオ。倉庫の中をスタジオにしたところで、業界の人たちも使うようなスタジオなのだとか。
Gustavの演奏曲は、「19 Growing Up」、「10番街の殺人」、「Goodbye Elenor」、「閉ざされた町」の4曲。
今回は、最近スポットライトを浴びていない、MoonのJJ-5-210を使った。
久々のセッションオフだったので、とにかくくたびれた。でも、TOTOの曲は一度やってみたい曲だったので、それができたという意味では収穫があったのかなぁ。
共演者のみなさん、お疲れさまでした。
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