SWR SUPER REDHEAD


Specification

Power 350W RMS
Speaker 25cm Bottom X 2, Horn Tweeter X 1
Input for Passive X 1, for Active X 1, Effector loop return X 1
Output for Internal Speakers X 1, for External Speakers X 1,
for Line/ Direct Ballanced X 1, Unballanced X 1
for Turner X 1, Effector loop send X 1
Control Gain, Aural enhancer, Bass, Bass Boost, Middle level,
Middle frequency, Treble, Master volume, Line out level
Effector loop level
Size/Weight 584(W) X 432(D) X 584(H) / 36.3kg
Comment
高校生の頃フレッシャーというブランドの5万円ぐらいのベースアンプを持っていた時期があるんですが、それからずーっとベースアンプなんて買ったことがなかったのでした。ベースアンプってだいたいにして大きいし、ギターアンプに比べると相対的に高いし...

でも、バンド活動が本格的(というわけでもありませんが)になるにしたがって、ライブの時には自前のアンプを使いたいという欲求が湧いてきて、大蔵大臣に申請したら認可された(笑)ので、以前からのあこがれだったSWRをゲットしたのでした。

これと同じモデルを青森の友人が持っていて、ライブで使わせてもらったことがあるんですが、サイズの割に大きな音が出るし、なんと言っても音がいいんです。

ベースアンプといえば普通は30cmか38cmのスピーカーが1本入っていて、低域はいいんだけどスラップをやると高域がいまいち抜けてこない、という場合が多くて、ツイーター付きのアンプがあればいいのに、と思っていたんですが、世の中似たような要求がたくさんあるのか、最近はツイーター付きのベースアンプが結構あるようですね。

このアンプ、ライブ直前の練習で1回、ライブ本番で1回使いましたが、音の抜けは最高です。スピーカーが25cm(2発)というのと箱のサイズがサイズだけに、大型のアンプにあるような包み込むような超重低音は出ませんが、ライブハウスなんかで使うには十分な音圧は得られます。

また、背が低いので、そのまま床に置くと音が足下を抜けてしまって、演奏している本人に聞こえにくいということはありますが、その辺は考えられていて、マニュアルの指示どおりフロントグリルの前に付ける木製のカバーを床に置いて、その上にアンプを置くと(右側の写真参照)、アンプが床に接すると同時に全体が上側に傾くので、音が床を伝わって遠くに届くのと同時にアンプの前にたっている演奏者の耳にも音が入ってくる、ということになっています。

内部構成は管球式のプリアンプにトランジスタパワーアンプという構成で、現代的な音ではありますが、結構暖かい音がします。

Lo-Bの音もしっかり出てきますよ。


2005年2月14日 加筆

最近マーカス・ミラーはアンプをSWRからEBSに変えたようですが、以前はこのSuper Redheadを好んで使っていたそうです。たしかにああいう音だもんな。

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