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秋葉原の楽器店に２〜３年在庫で残っていたものです。その店にいくたびに気になっていたんですが、２年前の５月に意を決して購入しました。
 

そのころのＭＯＯＮは非常に丁寧な楽器づくりをしていたらしく、木工は細部に渡ってすばらしい作りです。
音色は明るく、かつ太い音色。Jazz Bass系の音ですが、バルトリーニのピックアップとＴＢＴプリアンプのせいか、非常にクリアな音色です。ボディの鳴りも良好です。
ただし、Lo-B弦の音がストレートに出ないようなところがあり、それだけが不満といえば不満です。この楽器に共通の問題なのか、個体差によるものなのかは不明です。
 

弦のピッチがノーマルな５弦のため、ネックはかなり幅広ですが、慣れれば特に気になりません。

ただ、ＯＺの曲をやるにはちょっと音が綺麗すぎるので、オリジナル曲をやるときに使ってみようかな。

2005年2月14日 加筆

今までずっと気が付かなかったんですが、この楽器、見た目は完全にマーカス・ミラーの'77年製Fender Jazz Bassを意識していますね（笑）

音色もそれをかなり意識した音色です。というか、ビンテージフェンダーの香りを意識したと言われるピックアップと、マーカス・ミラーのJazz Bassに搭載されたプリアンプと同じメーカーのプリアンプを積んで、しかも指板がメイプルなので、そりゃ似たような音色になるわな、という訳です。

これを、SWRのアンプに繋いだら、腕は別にして気分はマーカス・ミラーですね。

なんで今まで気が付かなかったんだろう？マーカス・ミラーのシグネチャモデル、実は欲しかったりしたんだけど、買わなくてもいいじゃん（笑）

まぁ、実際は高校の頃使っていたグレコのJazz Bassモデルがナチュラルのメイプル指板で、学生時代に友人にあげてしまったんですけど、同じ色のJazz Bass系が欲しいな、とずーっと思っていたから買ったんですけどね。やっぱり木の本来の色はいいですよね。