大伴宿禰田主
おおとものすくねたぬし
- 生没年 未詳
- 系譜など 大伴安麻呂の次男(03/0126題脚「佐保大納言大伴卿之第二子 母曰巨勢朝臣也」)。旅人の弟(おそらく同母弟)。
- 略伝 正史には名を残さず、若くして死去か。「容姿佳艶、風流秀絶」(03/0126左注)。同じ注に、藤原京時代、老女を装った石川女郎(石川郎女とは別人であろう)の訪問を受けたが泊めることをせず帰した、といった内容の話が記されている。この時田主は脚を病んでいたという。万葉にはその際の報贈歌が1首のみ(03/0127)。
大伴氏の歴史へ|系図へ