大伴宿禰百代
おおとものすくねももよ
- 生没年 未詳
- 系譜など 未詳。名は百世にもつくる(続日本紀)。
- 略伝 天平元年(729)頃、恋の歌四首がある(万葉4/559〜564。坂上郎女との贈答か)。天平二年(730)一月、大宰府の大伴旅人邸での梅花宴に出席、歌を詠む(5/823)。この時大宰大監。同年六月、駅使を送別する宴で歌を詠む(4/566)。天平十年(738)閏七月、兵部少輔。天平十三年(741)八月、美作守。十五年十二月、筑紫鎮西府副将軍。天平十八年(746)四月、従五位下。同年九月、豊前守。翌年一月、正五位下。万葉集に七首の歌を残している。
関連サイト:大伴百代の歌(やまとうた)
大伴氏の歴史へ|系図へ