(最終更新 2002.11.20)
両毛線桐生(群馬県)と足尾・間藤(栃木県)を結ぶ第三セクター鉄道がわたらせ渓谷鐵道です。平成元年10月にJR東日本足尾線を引き継いで以来地元の足、そして、トロッコ列車など観光列車の運転に熱心な鉄道として活躍を続けています。栃木県内の鉄道としては、全線44.1KMのうち終端部分の7.5KMあまりですが、かつては銅山として全国にその名をはせた足尾町を擁することから貴重な鉄道路線であることは間違いありません。 この鉄道のみどころを達磨小僧的に紹介しますと ■荒々しくも美しい渓谷と山々の景観 ■足尾町の栄枯盛衰 といったところでしょうか。前者は、名物トロッコ列車やお座敷列車にて堪能することができますが、意外とおすすめなのはレールバスの前面展望です。切り立った岩肌を見せる切り通しや渓谷に沿ってへばりつくように敷かれたレールの様子は圧巻です。また、足尾本山精錬所跡付近の景観や松木渓谷は、見るものに強烈なインパクトを与えます。後者は、足尾駅周辺の散策や銅山観光などがお勧めです。 |
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2002.11 足尾駅にて |
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足尾駅付近から望む山々 | 間藤駅の展望台から |
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足尾駅は海抜640米。列車を降りるとこのちょっと懐かしいフォーマットの駅名板が迎えてくれます。 |
改札機なんてありません。 これが改札口です。 |
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券売機なんてありません。 これが、出札窓です。 |
そういえば昔、駅では宅急便みたいなサービスや荷物の一時預かりなんてサービスがあったっけ。今は、いかなるサービスを提供してくれる駅員さんもいません。提供されるのは静けさだけです。 | ![]() |
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駅前にあった商店跡。「足尾みやげ」ってなんだったんでしょう? |
貨物上屋も残っています。C12の引いてきた貨車に貨物の載せ降ろしをしたんでしょうね。 | ![]() |
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構内には車両も保存(保管?)されています。詳しくは、こちらをどうぞ。 |
古風なレンガ造りの油庫と石積みのホーム。因みに、足尾線が足尾に達したのは大正元年の年末のことだったそうです。それ以来、足尾線の盛衰を見守ってきたのでしょう。 | ![]() |
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駅からちょっと間藤方に歩くと渡良瀬橋に至ります。左は、渡良瀬橋に並行する送水管を渡す橋梁。これってもしかして・・・・ |
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私のアルバムからわてつを走ったスペシャルトレインたちを紹介します。 |
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JR時代末期に運転された「TORO TRAIN」。旧客とトラ改造のトロッコ車両を連ねた編成。トラ改トロはわたらせ渓谷鐵道移行後も数多く運転された。 足尾駅 平成元年 |
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高崎の旧客をDE101705が牽引した「レトロわたらせ渓谷号」 通洞−原向 |
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ノスタルビューの展望車+12系客車の「わたらせ紅葉号」 オハフ502502+スハフ12149+スハフ12153+オハフ502501 足尾駅 平成10年 |
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専用塗装機DE101537牽引の正調「わたらせ渓谷号」 足尾−通洞 平成10年 |
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そして「わたらせ渓谷号 2002」 牽引機はDE101678 足尾駅 平成14年 |
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「サロンドわたらせ」は、もとの「やすらぎ」を購入し改造したもの。今年の冬も楽しみです。 大間々駅 平成14年 |
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作成 2002.11.20
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