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フラワー装飾・国家検定について・・・ |
【国家資格とは】国の法律に基づいて国が実施する試験等により、個人の知識や技能が一定の段階以上に達していることを行政が確認し、 特定の職業に従事すると証明される資格で特定の行為を行うことを許可する制度 大きく三つに分けると @資格がなければ仕事に就けない。業務独占資格 行政が許可する免許制度です。(医師免許・自動車運転免許等) Aお墨付き資格 能力・技術を認定 資格があってもなくても仕事には就ける B採用資格 公務員になるための資格 【花と緑・(植物)・を扱う私達の業界には】☆フラワー装飾技能検定・・・ 花束・ブライダルブーケ・アレンジ等 (厚生労働省)☆園芸装飾技能検定・・・ インドアガーデン・ガーデニング 等 (厚生労働省) ☆造園技能検定・・・ 庭づくり・庭木の手入れ等 (厚生労働省) ☆グリーンアドバイザー・・・ 民間資格 ☆植木医・・・ 公的資格(農林水産大臣により認定) ☆フラワーデザイナー資格検定試験・・・ 民間資格 【フラワー装飾技能士とは】実務能力を証明する資格(お墨付き資格 ) 修得した者で(職業能力開発促進法に基づいて、厚生労働省・都道府県、 およびその委託を受けた職業能力開発協会がその技能を認定する目的で実施している 検定試験に合格した者) 技能検定試験には、実技試験と学科試験があり 実技試験は・・ 実際に作業等を行わせその技能程度をはかる。 学科試験は・・ 技能の裏付けとなる知識について行う。 これらは単に学問的な知識を試験するものではなく作業の遂行に必要な 正しい判断力及び知識の有無を判定することに主眼を置くものです。 検定試験の程度により、 1級… 上級技能労働者が通常有すべき技能程度 2級… 中級技能労働者が通常有すべき技能程度 3級… 初級技能労働者が通常有すべき技能程度 (05年から3級が新設された) 1級は厚生労働大臣の認定、2級および3級は各都道府県知事の認定となります。 受験資格にそれぞれ一定の実務経験が必要となります 受験資格 実務経験が必要です 1級を直接受験する場合、6年の実務経験 2級に合格している場合、実務経験のみで2年、職業訓練修了者2年以上 2級・3級はフラワー装飾に関する学歴などがあれば実務経験は免除ですが、無い者は 3級の場合…実務経験6ヶ月以上 2級の場合…実務経験2年以上 3級に合格すれば翌年2級試験が受験できる資格ができます。 今では、3級や2級は、専門学校などで勉強した人にも与えられる資格です。 今年は、園芸装飾技能検定ですが3級を高校2学年で修得し3学年で2級に合格しました。 フラワー装飾検定試験は1級実技試験: 1.「立食用卓上装飾花の製作作業を行う」 (試験時間40分) 2.「卓上装飾花の製作作業を行う」、 (試験時間35分) 3.「ブーケの製作作業を行う」など (試験時間60分) 2級(Aコース) 実技試験: 1.「花器付盛花の製作作業を行う」、 (試験時間30分) 2.「コサージの製作作業を行う」、 (試験時間30分) 3.「ブーケの製作作業を行う」など (試験時間60分) 2級(Bコース) 実技試験: 1.「籠花(スタンド花)の製作作業を行う」、 (試験時間30分) 2.「贈呈用花束の製作作業を行う」、 (試験時間30分) 3.「花器付盛花の製作作業を行う」など (試験時間30分) 3級 実技試験: 1.「花束及びリボンの製作作業を行う」、 (試験時間35分) 2「バスケットアレンジメントの製作作業を行う」(試験時間30分) 3「ブートニアの製作作業を行う」 (試験時間20分) 必ずしも持っていなければならないものではありません。現場を知っている者としての証明、 技術を持っているという証明とは違うと思うのです。 今では、3級や2級は、専門学校などで勉強した人にも与えられる資格なので、 経験年数よりもフラワー装飾の技術を持っている、ということが重視されているといえるでしょう。 とはいえ、1級は花の仕事に携わって6年以上の人が受験できる資格です。 1級ともなると、花の世界の現場を知っている者として、アピールできるのではないでしょうか。 資格団体名 問い合わせ先:中央職業能力開発協会 および各都道府県職業能力開発協会 〒112-8503 東京都文京区小石川1-4-1 TEL.03-5800-3638、3659 URL.http://www.javada.or.jp/ |