私の観測所


私の観測所を紹介いたします。鉄筋コンクリートの自宅の屋上にドームを二つ設置しています。31cm望遠鏡は、大きい方のドームの中です。そのピラーは、建物の主柱の延長上に載っており、実質的には、地下数十メートルまで打った建物本体の杭の上に載っているのと同等です。これにより、撮影中に望遠鏡の周囲を歩き回ってもなんの問題もなくなりました。
観測ドームの設置は、ドームだけでなく、建物全体で考える必要があります。例えば、屋上にエアコンのコンプレッサーがある場合は、その吹き出し方向まで考えねばなりません。自家の屋根から上がる上昇気流は惑星観測の妨げになり得ます。また、30cmクラスとなれば、重量に対する建屋の強度も考えておく必要があります。通常の家屋では強度不足の可能性が高いと思われます。

もし、観測ドームを新築時に設置したいとお考えの方がいらしたら、私の実家の本業が建築設計事務所なので、お役に立てると思います。ご連絡ください。このページの最後のボタンでメールを送ることができます。



ドーム:
直径2.5mと1.8mのFRP製ドームを自宅屋上に設置.。2.5mには31cm反射望遠鏡が、奥の1.8mドームには、普段は海外遠征用の20cm小型システムが入っていて、目的に応じて使い分けます。両ドームとも、梅雨から秋の長雨が終わるまで、エアコンで除湿・冷房されています。

TELESCOPE:
31cmニュートン式反射、fl=1525mm、F=5。主鏡は田阪一郎先生作。 赤道議は宇治天体精機製。ガイド鏡は6cmアクロマートで、ST-4を装備。シィーングに応じて焦点距離は840mmか1640mmを選びます。
CCD カメラと接眼部:
Spectra-Source製 HPC-1 (空冷). CCD チップ:TC-215, 1k x 1k pixels, 12mm x 12mm サイズ, 16 ビット。
SBIG ST-7: 40万画素。移動撮影専用でしたが、最近は自宅でも微小天体の強拡大にはこちらを使います。AO-7(空気の揺らぎをキャンセルする装置)がついており、HPC-1より高い解像度で撮像が可能です。31cmと組み合わせるときは、コマ収差を除去するために特注で作った専用補正レンズを併用します。
SBIG ST-5 (惑星専用). CCD チップ: TC-255, 320x240 pixels, 3.2mm x 2.4mm サイズ, 14 ビット。
SBIG ST-4: 私が最初に入手したCCD カメラ。今もオートガイダーとして活躍中。

接眼部は自作電動微動付。また、カメラの重さでたわまぬように、接眼部取り付け部は鏡筒裏から4mm厚のアルミ板で補強し、そのアルミ板は筒先リングと補強バンドで直接支えられています。


ドーム内のコンピュータ設備:
IBM PC/AT 互換機、 ペンティアム120MHz、512 MB RAM、2GB disk、9 インチモニタ、MO(光磁気) ディスクシステム。
空の状態:
なんと言ってもここは東京。光害は常にひどいです。しかし、透明度のよい快晴の昼間には、西に富士山が見えることもあります。



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