JBL4344ウーハーエッジ修理 PIEGA COAX-711の導入後は、100Hz以下専用となっていたJBL4344のウーハー、2235Hですが、ついにエッジ切れが発生しました。 1996年に新品を入手して以来、12年目の2008年にもエッジの寿命が尽き、修理しました。純正のウレタンエッジのこだわったので、それから12年たった最近、そろそろ来ても不思議はないと思っていました。 ただ、2008年にはなかった困った状況が一つ。今回も正規代理店のハーマンインターナショナルで修理をお願いするつもりでいたところが、「すでに部品供給がないので修理できません」って・・・・・。 24年も経ちましたからねえ。幸いにも、いろいろな会社が、今もエッジ修理をしてくれます。ウレタンもできるし、寿命が半永久的な人工セーム革なんていうのもあり。 しかし、ハーマンで実施していた純正修理は、実は、単なるエッジ交換じゃなくて、エッジ、コーン、センターキャップ、ダンパーまで、一体になったアッセンブリ交換なのです。今回もそれで行きたい。 ネットで調べたところ、同様にアッセンブリ交換してくれる会社がありました。JBLの修理も得意としている、リザイエさんいう会社です。 幸いにもアッセンブリの在庫もあり、早速お願いしました。 結果、仕上がりも、12年前のハーマンでの修理と遜色ありません。対応も早くて、しかもこの結果。2台で79,200円(税・諸費用込み)とは、非常に安いと感じました。(往路の送料は別途かかっています)。 取付前の様子です。 ![]() ![]() 非常によい仕上げで、完璧です。 取付後の音は 当然ですが、特に変わりません。(修理で劇的に音がよくなったりしても困りますし・・・)。 念のため、計測しながらレベルを再調整しましたが、ほぼ同じ特性でした。リザイエさんで慣らしなどは終わっているのか、そもそもそんなものはいらないのか、どちらかわかりませんが、正しく修理すれば、音が大きく変わったりはしませんでした。 もっとも、気持ちの上では、完璧に修理できたのが、うれしくて、音がますますよくなったような気は、しますね。 二週間ぶりに聞いた38cmウーハーを加えた音は、COAX-711だけで低域を少々ブーストしたのとは、まったく比較にならない風圧でした。周波数特性的には大して違わないんですがねえ。4344は伊達に大きいわけじゃない。これはやはり手放せません。 (2020年11月14日記) |