EveryBodyVoL.5MAIL

 【カナダ留学記bW】  【カナダ留学記bV  【カナダ留学記bU】
【カナダ留学記bT】  車内で……  カナダ留学記bS  自由… 彼我の違い
カナダ留学記bR  カナダ留学記bQ  カナダ留学記bP  原宿“日曜日”

midori
【カナダ留学記bW】
 【ハロウィン】
9月のある日、学校から帰るとホームステイ先の5歳になるアニカはリビングルームで、
両手を動かしながら何やらさかんに踊っていました。
「何をしているの?」と聞くと、目をキラキラさせながら、 もうすぐ*ハロウィン*がやってくるので、
「飛ぶ練習をしているの」?と・・・ 

こちらでは、10月31日のハロウィンには子供達は仮装をして、近所の家々をTrick or Treat と言いながら
まわって、キャンディやお菓子をもらいます。
どうやらアニカは悩んだ末、今年はその日の仮装をチョウチョに決めたらしい。弟のニ コラスはてんとう虫。 
といっても彼はまだ2歳なので、ハロウィンが何だか良くわかってないらしい。

それから毎日のように、チョウチョの練習時には私も彼女の後ろについて一緒に練習をさせられた。
私にとっては始めてのハロウィンで話には聞いていても、 実際に見たことがなかったのでとっても楽しみだった
当日の1週間ほど前には立派なママの手作り衣装が出来あがり、 衣装を着けての本格的な練習? 
アニカは毎日ママにあと何日と繰り返し聞いていて、とうとう31日を迎えた時には興奮していたせいかいつもより早く起き大騒ぎ。 私にも「早く学校から帰ってきてね」とお約束。

3時半頃帰ってきたらアニカは衣装を着ておおはしゃぎ、 暗くなるまで待てない様子だ。 
家の周りは閑静な住宅街でどこの家にも庭がありお墓を作ってみたり、
くもの巣だらけの入り口だったり まるでお化け屋敷そのもので異様な雰囲気に包まれていた。
暗くなりにつれどこの家にもオレンジ色のかぼちゃの中をくりぬいて、
目、鼻、口と彫り中にキャンドルを灯したものが庭や入り口に飾ってあり、それが訪れても良いしるしです。

家の外が暗くなり始めると通りは大勢の子供達の声で賑やかになり、
私達も早速隣の家から順にまわりはじめました。
大人でもどきどきするような恐〜い家もあり、 中に入るのもちゅうちょしてしまうほどのことも度々でした。
順調に各家を回って最後の家にたどり着いたとき、 音楽も伴い遊園地のお化け屋敷よりも恐いと感じるほどのスゴイ家が登場。それまでた〜くさんのお菓子に上機嫌だったアニカもさすがに尻込みで、
パパに凄く恐くて中に入れないから、 代わりにお菓子をもらって来てとお願いする始末。
何とか一緒に行こうとしたけどアニカは入り口に、 立ちすくんだままでとうとう泣き出してしまいました。
かなり恐かったらしく結局は中に入らずしまい、
とっても楽しみにしていたハロウィンの夜も、こうして終わって しまいました。

もちろん子供達だけではなく、 大人達もそれぞれに仮装をして街に繰り出すので、
通りを歩いるだけでもこの日はとっても楽しいです。

私も何度かPartyに仮装&メイクアップをして参加し、ハロウィンは年に1度の恒例の楽しみとなりました。
クリスマスさながらの賑やかさでお店にはたくさんの仮装グッズ、見ているだけでも楽しいです。

midori.S.



" Halloween "(ハロウイン)
北米大陸(アメリカ、カナダ)では、毎年10月下旬に行われる" 魔よけ"の行事。
この日は大人も子供も皆それぞれに仮装をします。そして家の玄関先にはPumpkin (かぼちや)を置く。
(かぼちやの中味を取り除きその中にキャンドルを入れる)
昔はかぼちやでなくスイカを使用したそうですが中にローソクを入れた場合あまり長くもたたい為、現在の" かぼちや "に代わつたそうです。" かぼちや "の方が固く長く持つから。〉
玄関先にこのような物を置き”魔よけ”の代わりにするのです。
ハローウインの夜、大人は子供達を連れて近所の家を一軒一軒回り
Trick or treat ( 何にもくれないといたずらをするよとの意)と大声で各家の玄関先に行きます。
そうするとだいだいの家では何かを(キャンディやお菓子)子供達にあげます。



☆☆ 東京の青山通り(国道246)に面した 近代的な建物のカナダ大使館
オープンに利用できる 資料等が豊富 カナダについて知るにはいい環境になってます

カナダ観光局

VOL.1 VOL.2 VOL.3 VOL.4
メール アイコン
ご感想はこちらへ
トップ アイコン
トップ