• トップページへ

  • 御用紙の最初

  • 前の場面

  • 次の場面




  • 解説

  • 七色の里

  • 土佐和紙

  • 前へ 次へ

    焼け落ちる城をあとに
    (2/20) 戦(いくさ)に破れた城主・安芸国虎は、長男・千寿丸と 次男・鉄之助の二人を家来に預けて、阿波(あわ)の国へ 向かわせました。 八歳の鉄之助は、兄と家来とともに昼夜、休みなしに歩きつづけて、 まだ見知らぬ他国に向かいました。 涙を流して振りかえり振りかえり、焼け落ちる父の城を 後にしたのです。
    前へ 次へ