平成11.4.12月 更新
大凶収集紀行へ '98 その7 平成10年4月5日(日)
しのばずのいけ べんてんどう
不忍池弁天堂
東京都台東区上野公園

不忍池
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◆本尊:弁財天

 上野は、言わずと知れた東京の桜の名所です。この時期の混雑は想像を絶するもので、 私は、あえて超激混みの上野に桜を見に行きたいなんて考えもしません。 ここ数年、桜の花見は地元の大宮公園でするのですが、この日は、 東大病院に検査入院していた父の見舞いがてら、散歩してきました。 もちろん、上野の山の何ヶ所かで「おみくじ」をひく目的もあったのですが、 あまりの混雑にうんざりしてしまい、不忍池弁天堂に寄るのがやっとでした。
 不忍池弁天堂は、寛永寺の一堂です。東叡山寛永寺を開山した天海僧正が、 東叡山を比叡山、不忍池を琵琶湖に見たて、 竹生島になぞらえて築いた島に弁天堂を奉ったのが始まりです。 国家鎮護の道場・比叡山に倣い、関東の叡山として、 東国政権・徳川幕府の国家安泰と鎮護を祈る聖地です。
 吉野から桜を移植し不忍池に蓮を植え、上野を桜と蓮の名所にしたのも、 天海僧正といわれます。
 弁財天は、七福神の一神で芸能成就の女神様です。

おみくじは、自動販売機方式でした(百円)
… 午後2時頃、 おみくじをひく


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