はじめての障害(ジャンプ)レース
障害(ジャンプ)レースのABC |
障害(ジャンプ)レースの騎手って? |
国内の障害レースに乗る騎手は、招待や短期免許で来日した外国人騎手を例外として、中央競馬所属騎手のうち「障害免許」を持っている人です。その中には平地レースと障害レースの両方に乗っている騎手もいますし、障害レースだけを専門に乗っている騎手もいます。また、障害レースのほうが平地レースに比べ重い体重でも騎乗できるため、減量がきつくなった騎手が障害レースに活路を見いだす例もあります。そのため、障害レースのパドックを眺めると、馬に騎乗する騎手の体格が平地レースのそれに比べ全体的に大柄なのがわかります。 |
障害(ジャンプ)レースのランク分けって? |
障害レースは大きく分けて「未勝利戦」と「オープン戦」の2ランクからなっており、そのうちオープン戦についてはさらに細かなランクに分かれています。 |
1 未勝利戦
障害レースの基本で、まだ1度も障害レースを勝ったことのない(=未勝利)馬同士で争われるレース。障害のない平地(ひらち)の大レース、たとえば日本ダービーとか天皇賞を勝った馬でも、障害レースで1度も勝ってなければ原則としてここからスタートすることになります。 2 オープン戦
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(1)オープン平場(ひらば)競走
レース名がなく、競馬新聞に単に「障害オープン」などと表示されるレース。 (2)オープン特別競走
(3)重賞(じゅうしょう)競走
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レースのランク | ゼッケン |
未勝利戦・オープン平場競走 | 白地に黒文字 |
オープン特別競走 | 黒地に白文字 |
重賞競走J・G3 | 緑地に白文字 |
重賞競走J・G2 | 赤地に白文字 |
重賞競走J・G1 | 青紫地に白文字 |
障害(ジャンプ)レースに出る馬は、何kg背負って走るの? |
障害レースにおいては、満3歳の馬については騎手の体重を含めて最低56kg背負う、満4歳以上の馬については最低57kg背負うというきまりがあり、実際のレースでは60kg前後の重量を背負って走って(飛んで)いることが多くなっています。しかし、実際に各馬が何kg背負うのかについては、「負担重量」のルールについて知っておかなければならないと思います。初心者にはちょっと難しいかもしれませんが、なるべくわかりやすい表現とするよう努めてますすので、以下をごらんになってみてください。 |
【応用】「負担重量」のルールって? |