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おもひでの臨時大垣夜行(救済臨)【改装工事中】

臨時大垣夜行

  

ロボット型サーチエンジンなどでこちらへ来られた方へ

 '03年夏シーズンから、下記「臨時大垣夜行」の運転はございません。ただし、当コーナーは「臨時大垣夜行」の想い出をしのぶコーナーとして改装する予定であるため、現時点では当頁をサーバからは削除せず、「まるしんの頁」本体からのリンクを切っている状態にしております。なお、「ムーンライトながら」のコーナーへ行かれる場合は、こちらをクリックしてください。


 
 
 人の多いピーク時期に「ながら」の直前または直後にぴったりくっついて走る夜行普通電車、通称臨時大垣夜行」。予約不要・低料金で夜を徹して目的地へと連れていくという役割をきっちり果たす姿には、「名ワキ役」という言葉がピッタリでした。「ながら」の紹介に続きまして、この「臨時大垣夜行」についても簡単に触れておきましょう。
  
もくじ
 臨時大垣夜行って、こんな列車!(下記)
 臨時大垣夜行・車両と車内設備のごあんない(下記)
 臨時大垣夜行・利用の極意
 
  

 
臨時大垣夜行って、こんな列車!             
 「大垣夜行」は、東京と大垣を結ぶ全車自由席の夜行普通列車の通称。そのうち、かつての「定期大垣夜行」は現在「ながら」に生まれ変わっていますが、「臨時大垣夜行」のほうは現在もかつてとあまり変わらない形で残っていて、チケット入手難時期の「ながら」の救済列車の役割を果たしています。そのため、鉄道ファンの間では「救済臨」という通称でも呼ばれています。

臨時大垣夜行って、いつ運転されるの?              
 「青春18」期間のうち,一般的な大学生の夏・冬・春休み期間に該当する日。                                
 ゴールデンウィーク
                          
 「青春18」期間内であっても運転されない日がありますので,注意が必要です。運行日の詳細は,市販の時刻表で確認してください。

臨時大垣夜行の運転区間                     
 臨時大垣夜行は「ながら」のサポート列車なので,基本的には「ながら」と同様の東京〜大垣間です。ただし,下り列車については、東京駅ではなく品川駅始発であることに注意してください。
 

臨時大垣夜行・車両と車内設備のごあんない        

臨時大垣夜行の車両
 臨時大垣夜行は、原則として、かつて急行列車に使われた2つドアの電車(専門用語で「165系」「167系」「169系」といわれる3種類)と、現在普通列車用としてバリバリに使われている3つドアの電車(専門用語で「113系」)が使われています。通常、8両編成から11両編成までの間で走っています。外観塗装はオレンジのミカン色ツートンカラー(専門用語で「湘南色」といいます)のものが基本ですが、そのほかにトリコロール風カラーの車両や、白地にオレンジのラインの入ったカラーの車両なども使われることがあります。

臨時大垣夜行の車内設備
 臨時大垣夜行のシートは、2つドア車の場合、基本的には4人向かい合わせのボックスシートで,角張った金属枠の昔ながらの形のものと,丸っこくて金属枠ではないバケットシートに改造されたものの2種類があります。夜行列車としての座り心地は個人的には前者のほうがいいと思いますが,どちらにあたるかは運次第・・・? このほか、乗りドクな2人がけリクライニングシート車が使われる場合があります。また、3つドア車については「セミクロスシート」と呼ばれる、ドア周りがいわゆる「お見合い座席」で、その他の部分が4人向かい合わせボックスシートの形態の座席です。

 臨時大垣夜行の車両は旧型(注:冷暖房は完備しており、内装もリニューアルされています)なので、車内公衆電話など気の利いた設備はありませんが、トイレの数が「ながら」に比べて多い(2つドア車の場合)ことなどについては長所となっています。また,全車禁煙車であることが「ながら」と異なる点なので,愛煙家は注意が必要です。

  

ボックスシート・昔ながらのシート車内 ボックスシート・バケットシート車内
 
セミクロスシート車内。ドア付近はお見合い座席で横向きに座る(写真中央部) 2人がけリクライニングシート車内(同型車)
 

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