格安移動の強い味方
乗りこなそう! ムーンライトながら

 
定期「ながら」の車内

 
定期「ながら」車両と車内設備のごあんない
(臨時「ながら」車両と車内設備のごあんないは、のちほど掲載する予定です)

定期「ながら」の編成
 定期「ながら」は下りの名古屋→大垣間を除き、9両編成です。いちばん大垣寄りの車両が1号車で、反対側の東京寄りは原則として9号車となります。

座席 〜ひとり旅・ふたり旅には、一般の席
 一般の席は、特急普通車タイプのふたり掛けリクライニングシート。それもそのはず、定期「ながら」に使われている車両は、昼間は特急列車として働いているもの(専門用語で「373系」といいます)なのです。また、数はわずかですが、ひとり掛けの席もあります。

座席 〜グループには「セミコンパートメント席
 1・4・7号車を除く車両にある、向かい合わせ4人掛けテーブルつきの席で、グループでの旅の場合に最適です。ただし、「リクライニングしない」「車両の端にあるので多少揺れる」などの短所もあります。
 この席のチケットには、コンパートメントの頭文字であるカタカナの「」が記されます。一般席とは予約が別枠なので、おおむね最後に埋まります。(ここではセミコンパートメント席を単に「コンパートメント」と呼ぶことにします)

 
 
一般の席 セミコンパートメント席

 
トイレ・洗面所
 1・4・7号車にあります。トイレは洋式便所と男子用小便所(俗にいうアサガオ)が併設されており、前者にはオムツ交換台もついています。

公衆電話
 1・4・7号車のトイレ脇(ドアのそば)にあります。カード専用。なお、携帯電話の使用も、座席ではなくここで。

 

トイレ。便器の向かいにおむつ交換台がある。 公衆電話

 

禁煙車と喫煙車
 2・5・8号車ではタバコが吸えます。その他の車両は禁煙車でタバコは吸えません。「ながら」は原則9両編成なので、全体の3分の2が禁煙車ということになりますが、指定券は禁煙車から埋まり、喫煙車のほうが最後まで残る傾向があります。

モーター
 「ながら」は電車です。「電車」とはモーターで動く列車のことですが、必ずしも全車両にモーターがついているわけではありません。ちなみに定期「ながら」では3・6・9号車モーターがついていて、この車両に乗っていると走行中にウィーンというモーター音がしますが、うるささを気にするほどではありません。 

あれっ、名古屋でさようなら?
 下りの定期「ながら」で名古屋から先へ行こうとする場合、後ろ3両(7〜9号車)は要注意。実はこの3両は名古屋で切り離し、終点大垣まで行きません。従いまして名古屋駅にて、さらに先を目指す人たちの民族大移動・席取り合戦が繰り広げられます。
 もし運悪く指定券が7〜9号車にあたってしまった場合、名古屋での民族大移動は思い切って前のほう(1〜3号車)を狙ったほうがベターです。

  
 
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