春が楽しみ! さくらたび
木曽川堤の桜(愛知県一宮市)
 
 
展望塔「ツインアーチ138」と桜
  
 
木曽川堤の桜は、こんな桜!
  岐阜・愛知・三重の3県にまたがる木曽川下流部の川べりは桜の名所が多いところとして知られています。奈良津堤の桜(岐阜県笠松町)や木曽川・長良川中堤の桜(岐阜県海津市。'05年3月27日までは海津町)なども「木曽川堤の桜」の一員ということができるのですが、ここではその中でもハイライトともいえる愛知県一宮市・光明寺周辺(国営木曽三川公園・138タワーパーク付近)の桜を紹介します。このあたりは、堤4kmにわたって約400本の桜がズラリ。これらの桜は明治期に植えられたもので、ヒガンザクラ系の品種が多いとか・・・。ウェブ上や東海エリアの駅に貼ってある「桜開花情報」における「木曽川堤の桜」は、おおむねここを指しています。
 
桜の場所
  名古屋市と岐阜市のちょうど中間に位置する愛知県一宮市の北端(一宮市中心部から北方向に約6km)・岐阜県各務原(かかみがはら)市と接する場所にあります。1〜2km離れた場所までアクセスできれば、桜に隣接する「木曽三川公園・138タワーパーク」内にある高さ138mの展望塔ツインアーチ138」が非常に目立つので、場所はすぐわかります。
 
見ごろ
  おおむね3月末から4月上旬にかけてです。この頁の写真は'01年4月7日に撮影したもので、若干ピークを過ぎたかな・・・? という感じ。写真には写っていませんが、葉の目立つ木もありました。開花期週末の日中は宴会場と化するようですので、関東方面からの遠征の場合は、夜行快速列車「ムーンライトながら」号からそのまま直行、朝のうちに楽しんじゃいましょう! もし、日中にしか観られない場合は「ツインアーチ138」(オープン9:30〜、料金大人500円也、詳細は0586-51-7105まで)の上から眺めるのも一興かと思います。
 
アクセス

 (電車で)
  JR木曽川駅または名鉄黒田駅から東方向へ3km徒歩45分。
※ 名鉄木曽川堤駅は、光明寺周辺の桜へアクセスには不向きです。

 (バスで)
★JR尾張一宮駅名鉄一宮駅(この2駅は事実上同一の場所です)から山郷西行き名鉄バスで「光明寺」バス停下車、北方向へ徒歩10分。バスはほぼ1時間に1本運行。公共の足利用での、最も楽なアクセス法です。バスの時刻は、名鉄バスの公式サイトで調べることができます。その他の問い合わせは、名鉄テレホンサービス0586-23-2710まで。

★産業文化センター(=名鉄各務原市役所前駅近く)・名鉄新那加駅(=JR那加駅と隣接)・名鉄新加納駅南から、各務原市ふれあいバス(100円バス)川島線・川島休日線で「渡西口」バス停下車、南方向へ徒歩10分。平日は1日7往復、土休日は1日3往復運行('05年2月現在)。バスの時刻は、各務原市の公式サイトに載っています。その他の問い合わせは、各務原市役所0583-83-1111まで。

★新岐阜(=名鉄岐阜駅。JR岐阜駅から徒歩5分)から岐阜バス川島前渡線(川島松倉行き)で「河川環境楽園」バス停下車徒歩25分、または「川島笠田」バス停下車徒歩40分。バスはおおむね1時間〜1時間半に1本の割で運行。この路線は、土休日の一部便(8往復半)のみが「河川環境楽園」に立ち寄ります。それ以外の便では「川島笠田」バス停を利用してください。バスの時刻は、岐阜バスの公式サイトに載っています。その他の問い合わせは、岐阜バスコミュニティ各務原0583-70-8833まで。

 (クルマ・バイクで)
 名古屋方面からの場合、基本的には国道22号線を走行、一宮市域「西島5丁目」交差点で県道にそれる形となります。地図上では「光明寺」「川島パーキングエリア」がキーワード。もし、カーナヴィの力を借りる場合は「光明寺」にセットを・・・。
 岐阜方面からの場合は、国道22号線の新木曽川大橋を渡ったのち、「北方町」交差点で県道182号線(里小牧北方江南線)に入るルートのほか、各務原市南西部(川島地区)を貫く県道もアクセスに使用できます。
 高速を利用する場合は、東海北陸道の「一宮木曽川」インター、または「岐阜各務原」インター利用が便利です。

 
 
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