春が楽しみ! さくらたび
木曽川・長良川中堤の桜(岐阜県海津町)

 
ナノハナとのコントラストが美しい
 
 
木曽川・長良川中堤の桜は、こんな桜!
  行政区としては岐阜県海津町に属する、木曽川と長良川に挟まれた細長い堤に約2kmにわたって植わっているソメイヨシノの桜並木。公共交通機関でもクルマでも行きやすいとはいえない場所ですけれども、そのぶん訪れる人も少なく、のんびり鑑賞することができます。観光化は、全くといっていいほどされていません。
 
桜の場所
  岐阜県南部・羽島市の南端(海津町との境目)に「三川(さんせん)分流碑」という石碑がありますが、そこから桜並木がはじまり、約2km南の「東海大橋」付近まで続いています。なお、「三川」とは木曽川・長良川・揖斐川のことを指し、ちょうど「輪中」集落で有名な場所にあたります。
 
見ごろ
   おおむね4月上旬です。なお、この頁の写真は99年4月3日に撮影しております。
 
アクセス

 (電車で)
  名鉄丸渕駅のすぐ南寄りにある県道を西方向(海津方面)に5km約75分歩くと、「東海大橋」(この橋は、愛知県八開村と岐阜県海津町の境に架かっていて、途中で中堤をまたいでいる)に差しかかります。この橋を半分(1km)だけ渡って堤の上に行きますと、堤に下りられる場所が1カ所あります(99年シーズンの話)ので、そこから堤に下って北方向へ歩を進めますと桜並木の南端に差しかかります。ただしこれは、公式なアクセス法ではなく、現時点では「東海大橋」から堤へ下りられるという保証はありません。あくまで自己責任において行動してください。

 (バスで)
* 名鉄羽島市役所前駅から羽島タクシー運行の鉄道代替バス大須行きで終点下車徒歩40分(三川分流碑まで)。バスは30分に1本。大須バス停から西方向に歩くとほどなく「南濃大橋」にさしかかりますので、そこで川を渡らずに左折、川沿いに南方向へ歩を進めてください。道なりにずっと歩けば、「三川分流碑」にたどり着きます。これが、公共の足利用での、最も現実的なアクセス法です。

* 近鉄石津駅から海津町営バス(南廻り線または西廻り線)に乗って終点の「医師会病院」バス停へ。そこからさらに海津町営バス(東廻り線)に乗り継いで「東海大橋西」バス停下車。そして1kmほど東海大橋を渡りますと、先述の堤に下りられる場所にたどり着きます。ただし、2本の海津町営バスをドンピシャリで乗り継げるパターンは、1日に2〜3通りしかありません。バス時刻等の問い合わせは、海津町役場0575-54-5220。
 

 (クルマ・バイクで)                              
  桜並木のある場所は、行政区域としては海津町に属しますが、海津町中心部から直接アクセスすることはできません。ルートはどうあれ、まずはいったん羽島市域に入り、羽島市域に入ったら市の南端(=三川分流碑)をめざしてください。碑のある場所にたどり着いたらクルマを降りて散策すればOK。なお、クルマやバイクの場合は「東海大橋」からのアクセスは確実に不可。東海大橋から堤へクルマ・バイクでは下りることができません。


 
 
堤はまっすぐ、どこまでも桜!

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