日本の旅・坂の町おおた
茨城県常陸太田市(その1)

 
 「常陸太田」といって、真っ先に思い浮かべるものは? 水戸黄門こと徳川光圀が晩年を過ごした西山荘? それとも代々の水戸徳川氏が眠っている瑞竜山? 郊外のスポットがメジャーな常陸太田市ですが、その市街地は南北に長い「馬の背」の上に位置する「坂の町」。古い家並みも残っており、いい雰囲気をかもし出しております。ここでは意外と知られていない、そんな市街地の風景を中心にご紹介したいと思います。では、みなさんもヴァーチャルまち歩きを!

 
夕暮れの板谷(ばんや)坂 昼の板谷坂

 
★この常陸太田案内は、ただいま改装作業中です。しばらくの間見苦しい点があるかと思いますが、何とぞご了承ください。

 

坂の町おおた【暫定開業】

 常陸太田の市街地にあるだけを集めた、思いっきり私見な案内。
 
  
ここは、梅津会館周辺

 
  市郷土資料館(梅津会館) 



 

市郷土資料館(梅津会館)

 旧太田町役場を資料館としたもの。梅津福次郎の寄付により1936(昭和11)年に建設されたレトロチックな鉄筋コンクリートの建物で、「梅津会館」の別名をもっています。主として江戸期以前の史料を展示。分館も含めて開館9:00〜16:30・入場無料・月曜休。駅歩15分。


 
市郷土資料館分館

 明治期から太田共同銀行(常陽銀行の前身のひとつ)として使われていた蔵造りの建物を資料館としたもので,十王坂をのぼりきったところにあります。主として明治以降の史料が展示されています。駅歩15分。


 
市郷土資料館分館 市郷土資料館分館近くの古い家並み。ここを直進すれば十王坂。

   

さらに先を歩いてみましょう!(その2)

郊外へ出てみましょう!(その3)


まち「歩き」だけど、レンタサイクル

 常陸太田の市街地スポットだけ回るのなら自分の「足」だけでも大丈夫ですが、西山荘や佐竹寺など周辺スポットも回る場合は、JR常陸太田駅脇観光案内所にある電動レンタサイクル利用が便利です。1日1000円9:00〜16:00電動機つきである理由は,写真でもおわかりのとおり市街地の地形からですが、くれぐれもバッテリ切れに注意。補助パワーは「ここぞ」というときに使用するように(笑)。

 
 
常陸太田へのあし

 JR常磐線水戸駅 〜JR水郡線〜 常陸太田駅(およそ1時間に1本)
 JR常磐線大甕(おおみか)駅 〜日立電鉄電車〜 常北太田駅(およそ40分に1本)
 JR常磐線水戸駅北口 〜茨城交通バス〜 常陸太田市内(およそ40分に1本)
 東京・新宿駅 〜高速バス〜 茨城交通太田営業所(1日4往復)
 常陸太田からは、放射状に周辺市町村へバス路線が延びております。

 JR常陸太田駅と日立電鉄・常北太田駅は道を挟んで真向かいに存在します。両は「馬の背」市街地の下の街外れにあり、ここで挙げたスポットへは少々歩きがあります。水戸方面からの一般路線バスは、駅前を通ってそのまま市街地に入ります。また、高速バスの発着する茨城交通の営業所は駅よりもさらに市街地から離れています。駅と営業所の間は、歩いて10分くらい。
 クルマの場合は、国道293号線または349号線(通称・太田街道)を目指されるとよろしいでしょう。

 

★この常陸太田市案内は、作者 まるしん がNIFTY SERVE汽車旅フォーラム(現・@nifty
 旅行フォーラム本館)に書いた文章を手直しし、画像を付けて掲載したものです。  
 

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