日本の旅・坂の町おおた
茨城県常陸太田市
==坂の町おおた==

 
夕暮れの板谷(ばんや)坂 昼の板谷坂

 
★現時点においては、以前からあった記述のうち坂に関するものを分割したものを基本とした暫定ヴァージョンです。これから、他の坂についても掲載・拡充していく予定です。

 
板谷(ばんや)坂

 丘の上から東方向へ下る、常陸太田を代表する坂で、坂の上部は階段になっています。坂の上から眺められる阿武隅山系のやまなみを眉に例えて「眉美千石」とも呼んでいます。古文書には「番屋坂」の記述もあり、かつては東方から入る見附であった模様です。この坂の下の交差点にある古い商店(長山商店)にも注目です。夜の板谷坂もGood! 駅歩10分。

 

下から眺めた板谷坂 板谷坂下の長山商店(右側)
 
十王坂。左が市郷土資料館分館 杉本坂
 
 
十王坂

 板谷坂と並ぶ「常陸太田」を感じさせる、丘の上から西方向・県立太田第二高等学校へと下る坂。観光案内所でもらえるカラー版パンフレットの表紙になっている「ふたりの高校生が歩いている坂道」はここです。市郷土資料館分館の壁が、いい雰囲気を醸し出しています。クルマは下り一方通行。駅歩15分。


 
杉本坂

 この坂は丘の上から西方向へ下る坂で、東へと下る板谷坂と対になっています。坂の途中には「呑龍(どんりゅう)さん」の愛称で親しまれている遍照寺や伊勢神宮の分社(外宮)があります。現在は市街地のまっただ中にありますが、江戸期にはキツネやタヌキの出るような、うっそうとした場所だったようです。クルマは上り一方通行。駅歩10分。

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