今月を振り返る。序盤は Maker Faire Tokyo 2019 に出展、いつものオレンジ色のブースに想定以上の多くの方に訪れて頂いた。更に Maker Faire Kyoto 2019 に続き「手のひらサイズペンプロッタ製作の軌跡」というタイトルでプレゼンテーションを実施、こちらにも多くの方に訪れて頂いた。そして Maker Faire Tokyo 2019 でのプレゼン資料を Sperker Deck にて公開。想定をはるかに超える方々に見て頂いた。中盤は手持ちの送りねじ直動機構で新たなペンプロッタを形にしたものの、そこはかとない物足りなさを感じた。そして死蔵しているベルトとプーリを引っ張り出して、直動機構として動かす実験を行うに至った。終盤は台北で開催された亜州工業4.0智慧製造系列展に足を運び、直動機構成分を堪能した。そして4年ぶりに台中電子街を訪問し、更に昨年に続き新竹の百年電子を訪問し電子パーツ店の楽しさを味わった。来月は技術書典7でのサークル出展が一番大きなイベントだな。体調をキープしてビシッと準備を進めよう。
今日も刺激を大切に。来月7日に「このロボットがすごい2019」が早稲田大学で開催されることを今更ながら知る。今回は久方ぶりの東京かつ土曜日開催ということでぜひ足を運びたい。4年前に足を運んだ「このロボットがすごい2015」では硬軟幅広い講演者の方々が自分の好きなものについて語る姿がサイコーにステキだったんだよな。4年前と同じく早めに会場入りしてビシッと堪能しよう。刺激を手の動きにも変えようぜ。
直動機構を見るのは楽しい。カズヤ シバタさんの tweet にて VS-19 ピコリニアサーボを知る。動画を見ると思ったよりもクイックな動き。Solarbotics の商品ページにある他の RC サーボとのサイズ比較や内部構造の写真を見て刺激を受ける。昨年1月のキューブ型筐体で使用した GS-1502 超小型直動 RC サーボよりも良さげな感じだな。しかし今のオレは 3-4USD 以上だとなかなか手が動かない。キビシイ状況を工夫で乗り切ろうぜ。
そしてオレはやっぱり電子パーツ店が好きだ。市立美術館を後にしていつもの台北八徳路電気街に向かう。そしていつ見てもオッサン達が吸い込まれていく光華國際電子廣場の階段を下りる。そしていつものように祥昌電子と源達科技のパーツ棚を堪能。続いて3月にショックを受けた良興を訪れる。3月の時と同じく Arduino や Raspberry Pi 関連パーツはレジ近くの小さなスペースのみとなっていた。3月にも書いたがネットで見たことのある開発ボードの現物をここのショーウインドウで見るのが毎回楽しみだったんだけどな。更に小さいながらも技術書を扱っている益大資訊は今日は休みだった。「明日26日は営業するよ」と書かれていたがオレ明日は来られないんだよね。イロイロと残念な結果が多かったが、ここにいると時間があっという間に過ぎていく。時間の関係で当初の予定を更にもう1つスキップすることにした。やっぱり電子パーツ店はサイコーだな。
夢の3日間は終わった。明日からの現実に誠実に向き合おう。来月の技術書典7に向けた準備もビシッと進めようぜ。
続いて台鐵に乗り新竹に移動。バスに乗りオレの大好きな電子パーツ店百年電子を訪れる。こちらも昨年4月に訪れたばかりなので再訪するか悩んだが、店内に入ったらあっという間に時間が過ぎて行った。2階のパーツ棚は受動部品に加えてアナログ・デジタルICも自由に手に取ることが出来るのが素晴らしい。DIPサイズの SRAM/DRAM/UVEPROM といった懐かし半導体を見ているだけで時間が吸い取られる。更に1階の工具類やメカパーツの品揃えも充実。今回は今の自分にとって一番ホットなタイミングベルトを購入した。その時々で変わる興味関心に全て応えてくれる素晴らしいお店だよな。次にこのお店を訪れる時にはオレは何を購入するのだろうか。
更に台鐵に乗り桃園に移動。電子パーツ店の健新電子材料行を訪れる。外は暗くなりお腹も空いてヘロヘロ状態だったが店内に入ると何故か元気が出てきた。どのお店でも似たような品揃えなのに電子パーツを見ているだけで楽しくなるのは何故だろうか。
という訳で今日の電子パーツ店ハシゴは終了。夢の時間はあっという間に過ぎてしまうな。明日も短い時間でも楽しい時間を過ごそう。
オレはパーツ屋が好きだ。南港展覧館の後は北門の近くにある新中華商場に足を運ぶ。最深部は暗闇が続くディープな建物だったがいくつかのお店は営業をしていた。その中でも弘大電子材料行は受動部品が入ったパーツ棚が並んでいて店内を歩いているだけで落ち着くお店だった。IC類はカウンターの奥の棚にあったので懐かしICを探索することが出来なかったのは残念だった。この場所にかつてあった中華商場はどんな所だったのかな。地上から姿を消す前に色々なパーツ屋に足を運びたいな。
オレは技術書が好きだ。新中華商場の後は天瓏資訊図書に足を運ぶ。中文書籍を堪能するのは3月の上海書城以来だな。中文書籍は発行してから1年以内のものを買うと勝手に自分の中で縛りを入れているのだが今回は「FreeRTOS内核実現与応用開発実践指南」を購入。同人誌「中国の大型書店に入ると楽しいのであっという間に時間が過ぎるね」でも書いたが、中文の技術書は日本ではなかなかお目にかかれないテーマの書籍に出会えるのがサイコーに楽しいんだよな。台風の接近が気になるが普段見ることが出来ないものを明日も堪能しよう。
そして来月に向けて。来月22日に開催される技術書典7のサークル配置番号が届く。自分のブースは2階ホールDの「け32D」に配置されたようだ。twitterを見る限りでは「け」はハードウェア及びバラエティ島になるのかな。手持ちの5種類の同人誌に加えて新刊を形に出来るように頑張ろう。週末の準備も並行して進めようぜ。
衝動を大切に。週末に向けた準備を進めないといけないのだが以前切断した直動機構用パーツを引っ張り出して改造を加える。ピンバイスで M1.6 ネジ用のタッピングをしていると気持ちが良くなってくる。そして元の設計とは違う所にモータを取り付けて仮組み。雰囲気を確認する。何となく行けそうだ。来週動かしてみた結果を元に SVG ファイルを作成しよう。今年の後半は送りねじから脱却しようぜ。
先週末の C96 で入手した懐パソ/PDA 同人誌を楽しむ。まずはかみのとあかりさんの「できるよ Ruputer」を読む。Windows10 で Ruputer とのシリアル接続や RupSDK のインストールが可能であることに刺激を受ける。そして20年前に Ruputer で LEGO MindStorms RCX を動かしていた頃はアセンブラでコードを書くのが日常だったことを想い出す。PC Watch の MindStormsフェスティバル'99 の記事の写真を見るとオレ含めて皆若かったと感じる。続いて空と月さんの「いまからはじめるMSX」を読む。MZ-80K2 野郎なのでカラーもグラフィックスも小文字も表示できる MSX は縁遠い自分だが本体や周辺機器や入手方法が網羅されていて刺激を受ける。そして MZ-80K2 野郎としては CRT コントローラコンプレックスがあるので TMS9918 という型番に反応してしまう。手持ちの HD6445 や uPD3301 を通電する日はオレに訪れるのだろうか。未来に生きようぜ。
手持ちの歯付プーリは今回使用した2個のみ。オレがベルト駆動をモノに出来なかったのは手持ちパーツが限られていたからかもしれない。という訳で普段より空いている通勤電車の中で aliexpress アプリを立ち上げてプーリを物色。いつものように到着まで時間を要するがその間手持ちのパーツで経験値を蓄えよう。やるべきことは沢山あるのだ。
先週末の C96 で入手した技術同人誌を楽しむ。まずは備中絡繰製造所さんの「IoTの製作 Vol.1」を読む。前半で要素技術について環境構築とソースコードで説明し、後半に製作例を提示する流れがイイ。製作物の幅広さがあればこその流れということか。続いて STRV's Studio さんの「モータドライバのつくり方 Vol.4」を読む。前半でモータの状態に関する様々な測り方を解説し、後半で PID 制御について余り数式を使わずコード例を交えて説明している所が自分にとって参考になる。様々な手法を自らの手で理解しているからこそ可能だということか。オレも何時の日か技術同人誌を書いてみたいが道のりは険しいな。活動の幅を広げよう。
次の脱皮に向けて。パーツ BOX から手持ちのベルトとプーリを引っ張り出す。9年前はレインボープロダクツさんのオレンジ色のプーリーベルトを使用したが今回は黒色のタイミングベルトとを使用してみる。昨年切断したまま死蔵していた1軸直動機構のパーツを引っ張り出しフレームを作成。ここで一度中断。明日も手を動かそうぜ。
次のイベントに向けて。年末の C97 の申込を行う。先週末からのモロモロですっかり申込を忘れていたな。そして現在1次募集が行われている来年2月の Tsukuba Mini Maker Faire にはぜひ出展したい。しかし自分のペンプロッタを中心としたテーマではノンジャンルの2次募集での応募が相応しいな。勇気を持って10月にビシッと応募しよう。毎日少しずつ力を蓄えて来年は何とか4回の出展を実現したいな。
帰宅後にハンダの煙を吸いたくなり変換基板とケーブルを作成。永らく温存していた中華 USB 電圧/電流計を引っ張り出してペンプロッタに接続。ペンプロッタを動かしながら電流値の確認を行ってみた。時々 400mA 程度流れるが 2-300mA で収まっているようだ。見えないものが可視化されるのは楽しいよな。これからは測ることにも力を入れていこう。今までと違う自分に少しずつ変わっていこうぜ。
わずかな時間だが次の妄想に向けてパーツを引っ張り出す。訳も無くモータを回していると妄想が膨らむような気がしてくる。明日は短い時間になりそうだが良質な刺激を受けられることを祈ろう。程良いアウェー感を大切に。
ina_ani さんの Maker Faire Tokyo 2019即日レビューにて自分のペンプロッタとプレゼン「手のひらサイズペンプロッタ製作の軌跡」について紹介して頂いている。非常に有難い。記事中の「資料公開してほしい」という記述を見て調子に乗り Speaker Deck にて「手のひらサイズペンプロッタ製作の軌跡」のプレゼン資料を公開してみた。慣れないことをやった流れでもう一つ慣れないことをやる背中を押して頂けた。オレは1人では無いのかもしれないな。
オレは名前にKの文字が刻まれている。Terrano II さんの tweet を見て MZ-80C が今年40周年を迎えていることに今更ながら気が付く。週末に PC-8001 40周年記念をペンプロッタで描画したが MZ-80K は 41周年だし K2 は 39周年だしと思い MZ-80C のことはすっかり忘れていた。同じ MZ-80 だがグリーンディスプレイと長いスペースバーはオレには縁遠かったということか。あの頃の自分があるからこそ今の自分がある。それを未来でも感じられるよう今精進しようぜ。
昨日はバタンキューで手が動かず。今日は次の妄想に向けてパーツを引っ張り出す。少しずつ定常運転に戻っていこう。
明日の Maker Faire Tokyo 2019 事前設営に向けて準備を進める。今回新たな展示物としてガントリー型ミニペンプロッタのパーツ展開見本を用意した。送りねじ直結型モータを使うようになったので、実際に動く状態でパーツを展開することが出来た。3年前のアクリル板パーツ一覧と並べるとややスカスカ感があるが自分のペンプロッタの構造について楽しんでもらえることを期待しよう。明日はいつものオレンジ色のブースをビシッと形にしようぜ。