取材をしたいのですが

■ペンネーム「joker」さんからの投稿です。(→ jokerさんのウェブサイト「VIRTUALTOWN」

 とおみさん、みなさん、こんにちは。
 みなさんは、「取材をしたいのですが」と言われたら、どうしますか?
 
 ある出版社から取材の申込みの電話が来ました。
「地域に貢献している企業さまとの事なので、是非社長様にお話を伺いたい。取材にはタレントの○○さんが参ります。取材予定日は、今週末です」
#因みに、電話が来たのは、火曜日です。
 
 その出版社をネットで検索してみましたところ、まぁヒットするわするわ。
 取材を受けた方が多数、取材を受けたことをWEBで発表しておられます。
 
 ただ、一つの気になる情報が・・・
 
 それは、取材を受ける側が、カナリの金額を請求されるという情報です。
 どうやら、出版社より、請求されるようなんです。(6桁に近い方の5桁の金額らしいです)
 電話の際にはそのようなことは聞いていませんでしたし、まぁ聞かなかった私もヘタレですし、まさか・・・とは思いますけど。
 
 ただ、私自身電話で受けた印象で、以下の事があります。
 
■弊社の業務内容が社会に貢献していると言う割りに、表現があいまい。
#別の取材申込み(新聞とか)では、仕事の一つを例に挙げていましたから。
■弊社の社長の名前を知らない様子
#電話帳を片っ端から掛けてるな?という印象ですね。
■2年くらい前にも、似たような電話があったな〜・・・
#出版社がずいぶん遠い場所にあるので、上司が訝っておりました。
 
 となると、もし、上記のように何かしらの名目でそれなりの金額を要求されるとなると、それは「取材記事」ではなく「広告」に近いのではないかと・・・。
 
 先様としましては、タレントさんが行くというのが「売り」なんでしょうね。
 やたらその有名人の方の名を、連呼していました。
 そして、そんな有名人を手配できる会社なのだから、安心してくださいというようなことを暗に示すのです。
 なので、思い切って、そのタレントさんにメールしてみました。(正しくは、事務所宛)
 すると、マネージャーさんから、すぐ連絡が入りました。(さすが人気商売)
 2度やりとりした結果・・・
 
○その方は、かなり長く、その仕事を請けている。
○出版社は、信用が置けると思っている。
○しかし、取材される側と出版社の間に、どんな契約や金銭のやり取りがあるのかはわからない。
 
 まぁ、ネットで検索した印象からしますと、有名人と対談が出来て喜んでいる方が多いのが現状。
 金額の件も、事実関係はわかりませんから、何とも言えません。
 でも、何だか釈然としないんですよね。
 もう少し、ちゃんと確認してからまとめたかったのですが、現時点では限界に達しました。(こちらの掲示板で大口叩いた割りに、しょぼくてすみません・・)
 でも、恐らくしばらくの時間をおいて、また同じような電話がかかってくるでしょうから、その時こそ・・・・。

■jokerさんから、6回目の投稿です。本当にいつもありがとうございます。
 
■「突然電話で取材の申し込みがあり、承知すると芸能人がインタビューに来て、取材経費七万円請求されたのだが、どうよ?」って記事が「悪徳商法?マニアックス」の過去ログにありますね。
 
 上記ログのケースでは、相談者さん自らが、疑問点として以下のようなことをあげておられます。
・向こうから望んでもいない取材を申し入れてきて取材費を請求する。
・あまりにも突然で検討する時間が与えられない。
・記事の大きさによって値段が違い、いちばん小さい枠が七万円。(←広告みたい)
・契約を解除する場合は、違約金七万円が必要。
・「提訴の際は、大阪を管轄とする裁判所で」とわざわざ契約書に書いてある。
 などなど、「取材」という割りにはフシギなことがてんこ盛りです。
 
 契約書はインタビューの後に出てきて、そこでサイン。それまで、違約金云々のことは、相談者さんには知らされていなかったようです。
 
 事業者同士の契約になる為、特商法も消費者契約法も守備範囲外。不実告知等を理由に契約を撤回させることはできません。相談者さんは、この後一体どうされたのか、とても気になります・・・。
 
■さて、jokerさんが見つけた「一つの気になる情報」が上記ログかどうかはともかく、色々と共通点が多そうなカンジがします。
 取材費用の請求が無いのか、有るのに黙っているだけなのか、が明らかでないということなので、これ以上の言及は止めておくことにしましょうか。
 
 だいたい、火曜日の電話で週末の取材のアポというのは、ちょっと突然すぎるような気が・・・。タレントの○○さんだって、色々と予定があるでしょうに。
 あ、でも、断られた後に他の会社に「地域に貢献している企業さまとの事なので、是非社長様にお話を伺いたい」なんて電話をかけて穴埋めすれば、○○さんへのインタビュー依頼はキャンセルしなくってもいいんですよね。で、○○さんには、余裕を持ってスケジュールを組んでもらうこともできるし。
 いや、実際のところはどうだか知りませんよ。あくまでも私の妄想ですんで。

(2005.10.7)