■ペンネーム「あんちゃん」さんからの投稿です。
久々にネタが!
しかも珍しく向こうからやって来ました。\≧∇≦/
有休で一人ウダウダしていた午前中の事…。
『ヒツウチ』で着信。
「ををッ!! 久々のヒ・ツ・ウ・チだぁ♪」
世の中には『ヒツウチ』着信は憂鬱な方が大部分の様ですが、僕にとっては極めて楽しい「レジャー」だったりします。(時間に余裕があれば)
企業名も商品名も失念して(ダメダメです…。^^ゞ)ますが、怒濤のツッコミで先方さんの方から話を切り上げて電話を切ってくれました。
トゥルルルルル…
ピッと通話ボタン押す。
あ 「…」(非通知着信は、電話に出ても名を名乗りません)
2秒後(根性のないテレアホならここで終了〜)
テ 「もしもし、私○○(失念)と申します」(不安)
ここでテレアホ嬢(昔の娘)は自分の名前を名乗る手順を飛ばしてます。^^;
あ 「はい」
(チッ、野郎かい…)と思ったはずですが、怯む事無く営業トーク開始
以下、話のエッセンスのみ。
テ 「サプリメントのご紹介をしていますが、何かお使いでしょうか?」
あ 「うんにゃ、何も使っていません」
テ 「△△(これまた失念)を主成分とした、サプリメントがありますが、この△△はご存じでしょうか?」
あ 「いいえ、知りません」
テ 「そうですか…、△△はテレビ(発掘あるある大辞典)や雑誌等で紹介されていて有名なんですよ」
(かなり得意気な物言いが勘に障ったので攻撃開始!)
あ 「ところでその△△とやらはかなり有名だと仰ってましたが、私はそれを知りませんが、お宅では今までにかけた世帯の何%の方がご存じだったのでしょうか?」
テ 「えッ!?(動揺)それは知りません」
あ 「ってヲイヲイ…。^^; 貴女は先ほど『有名だ。』って仰ったぢゃないですか?」
「そーなると、それは嘘って事になっちゃいますが、それで良いの?」(我ながら意地悪いですナ…)
テ 「え?えぇ〜、約半分の方がご存じの様です」(他人事かいな…)
あ 「でも、私は知らなかった…、って事は有名でも何でもないのでは?」
「更に“あるある”を引き合いにしていますが、あの番組自体視聴率は20%前後とすれば、70%以上の方は知らない事になりますが、20%程度の視聴率で、(電話を)かけた方の半数以上が知ってるって随分打率が高いんですねぇ…」
「仮に他の本やインターネットなどのメディアで、知ってるとしても恐らくそのジャンルに興味を持つ方々の比率は、“あるある”の視聴率とほぼ連動していると思いますヨ」
テ 「良く知りません…」(消え入る様にトーンダウン)
あ 「不用意かつ無責任な発言は控えないと、後々トラブルになったら貴女自身大変な事になりますヨ」
「で、何?」
ふつーここまで話の腰を折りまくってるんだから、諦めればいいのに気を取り直して営業トーク炸裂(苦笑)
話半分{50%(百分率)}どころか1ppt(1兆分率、要は1兆分の1です)で聞いてたので、気になった行(くだり)は3点。
(1)△△やアガリクス(何故か成分が増えてる…)の成分が、免疫力向上
(2)ガンやエイズ等も予防できる
(3)健康××(失念)研究所のデータが出ているから信頼できる
(1)と(2)は例えその効能があったとしても、“ただ”のサプリ如きに言っちゃったら薬事法に抵触するんぢゃないかと…。 などを踏まえ、激しく突っ込む。(激しすぎたのと殆ど忘れちゃったので割愛)
あ 「エイズやガン!?」
「これは薬かい?」
テ 「いいえ、サプリメントです」
あ 「サプリメントが医学的効能を謳っちゃって大丈夫かい?」
「もし、大丈夫なら厚生労働省の認可番号を教えてよ」
テ 「ゑッ! ば、番号はありません…」
あ 「はぁ!?お宅何言ってんの?」
「効能書きを謳う場合、厚生労働省の認可を受けているはずだけど、誰がこのサプリメントの効能を保証する訳ぇ?」
テ 「健康××(失念)研究所の…」
あ 「だからよぉ…(苛つきMode36%)、それが厚生労働省と何の関わりがあるんだよッ!?」
「極めてプライベートな研究機関でしょ?」
「日本の名だたる製薬メーカや食品メーカーの2/3以上が加盟しているの?」
「更にこの研究所は、この国の何%の人間に認知されてるの?」
テ 「…」(こんな想定外の意地の悪い質問に答えられる訳ないわな…。T^T)
あ 「で、このサプリは口に入れる物だよね?」
テ 「はい…」
あ 「だったら、効能書きを謳う様な物は厚生労働省が一枚噛むはずなんだけど」
「ホントに無認可なの?」
テ 「よ、よく知りません…」
(キタ━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━ッ!!)
あ 「さっき散々、得意気に能書き垂れてたぢゃん!」
「そんな正体不明な怪しい物を紹介する訳ぇ?お宅は…」
テ 「いえ、決して怪しい物では…」
あ 「うんうん、怪しい奴に限って自分を取り繕う典型的な受け答えをするねぇ、お宅は…」
「もー少し勉強したら…?」
テ 「申し訳ありません。調べてかけ直します」
あ 「あそ、待ってるよ(まぢで)」
テ 「では失礼いたします」
ガチャ
と、一連の会話は終了しました。
今回、『奥の人など居ない!』に次いで一部を除き、極めて紳士的なやりとりでしたよ。(僕の主観ですが…)
あのテレアホ嬢(昔の娘)も必死で営業かけてた様ですが、相手がこの僕では役者が違い過ぎますって…。≧∇≦v
僕にとってこのやりとりは役不足(これが正しい使い方)だし、先方さんにとっては自分の力不足(ここで“役不足”を使うのは間違いです)を思い知ったんぢゃないか…、ってそんな事考える暇があったら、次のカモに行ってますネ…。(寂)
平日の昼間だって野郎は在宅する事もあるし、法律系や化学系のトリビアに明るいいのも居るんだから、気を付けて発言しなくっちゃ…。≧∇≦
※これを粗方書いて件(くだん)の“あるある”のオフィシャルページへ行くと、ポップアップウィンドウに『ご注意』書きがあります。
注意書きとは言え著作物のはずなので、興味のある方は上記URLへGO!
有名な番組や企業名が協賛しているかの如く言うのは奴らの常套手段です。
もしそうなら正体不明の会社に営業委託なんて非効率な事はせず、番組や企業が直接紹介(TVCFやNet上で営業)しますから、素直な(騙されやすい)方は呉々もご注意下さい。
しかし、あのテレアホ嬢(昔の娘)は、懲りずにかけて来るのだろうか…。
まぁ、来ねぇだろうなぁ…。(それはそれで寂しいT-T)
■あんちゃんさんからの四回目の投稿です。ありがとうございます。
■あるある大辞典オフィシャルサイトに行くと、いきなり注意書きポップアップウィンドウが表示されます。
何が何でも、いの一番に、とりあえず、読め。
という、番組制作側の強固な意志を感じさせる作りとなっていました。よほど問い合わせが多いのか、問い合わせの内容がヤバイのか、スタッフの苦労がしのばれます。
注意書きが画像なので、以下にテキストで引用いたしますね。
「ご注意!」
皆様から番組宛に、「あるある大辞典II」の名前を使って商品の販売などをしている業者があるとのご指摘がありますが、そのような販売業者と当番組とは一切関係は有りません。番組名を無断で使用した上での販売となりますので、くれぐれもご注意下さい。 (「あるある大辞典II」公式サイトより抜粋)
■悪徳商法ネタの掲示板の書き込みを読んでいると、健康食品販売業の方(特に連鎖販売取引従事者の方)で、たま〜に
「コレは、本当に○○という効能があるんだけど、薬事法があるから表立って言えない」
と、薬事法がまるで悪の権化みたいな物言いをなさる方がいらっしゃいますが、そもそも薬事法は、医薬品の有効性及び安全性を確保する為のものなのです。
ですから、広告について言えば、「有効性および安全性に関する調査を経て、厚生労働大臣や都道府県知事が承認したモノ」だけが、その有効性を標榜できる、つまり、有効性や安全性が確認されれば、医薬品として効能を謳うことが出来るわけで、
本当に○○に効くのならば、さっさと医薬品の承認を貰ってくれ。
の一言に尽きるわけです・・・。
とりあえず、件のサプリメントが免疫力でガンやエイズに・・・というのなら、世の中の為にも、医療の現場で活用される方向で営業をかけてほしいですね。非通知で勧誘電話している場合じゃなくって。
(2005.6.2)
(参考)
この他の、あんちゃんさんの投稿は以下の通りです。
「無許可チラシをめぐる戦い」
「奧の人などいない!」
「特商法違反の教材売りとの戦い」
「訴訟通達管理事務局」
「悪徳商法撃退ビギンズ」
「通信会社代理店からの電話5」
「飛んで火に入る…(Ultra長文)」
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