■ペンネーム「お天気」さんからの投稿です。
ひさしぶりに投稿させていただきます。
多少古い話、新しい話入り混じっていますが。
その1 補正下着
夕方のいそがしい時間に電話がなりました。
テレアポ 「お忙しい時間に申し訳ありません●●(某補正下着の会社)と言います。
大変失礼ですが最近太ってきたな、ウエスト周りが気になるなといったことは・・・」
私 「ホント、失礼ですね」
テレアポ 「え、あの・・・」
私 「失礼ですが、っていうから失礼ですねってお返事したんですけど何か?」
テレアポ 「いえ、それより体型で気になるところはありませんか?」
私 「別に。おおきなお世話です。」
テレアポ 「・・・失礼しました」
あっさり切ってくれました。
でも、本当に失礼ですよね。
そりゃ、独身時代よりかなりデブになっちゃったけど、ほっといてほしいもんです。
その2 寄付
結構暑い初夏の午後、チャイムがなりました。
若い女性、はっきり言ってまだ10台といった感じの声でした。
女性 「寄付をお願いして回っています。」
私 「何のための? 個人で寄付を集めてるんですか?」
女性 「え? 老人ホームとかいろいろですけど。」
私 「いろいろ? いままでにどのような使途に使われたんですか?
今後の予定は? もう少し具体的に教えてください。」
女性 「なんでそんなこと言わなきゃいけないんですか? 寄付してくれないんですか?」
私 「実績もなく、これから何に使うかもいえないような人に寄付しなくても、いくらでもまっとうな方法で社会貢献できるもの。」
女性 「ふん、けち!」
捨て台詞はいて行っちゃいました。
某宗教よりヘタクソなこんな方法じゃ、誰もお金だしてくれないと思うけどな。
それとも、みんな優しくて結構出しちゃうのかな?
その3 宗教勧誘
訪問販売とはちょっと違うかもしれませんが、宗教勧誘です。
どこの宗派かは分からずじまいでしたが、
外国人男性二人で自宅にやってきました。
日本語がとても上手でした。
男性 「近くで神様のお話を聞く会があります。おはなしを聞きに来ませんか?」
私 「うち、浄土真宗ですから」
男性 「それは素敵ですね。でも、神様のお話も聞いてはいかがですか?」
私 「親鸞聖人のお言葉しか信じません!」
もちろんそんなに信心深いわけありません。
単に檀家、って言うだけなんですけど、まあ、多少大げさに言わなきゃあきらめてくれないかもしれないし。
たまたま休みで自宅に居たダンナが私のセリフに噴き出しそうにしていました。
男性 「そうですか、でもお時間があれば来ませんか?」
私 「親鸞聖人のお言葉しか信じません!!!」
しつこかったです。
単に熱心な信者だったかも知れませんけど、うっかり入信して何か売りつけられたり、寄付を求められたりしたら怖いですよね。
その4 警察だった・・・
新興住宅街に住んでおり、いろんなセールスや勧誘が来ます。
しょっちゅうなので、大抵冷たい対応をしています。
ろくに用件や、会社名を言わない場合は特に冷たい対応になります。
ある日、名前も用件も言わない訪問者がいました・・・
男性 「すみません、ちょっとお話がしたいんですが。」
私 「何のお話ですか?」
男性 「インターホーン越しじゃ落ち着かないので出てきていただけませんか?」
私 「新聞もリフォームも下水道清掃も間に合ってますから」
男性 「いえ、違うんです、セールスじゃなくて・・・」
私 「宗教も間に合ってます」
男性 「いえ、宗教勧誘でもなくて・・・」
私 「じゃあ何なんですか?」
男性 「警察です。以前の事件について再度町内を回っているんです。」
そう、以前町内で大きな事件がありワイドショーにも出ました。
その再捜査?
私 「え? 警察? 本当に?」
男性 「はい、ちゃんと警察手帳もお見せしますからご協力いただけませんか?」
あわてて玄関に出ました。
警察手帳も見せていただきました。
新しい警察手帳に変わったとき、テレビで見たものそのものでした。
おっとりしたこのおじさん、なんと警部補さんでした。
私 「警察のかたとは思わず、ごめんなさい。」
男性 「いえいえ、そのくらい注意深くて強い性格のほうが安心ですよ。」
私 「でも申し訳ありませんが、事件については何も分かりませんよ。
家も離れてるし、面識のない方だし。」
男性 「まあ、そうでしょうねここ結構現場から遠いし。
でも、今後不審な人や挙動のおかしい人がいたら、事件とは無関係だと思っても、ぜひ警察に連絡してくださいね。」
私 「はい、もちろんです。」
男性 「怪しい人が訪問してきてもさっきの勢いでよろしく〜」
警察だなんて思わなかったんだもん・・・
まじめにお仕事して、私たちを守ってくれるおまわりさん、ゴメンナサイ。
■お天気さんから、三回目の投稿です。いつも沢山のネタをありがとうございます!
■一番の突っ込みどころは、やはりこの台詞でしょうか。
「ふん、けち!」
実績も使用目的も言えないようでは、寄付を断られても当たり前かと。それでも喰らい付いてくるのですから、これはもう善意の強奪ですね・・・。
ただでさえ怪しい目で見られがちな、「訪問型募金」の評判をさらに貶めてどういうつもりなんだろうなあ・・・。
それにしても。
Conclusion comes first. ・・・結論は先に言え。
やっぱりここは、ドラマのように
「警察のものですが、二、三、お聞きしたい事が」
と、華麗に、ステロタイプに(笑)、キメていただきたいものです♪
(2006.12.1)
(参考)
この他の、お天気さんの投稿は以下の通りです。
「その一の一 化粧品」
「その一の二 家庭教師」
「その一の三 水道局の方から来ました」
「その一の四 新聞拡張員」
「その一の五 自宅で何?」
「その二の一 置き薬」
「その二の二 アンケート」
「その二の三 教材販売」
この他の、お天気さんの投稿は以下の通りです。
「その一の一 化粧品」
「その一の二 家庭教師」
「その一の三 水道局の方から来ました」
「その一の四 新聞拡張員」
「その一の五 自宅で何?」
「その二の一 置き薬」
「その二の二 アンケート」
「その二の三 教材販売」