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        昆虫の数がめっきり減ってしまった今、陽射しが無く気温も低い日には尚更厳しい。 
      マクロの視線で、葉っぱの裏表を仔細に観察してやっと見つかるという感じです。 
      疲れますがそれも又楽しい。さて黄葉に変わりつつあるクヌギの葉で見つけた物とは。 | 
  
  
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    クヌギの葉の渋い紅葉が進んでいます。かさかさになって風に散るのももうすぐ。 
    ここに昆虫の生命が息づいているとは考え難い。でもマクロの目で見つめて見ると・・ | 
  
  
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    葉の上にいくつもドングリみたいな球形の物体が貼り付いていました。 
    ドングリなら地上にころがり落ちる筈だけどその気配もなく固定されています。 
    実はこれ昆虫が葉に卵を産みつけた結果出来上がった虫こぶです。 
      昆虫が与えた刺激に葉が異常反応して自ら作り出した物で中に卵が一つ入っています。 
      卵のお守役を無理矢理やらされてしまう訳ですね。そんなちゃっかり者は一体誰だ? 
    形から見てこれはクヌギハケツボタマフシ。クヌギハケツボタマバチが当事者らしい。 
    (ちゃっかり者の名前の漢字表記:櫟葉毛壷玉蜂 言い難いし覚え難い名前だなぁ) | 
  
  
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    更に接近してみたら小さなハチがはっきり確認出来ました。 
    これが件のハチなのか不明ですが、しげしげと見つめている様子からもかなり怪しい。 
    でも卵を狙ってやって来た部外者の可能性もあるので断定は出来ませんが・・ 
    なお虫こぶについては、対象となる樹木、産みつける昆虫により多種多様です。 
    これからも興味を持って見つめて行きたいと思います。 | 
  
  
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          Digital Camera:
      
      
      OLYMPUS E-510/ZUIKO D 14-54mm(1st image), 
       
      RICOH Caplio R7(2nd & 3rd image),  
    Processed by Adobe Photoshop CS3 Mac,  
      Exp.Date:
     2008/11/24 at Tokyo(東京)  
    (c) 2008 Toshio Someya All rights reserved.  | 
  
  
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