昆虫ナウ!2007
フォト蔵Topへ
昆虫ナウ!2008 #20
「行く末は?」
初期掲載:2008/6/24 (3画像)
6/30(幼虫の別アングル1画像追加)、7/10(成虫1画像を追加)、
7/29(産卵2シーン追加)、8/2(卵の画像1枚追加)
樹々の緑が一層濃さを増す梅雨時。茂った葉っぱを仔細に観察すると思わぬ発見が!
幼虫の観察。ちょっと気味悪い場合もあるけれど、結構楽しめますよ。
クリックで次へ
困りきったおじさんという感じですね。これは。
おおよそ想像は付くと思いますが蝶の幼虫・所謂芋虫の正面クローズアップです。
完全変態だから幼虫と成虫の姿が異なるのは当然だけど、これは想像を絶してました。
成虫は下の画像で。
クリックで次へ
斑紋のスマートさでは数あるアゲハの中でも群を抜く存在のアオスジアゲハです。
青い稲妻を思わせる成虫の格好良さと幼虫時代の姿がどうにも結びつきません。
(この画像のみ2008/5/21に撮影。他は2008/6/24撮影)
クリックで次へ
とぼけた感じのアオスジアゲハの幼虫に比べて、これはもの凄く威圧的です。
調べて見るとどうやらゴマダラチョウの幼虫らしい。
蝶は限られた時間の中で卵、幼虫、蛹、成虫と大きく姿を変えて一生をおくります。
つくづく大変だなぁと感じました。
クリックで次へ
上と同じ種類の幼虫を、別の日に違うアングルで撮影しました。
前の日は葉っぱに張り付いて中々顔を上げてくれなかったのですが、この日は上機嫌。
にゅーっと顔を上げてくれた瞬間をキャッチしました。
見解の相違はあるでしょうが、私の感想は ”兎みたいで結構可愛いねー”
角のトゲトゲがかなり異様ではありますけどね。
約2週間後に出会ったゴマダラチョウの成虫画像を下に掲載します。
クリックで次へ
幼虫時代を過ごしたエノキからほど近い場所で出会いました。
あのトゲだらけの幼虫とは結びつかない劇的な変身ぶりです。
しかし脳裏には幼虫時代の記憶がしっかりと刻み込まれている筈です。
やがて行う産卵も、生まれ故郷のあのエノキの木でと決めているに違いありません。
※後日談を下に追加掲載します。
クリックで次へ
更に約2週間後、同じエノキの木で目撃しました。
予想通り、幼虫時代を過ごした生まれ故郷に戻っての産卵でした。
脇目も振らずに真剣に葉から葉に飛び移ってお尻を擦付ける動作を繰り返しています。
クリックで次へ
お尻の先に、産み落とされたばかりの真ん丸な緑色の卵がひとつ写っています。
葉の色に近い為見分けが付き難い。大切な卵を外敵から守る為の擬態でしょうか。
それにしても産卵は母体への大きな負担を強いる行動の様です。
しばらく産卵を繰り返した後、葉の上でぐったりとして翅を休める姿が印象的でした。
卵の詳細画像を下に掲載します。
クリックで次のページへ
同じエノキの木で約一週間後に目撃したゴマダラチョウの卵です。
産みたてのはきれいな緑色でしたが、これは上部がやや黒っぽく変色しています。
どうやら孵化が近づいて、中の様子がうっすら透けている様です。
無事誕生まで辿り着けるのか、とても気になります。

◆ゴマダラチョウの幼虫からをご覧になる場合は 当ページ内のこちら からどうぞ。
このページの先頭へ
Digital Camera: OLYMPUS E-510/ZUIKO D 35mm Macro(1st, 3rd & 4th image),
PENTAX K10D/TAMRON 90mm Macro(2nd image),
NIKON D40/AF-S VR Micro NIKKOR 105mm(5th & 6th image),
RICOH Caplio R7(7th & 8th image),
Processed by Adobe Photoshop CS3 Mac,
Exp.Date: 2008/5/21 & 6/24 & 6/25 & 7/10 & 7/27 & 8/2 at Tokyo (東京)
(c) 2008 Toshio Someya All rights reserved.
前へ 表紙へ 次のページへ

昆虫写真館総合案内へ フォト蔵のTopに戻る