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昆虫や蜘蛛の身体付きは千差万別です。
中でも何かに見せかける為に編み出された姿は、凄いなーと感心させられる物が多い。
このページに掲載するのはスリムな身体付きによる”だましのテクニック”3例です。 |
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毎年サクラの花が散り新鮮な若葉が生まれる頃になると続々誕生します。
ナナフシの幼虫。”僕は虫じゃないよ。植物だよ。”と言いたげです。
画面左側が前方。前足をぴたりと密着させて小枝になりきろうとしています。
でも緑の葉っぱの上でそれをやっても、ちょっとね・・ |
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胴体も翅も超スリムな蛾・トリバガです。
この体形は枯れ草の切れ端になろうとした結果ではないかと思います。
靴音に気づき飛び去る様子は、つま先で蹴散らした枯れ草そのものという感じです。
あっ飛んだなと気づいても、通常逃げ込む先が枯れ草なので発見はかなり難しい。
この日はたまたま緑の草に止まったのですかさず一枚。 |
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このクモの場合は、クモの網に引掛かった枯れ草の切れ端を目指している感じです。
身体を長く伸ばして待ち受け中。網はクモの巣状ではなく一本の単純な糸でした。
どうやら狙う獲物は昆虫ではなく、勘違いしてこの糸を渡って来るクモらしい。
クモは様々なだましのテクニックを編み出しますが、これもかなり上手い。
(この画像のみ2008/4/11に撮影。他は2008/4/16に撮影。) |
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Digital Camera: PENTAX K10D/TAMRON 90mm Macro,
Processed by Adobe Photoshop CS3 Mac,
Exp.Date:
2008/4/11 & 4/16 at Tokyo (東京)
(c) 2008 Toshio Someya All rights reserved. |
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