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東京の昆虫レポート2011
”寂しくはない”
ギンヤンマ、アジアイトトンボ、オオカマキリ、ハエトリグモ、ウラナミシジミ
撮影・掲載:2011/8/28(6画像で構成)
8月最後の日曜日。虫取りに精を出す子供たちの甲高い声が飛び交っていました。
楽しかった夏休みも残り僅かです。そろそろ夏の終わりの寂しさが漂い始める頃。
しかし昆虫の世界は、夏の主役の最後の頑張りと秋の主役の顔見せで意外と賑やか。
寂しいなんて感じている暇はありません。
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遥か昔小学生の頃の思い出にダイレクトにつながる光景です。
Yシャツの空箱に採集した虫を収めて、始業式に持って行くのが宿題の定番スタイル。
今やそれも自然保護の観点から禁止となってしまった様です。
どうなのかなぁ・・生き物に直接触れる体験ってとても大事だと思うんだけど・・
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ギンヤンマ。今日も一時も休まずパトロール飛翔を繰り返していました。
精悍なこの姿を楽しむのも今の内。
過ぎ去った夏の思い出に変わってしまうのも、そう先のことではない筈です。
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次の夏に向けて、今トンボたちの繁殖活動が盛んに行われています。
見るからにダイナミックなのもあるけれど、アジアイトトンボの場合は至って物静か。
オスの護衛は無し。単独のメスがお尻をくいっと曲げて卵を産み落としていました。
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昆虫界の主役交代を象徴するのが、立派に成長したオオカマキリのこの姿です。
きりっとカメラを睨みつける目も迫力十分でした。
鎌を縦横無尽にふるって、鮮やかなハンターぶりを見せるのももうすぐの筈。
適度にやってねと言うのが、私の気持ちではあります。
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ハエトリグモは季節を選ばず、名ハンターとしての実力を発揮中です。
秋型昆虫が数を増すこれからは、その腕が一層の冴えを見せそう。
今日は小さなカメムシが犠牲になっていました。
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秋の雰囲気が漂い始める頃、姿を現すウラナミシジミ。
今年もジャストインタイムで登場しました。しかし今日の目撃はこの一頭だけ。
場慣れしていないのか、神経質で落ち着きのない飛び方を繰り返していました。
美しい波模様をじっくり観察出来るのは、もう少し先になりそうです。
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Digital Camera: RICOH CX3(4th image),
OLYMPUS E-3/SIGMA 105mm MACRO(other images),
Exp.Date: 2011/8/28 at Tokyo(東京),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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