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東京の昆虫レポート2011
”お盆の頃には”
ショウリョウバッタ、チョウトンボ、ギンヤンマ、セグロアシナガバチ、アブラゼミ
撮影・掲載:2011/8/13(5画像で構成)
家に籠っていては虫との出会いは叶いません。うんざりする暑さの中歩きました。
空振りなら諦めるけれど、出会いはやはりそれなりにあり。
熱中症だけは避けないとと気にかけながら・・でも結構楽しんでいるのが何とも・・
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ショウリョウバッタ(精霊蝗)
お盆の頃に特に多く目にする様になるので、そう呼ばれています。
子供の頃、お盆になると、母が良く口にした言葉があります。
殺生をしてはいけないよ。亡くなった人が姿を変えて戻って来たのかも知れないから。
今でもこの時期、様々な昆虫を目にするごとに、その言葉がふと蘇ります。
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トンボにも精霊と呼ばれる種があります。今多く目にするウスバキトンボがそれ。
私の感覚で言うと、このチョウトンボもそう呼ばれる資質十分じゃないかと・・
何とも幽玄なこの姿。蝶の様に飛ぶ様子も、凡そこの世のトンボとは思えない程です。
今日も沢山舞っていました。これは飛び疲れて一休みの図。
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一方こちらはバイタリティに溢れるトンボ・ギンヤンマのカップル。
前方のオスに首をがしっと押さえ込まれたメスが尾を水中に浸して産卵中でした。
こうしている間にも、他のオスが盛んにちょっかいを仕掛けて来ます。
オスがこうしてガードしないことには、簡単にメスを奪われてしまいそう。
何とも熱いデッドヒートでした。
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今日も非常に暑い。用意したスポーツドリンクがあっと言う間に空になりました。
喉が渇くのは昆虫も同様。このセグロアシナガバチは泥水をごくごく。
こう言う吸水行動は蝶で良く見られるのですが、大形の蜂にも共通する様です。
水と同時にミネラル分も摂取しているらしい。決して汚いなぁと思ってはいけません。
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セミは相変わらず過密状態。しかし寂しい光景を目にする機会も増えて来ました。
このアブラゼミは、メスを求めて飛翔中に蜘蛛の巣に引っかかってしまった様です。
この様な悲劇って、今や決して稀な光景ではありません。
こうして命を落とす個体が増えるにつれ、大合唱も次第にボリュームダウンする筈。
昆虫の季節は一時も留まってはいません。
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Digital Camera: OLYMPUS E-P3/M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm (1st & 2nd image),
/M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm(other images),
Exp.Date: 2011/8/13 at Tokyo(東京),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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