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目にする昆虫も夏の顔なじみが勢揃いして、気分的には既に夏真っ盛り。
この分だと、いつもより長い夏になりそうな気がして来ました。
昆虫観察の上では悪い条件ではないけれど、諸事情を考えると、そうとばかりも・・ |
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省エネのお陰で思いがけず顔なじみになったのがこれ。小さなセマダラコガネです。
昼間は草原で過ごしているみたいですが、夜になると人家の灯りに誘われて・・
開け放った窓から家宅侵入のし放題です。
レースのカーテンなんて気にもせず、器用にくぐり抜けていざっ!って言う感じ。
甲虫に良く見られる行動ですが、現状は何故かこの種ばかり。大量発生中でしょうか。 |
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水辺では、夏の主役・様々なトンボの賑わいが一段と増して来ました。
これはそんな中での個性派チョウトンボです。飛び方も蝶みたいにひらひら。
その秘密はこの翅にあり。身体に比べてアンバランスに思える程に大きい。
色も黒なので、人によっては不気味に感じることもある様です。 |
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トンボ界の主権を握る強者と言えばまず思い浮かぶのがギンヤンマ。
ただその地位を保つのは容易じゃないみたい。休みなく領域巡回飛行の繰り返しです。
その必死さは気の毒に思える程。偉くなるのって幸せな事ばかりじゃないのかも・・
さすがに疲れたのか、水辺の草で小休止したところを一枚。 ”お疲れさん” |
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アオスジアゲハの産卵が盛んに行われています。タブノキの葉は好ターゲットの一つ。
幼虫が食べ易い様に、出来るだけ柔らかそうな若葉を選んで産みつけるのが親心です。
その親心に応えて順調に生育中の幼虫を目撃しました。食いっぷりはご覧の通り。
まだ孵っていない卵も数個確認出来ましたので、この葉っぱの行く末は既に決まりか。 |