昆虫写真速報・東京の昆虫レポート2011・ヤブキリ幼虫、マルカメムシ、キタキチョウ、ルリタテハ

桜の開花が契機となり、昆虫の世界は長い冬の眠りから完全に目覚めた様です。
所によっては今年初の夏日を記録した日。昆虫の動きにも活気が感じられました。

凄い勢いで数を増やしているヤブキリの幼虫。
数が多いと面白い行動をするものも現れます。小さな地球に乗っかって遊んでる？

勿論遊んでばかりじゃなくて、食事に精を出すことも大切な日課です。
早く大きくなる為にむしゃむしゃ。かじられるハルジオンにとってはとんだ災難。

草むらの ”匂いの素” もいよいよ登場しました。ころころ体形のマルカメムシ。
今日見かけたのは一つだけでしたが、この先集団での匂い発散が予想されます。

暖かさに誘われて各種蝶の動きも活発でした。
カラスノエンドウの花に来て吸蜜していたのはキタキチョウ。
レモンイエローの翅が強い陽射しを受けて輝いていました。

全然輝いていなかったのがルリタテハの裏翅。
本当は黒地にルリ色の綺麗な表翅をじっくり観察したかったけれど、それは叶わず。
今日は警戒心強過ぎでした。次の出会いに期待と言うことで、今日はこの一枚。