root@mypc:~# echo swat 901/tcp >> /etc/services root@mypc:~# echo swat stream tcp nowait.400 root /usr/sbin/swat swat >> /etc/inetd.confこれは前にも使ったリダイレクトというやり方です。もちろんエディタで開いて追加してもかまいませんが、Linux上で慣れないエディタを使うよりこの方が簡単です。Ctrl+Alt+Delete で再起動したら、WindowsマシンからWWWブラウザで次のURLにアクセスしてください。
http://192.168.0.1:901/うまくアクセスできればユーザー名とパスワードの入力ウィンドが開きます。ここで入力するのは、Linuxのユーザー名 "root"とパスワードです。
項目 | 説明 | 私の設定値 |
workgroup | Windowsネットワークのワークグループ名 | kita |
netbios name | Windowsネットワーク上で表示するパソコン名 | libretto |
server string | ネットワークコンピュータで表示されるコメント | Linux on Libretto |
interfaces | 接続に使用するネットワークデバイス名 | eth0 |
security | "SHARE"を選択すると個別にユーザー認証せず、全員ユーザーが"guest"としてログインします。自宅内ならこれで良いでしょう。 | SHARE |
encrypt passwords | パスワードを暗号化するかどうかを選択します。Windows95 SP1以降、およびWindowsNT4 SP1以降は"yes"を選択します。 | Yes |
update encrypted | 暗号化せずに入力されたパスワードをsamba側で暗号化するかどうかを選択します。上で"yes"を選択した場合、"no"を選択します。 | No |
guest account | "guest"ユーザーのユーザー名を指定します。 | nobody |
hosts allow | 接続を許可するホストを指定します。 | 192.168.0. |
入力したら、"Commit Changes"をクリックします。
項目 | 説明 | 私の設定値 |
comment | 共有フォルダに表示されるコメント。 | なし |
path | 共有するディレクトリを指定します。Linuxマシンの全ディレクトリをWindowsから操作したいなら、"/"を指定します。 | / |
guest account | "guest"ユーザーのユーザー名を指定します。Linuxマシンの全ディレクトリを操作したいなら、"root"を指定します。 | root |
writeable | 書き込み許可の設定 | Yes |
guest ok | "guest"ユーザーのアクセス可否を設定します。 | Yes |
hosts allow | アクセスを許可するホストを指定します。 | 192.168.0. |
私の設定は、あくまでも自宅内での使用を前提としています。それ以外の場合、使用環境に応じて適宜設定してください。入力したら、"Commit Changes"をクリックします。
プリンタの共有設定は後に回し、一旦ファイルの共有設定を有効にします。 "STATUS" を開いて "start smbd" と "start nmbd" を順にクリックします。これでsambaが起動し、WindowsマシンからLinuxマシンが見えるようになります。
#ttyS0 #ttyS1 #ttyS2 : :という行が並んでいるので、先頭の"#"を全部消します。これで終わりです。早速Windows上からログインしてみます。DOSプロンプトを開き、次の様に入力してください。
C:\Windows> telnet 192.168.0.1"TELNET" という別のウィンドが開くので、あとはいつも通りログインするだけです。
libretto login: root Password: Linux 2.2.16. Last login: Sun Jul 1 22:56:26 +0900 2001 on pts/0 from nobuhiko.kita. You have mail. root@libretto:~#
ALL: ALLこれで全てのアクセスが拒否されます。ただし、自宅内の Windows マシンまでアクセスを拒否されるので、反対にアクセスを許可する設定を行います。/etc/hosts.allow を開き、次の1行を追加します。
ALL: 192.168.0.hosts.deny より hosts.allow が優先されるので、これで 192.168.0.* というアドレスからはアクセス可能になります。