Otoshibumi Craft Lab 電気の森 The Forest Of Electric
+ Electronic Technorogy [1999]
電気回路編 第1章 オームの法則 Ver.3.x
Ver.3.0 Last updated : 1999/11/10
抵抗器とは、回路に流れる電流を妨げる役割をする装置である。
「回路(電気回路)」については、次節で詳しく説明します。
前節(A−4節)A4d01項で述べた「水を循環させる装置」に「水の流れを妨げる装置」を加えたものが、図.A−5−1(a)である。
「水の流れを妨げる装置」に類似させ、図(b)のような「電荷の移動(電流の流れ)を妨げる装置」を考える。この装置が抵抗器である。
抵抗器の図記号として、図.A−5−2に示すような記号を用いる。
一般的に、抵抗器といえば固定抵抗器を示します。固定抵抗器は、「一つの抵抗値を持ち、(理想的には)抵抗値の変化しない抵抗器」です。この図が、固定抵抗器の図記号です。
可変抵抗器とは、手動による操作(例えば、「つまみを回す」、「つまみをスライドさせる」など)によって、電気抵抗を変化させることのできる抵抗器をいう。
固定抵抗器とは、一つの抵抗値を持ち、(理想的には)抵抗値の変化しない抵抗器をいう。
一般的に、抵抗器といえば固定抵抗器を示します。
電気抵抗(または、単に抵抗)は、A−8節で詳しく説明します。A−6、A−7節を学んでからA−8節に進んでください。お急ぎの方はこちらへ。
[Link] A−8 電気抵抗とコンダクタンス
可変抵抗器の図記号として、図.A−4−3(a)に示す図記号を用いる。
図(b)の図記号は、可変抵抗器の内部構造を簡略化した図記号である。
本書では、2通りの図記号を用いることにします。図(b)の図記号は、次節(A−6節)で述べるOtoshibumi流図記号で用います。
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